森田ゆりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
子どもにはそれが性的虐待である事がわからないのが怖い
大切な事なので
性教育をするのは学校ではなく、親がするべきだと思いました
ものすごいえげつなくて、書けないような内容のこともあるんだろうなと思う
子どもが悪いことをしたと思って隠したり言うのをやめたりする事があるので、聞き取り方にも注意が必要な事がよくわかりました
著者は被害者のその後のケアもできる人なのですごいと思う、何があったの?って聞いてしまいそうになるけど、チラッとでも思い出そうと思いました
リアルに
子どもたちの境界線があいまいになっていて危うい子がいるな、という実感をしています
SNSにどこからでも繋がり、危険な情報 -
Posted by ブクログ
信じられない世界。
でも、
現実に起こる身近な残虐行為。
この本を読んで性的虐待について沢山の知識を得た。
『国際的な研究の場でしばしば引用される子どもへの性的虐待の統計数値によれば、性的虐待は3〜4人に1人の女子、5〜6人に1人の男子に起きているといわれている。』
この数字は、性的虐待はかけ離れた世界の出来事であると捉えていた私に衝撃を与えた。
また、この本には、性的虐待に関する日本の改善すべき法律の問題、諸外国のシステムの詳しい紹介、虐待のサインに気付いたときの応急処置の仕方の詳しい説明等が書かれている。
男女問わず、年齢問わず、職業問わず、この本を読んで、性的虐待について、正し -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
子どもをめぐる悲惨な事件の報道が跡を絶たない。
いったい、この種の事件の背景に何があるのか。
本書では、実態を把握し、抱かれがちな誤解を解き、なぜ適切な介入が困難なのか、解決のためにどうすればいいのかを考察していく。
制度改革への緊急提言をも盛り込みつつ、あらゆるいのちに力強いエールを送る「心の救急箱」。
[ 目次 ]
第1章 性的虐待の基礎知識
第2章 性的虐待の要因
第3章 「小児性愛」という欺瞞
第4章 子どもによる性的加害
第5章 男子への性的虐待
第6章 性的虐待対応の六つの困難性
第7章 子どもの話を聴く
第8章 制度改革への提言
第9章 発見と隠蔽の歴史は繰り返さ