岡本和久のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
難しいこと考えずに初心者は(証券会社がオススメの)投資信託を買いなさい、ってことをいってます。
前線バリバリの証券アナリストたちが投資のコツを解説した本。派手なテクニカル分析よりも、老後資産を構築するために、長期的にじっくり資産を作ることを目指す、すごく渋い本。
ダイヤモンドZAIのコラムっぽいな、と思ったし、序盤はしっかり読むほどでもないかな、と思っていたけど、第2章、第3章と進むにつれ、どんどん実践的になっていきました。
資産形成の大きな参考になります。
投資は短期的なものではなく、長期間、忍耐を持ってじっくり貯めるものというスタンスです。
ふーん、と思いつつ、この本のメインターゲッ -
Posted by ブクログ
何かと変動の多いご時世、歴史に学ぶ重要性は高まっているように感じます。下記、心に残ったフレーズですが、澤上さんのスタンスに近いものをあちこちで感じました。肩の力を抜いた無理のない投資でないと長続きしないですし、お金が人生の手段なのか目的なのかが曖昧になりがちなんではないでしょうか?
リラックス投資とはマーケットという壮大な金融市場のタオに沿ったゆったりした投資。
投資とは自分の持つ資源を時間の流れの中で活用し、将来、大きな満足感や幸福感を得るもの
→キーワードは「時間」
世界経済の大きな流れは企業が日々行う価値創造の過程の集まり。
その過程の一局面をとらえて時に不況、好況と騒いでいるが -
Posted by ブクログ
老荘思想とパッシブ(受動的)投資を融合させた一冊です
単純に老荘思想に触れるのも読んでいてためになると思いますし金融工学のような錬金術ではないシンプルな投資法・・・「急がない」「欲張らない」「争わない」「考えすぎない」とスローライフのすすめのようにも感じます
いくつもの道徳経と荘子を題材にしていますし大切な部分を付箋紙でチェックすると付箋紙だらけになるのですが個人的に一番興味深く感じたところ
吾唯知足(われただたるをしる)
この「足るを知る」は必修科目で竹川美奈子さんの新著「たりないお金」のあとがきにも登場します
この欲張らない、満足することを知ることは客観的に自分を見られることに繋が -
Posted by ブクログ
岡本さんが言われるよう老荘思想はとても広い考えで大きなうねりを受け止めてとらえる長期投資にぴったりしていると感じました♪
『陰』と『陽』を分けて考えるのではなく、二つを一つと大きく捕らえることと言うのはとても大きな学びのように思います。
今はあまりに分けて考えていて大きく物事を捕らえることが出来ていないことが多いのだろうかとも考えさせられましたし、投資に限らず生活に活かせる素敵な本だと思いました♪
また1番最初のページも陰陽に対してすごく印象的でわかりやすかったです♪
シンプルな言葉で書かれていますがとても奥深い言葉ばかりなので、読むほどに色々と学ぶことも深まるのではないかな -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
老荘思想を投資に応用することで、マーケットに戦いを挑んで疲れた多くの投資家に投資の本質についての気づきを与え、また「将来の自分は、いまの自分が支えるんだ」と前向きな決意をした投資入門者には、投資における心構えとシンプルな投資法を伝える。
[ 目次 ]
第1部 老荘思想とリラックス投資(日本をとりまく現状;老荘とは;投資とは;リラックス投資とは;本書の構成)
第2部 老荘の教えと投資の成功法(気宇壮大な視座を持つ;世の中、変化してやまない;世の中、常に均衡している;はるか長期の大きな視点で投資を行う;本質を見よ;区別したり、決めつけたりせず柔軟であれ;タオは隅々にまで行きわたって -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
企業の本質を見抜く眼力。
幸せを呼ぶ資産作り。
先人に学ぶ知恵、ぶれない運用哲学。
投資信託のカリスマ・澤上篤人、日本一の個人投資家・竹田和平の特別対談も収録。
[ 目次 ]
勝者のゲームを闘う法
証券アナリストの技法―株式の価値を求めて
「勝者のゲーム」を闘う人々―その投資哲学
運用形態の変遷と個人のための資産運用
勝者との特別対談
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った