あらすじ
今日、多くの方が将来のお金に対する不安を感じています。不安を感じつつも、どうしてよいかわからないという方も多いものです。しかし、将来の自分は今の自分が支えるより仕方がありません。
投資は、できるだけ早く、できるだけたくさん儲けようとするから難しいのです。少しずつ時間をかけて資産を育てていけば、とても簡単なものです。
人生を通じての資産運用を始めるのは、そんなに難しいことではありません。本当に難しいのはそれを続けることです。そして、続けなければ効果が出てきません。
長期的に資産を形成していくための「装置」を作り、それを点検しつつ「管理」していく。長い期間にわたって資産運用を続けていると、その道中にはいろいろな誘惑が登場します。しかし、それらに惑わされないで、ひたすら合理的なことを続けるのが大切です。「惑わされない」ことが資産運用の成功のカギです。
個人投資家を惑わす大きな要因は4つあります。それらは「情報」「相場」「商品」、そして、「自分」です。これらに惑わされず、投資を成功に導くにはどうすればよいのか。個人投資家に絶大な信頼を寄せられる資産運用のプロ4人が集い、4つのテーマから実践的にアドバイスします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
[手に取った理由]
投資ブログで紹介されていたから。
[感想]
投資をする際に、やってはいけない事が書いてあり、参考になりました。状況による心境の変化を、例を上げて解説しています。
なるほど。こうやって人は間違った選択をしてしまうのですね。思い当たる事が書いてありました。
ここに書かれている失敗はせずに投資をしたいと思いました。
Posted by ブクログ
難しいこと考えずに初心者は(証券会社がオススメの)投資信託を買いなさい、ってことをいってます。
前線バリバリの証券アナリストたちが投資のコツを解説した本。派手なテクニカル分析よりも、老後資産を構築するために、長期的にじっくり資産を作ることを目指す、すごく渋い本。
ダイヤモンドZAIのコラムっぽいな、と思ったし、序盤はしっかり読むほどでもないかな、と思っていたけど、第2章、第3章と進むにつれ、どんどん実践的になっていきました。
資産形成の大きな参考になります。
投資は短期的なものではなく、長期間、忍耐を持ってじっくり貯めるものというスタンスです。
ふーん、と思いつつ、この本のメインターゲットが(多分)退職金投資家(あるいは老後資金投資家)と考えれば、そりゃそうだ。
目先の利益よりも、老後の資金を確保するためだったら、キャピタルゲイン目的の投資なんかオススメできないでしょう。
フィリップ・フィッシャーの「株式投資で普通でない利益を得る」のエッセンスを噛み砕いて抽出した感じです。
これから投資を始める人はもちろんだけど、すでに読んでいる人もぜひ参考にしてほしい一冊です。
Posted by ブクログ
とてもわかりやすく参考になる。投資は 、あらためて長期が大切。短期でチョコチョコ動くのではない。
投信もシンプルなものを選ぶべき。年に数回は、投資配分の見直しが必要。
Posted by ブクログ
一応、初心者…という域から、そろそろ初中級者くらいの投資歴にはなりつつあるけど、そういう時が一番、知識やテクニックを中途半端に知ってしまった頃であり、だからこそ痛い目にあうかも…と思っていたところにこの本と出会い、とても参考になった。「普通の主婦が1億円…」的煽りタイトルの本よりも、もっとこういう本がたくさん出てほしいと思う。
Posted by ブクログ
投資をする際に参考にしたいと思った点は以下の2点。
①リターンはコントロールできないが、リスクはコントロールできる。
②情報の価格にある理由を考える(証券会社のセミナーでなぜ無料のものがあるか)。