90点。自分の趣味にビンゴなのもあるけど間違いなく良作。
第15回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”受賞作…の割に充分面白いと思う。
発売時からずっと読み進めているが、毎度よく話も練られていて読みごたえもある。
確かにオチのつけ方、落とし所には微妙なところも残るが、それまでの経緯が充分楽しい。
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なんか思い出すと思ったら話の練られ具合が狼と香辛料の1巻に似てるんだ。読み応え的にはあれくらいを想像してもらえればいいかな。
さて1巻ではゲストヒロインのカグツチさんが正ヒロイン?のへっぽこを完全に食ってしまっていたせいか2巻では名前すら出ず…と思いきや3巻で再登場キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
ニヤニヤしっぱなしですよ、ええ。
神様を取り戻すために潜入 → 潜入先で何故か家庭教師兼執事として使える事に → そこのツンデレお嬢様に気に入られる
という燃えるもとい萌える展開もありますぜ。
今作では今まであまり触れられなかった主人公の昔話も少し混じり、複線というかまだ見えてなかった部分が見えてきた感じ。
少ない登場人物でここまで楽しく読ませてくれるのは珍しい。
今のとこ電撃新人ではイチオシ…だったが終わり方が円満すぎて4巻でないかも知れんぞこれ('A`)
こういう本こそ長く続いてほしいんだが…
愛読者カードってちゃんと作者に行くの?
行くなら書いちゃうぜ。