内富拓地のレビュー一覧

  • 覚の駒 5
    これまた積み読消化で、やっと、感想を書けた
    ほぼ一年前に出た漫画の感想を「今頃かよ」と思われてしまうなぁ
    完結は残念だが、イイ終わり方だったので、ちゃんと受け入れられた
    内富先生は、もしかしたら、こう言われたくないかも知れないが、やっぱ、藤田先生の下で、漫画家としての血肉を育んだだけある
    けど、藤田...続きを読む
  • 覚の駒 4
    うん、この四巻も面白いっっ
    やっぱり、前巻より、少年漫画家としても、一人の人間としても成長しているな、内富先生、と感じられる点が多かった
    私の中では、将棋系の漫画として、この『覚の駒』は『ハチワンダイバー』(柴田ヨクサル)、『3月のライオン』(羽海野チカ)に並びつつある(ちなみに、今、私が注目かつ一...続きを読む
  • 覚の駒 3
    うーん、やっぱ、好きだな、この漫画
    どこがイイかって、漫画家の地力が巻を重ねる度にメキメキと上がっている事が、読み手に判り易いトコ。漫画家の成長は、ファンの読み手だけでなく、担当編集や師匠にも嬉しい事実だろう
    一話完結から、前後編と言うスタイルに変えた事により、話が薄まるどころか、厚みが確実に増して...続きを読む
  • 覚の駒 2
    待ってました、2巻目
    やはり、期待していた通り、噛み応えが出てきている
    師匠の所で学んだ事を活かしつつも、「自分らしさ」を掴んできたようで、ストーリーの輪郭もしっかりとしてきている
    将棋と歴史、このバランスも、よく取れている
    どちらにも詳しくても、逆に、知識が乏しくても、少年漫画として十分に楽しめる...続きを読む
  • 覚の駒 1
    人は心の底に「要の一手」を秘する―――――(本文より)

    将棋×歴史×物の怪漫画。

    死を目前にした人間の前に現れて、将棋を指さないかと誘うのは、愛宕山に住む物の怪の「覚」。将棋を通して心を見透かしてしまうのだ。

    単なる将棋漫画では無い。将棋の指し方に映し出される人の想いを丁寧に、迫力ある画面で描...続きを読む
  • 覚の駒 1
    師匠・藤田和日郎先生が、嫉妬するだけの価値はある良質作品
    藤田先生の下で10年、腕を磨いていただけはある、と読み手を唸らせるレベル
    藤田イズムを受け継ぎつつも、今現在、第一線で活躍している藤田一門の卒業者である先生たちと同じように、“自分らしさ”がちゃんと表面に出ている作品に仕上がっている、と私には...続きを読む
  • 薩摩転生~世に万葉の丸十字が咲くなり~ 1
    作者は藤田和日朗さんのアシスタントだったらしく、絵柄(顔の書き方や陰影の付け方)は確かに「からくりサーカス」や「うしおととら」っぽい。
    漫画の内容については、他のレビューに詳しく書かれている通り。一言でいうなら「ドリフターズ」の軍隊版か。「ドリフターズ」のほうは英雄一人だけが転生していたが、本作では...続きを読む
  • 薩摩転生~世に万葉の丸十字が咲くなり~ 1
    島津四兄弟が古代ローマにタイムスリップ。襲いかかるローマ軍団を切り刻む、という展開から始まる「薩摩転生」。
    なんでそんなことになってしまったのかというと、ササン朝ペルシアの陰謀ということらしいです。ローマ帝国打倒のために、歴史上の伝説的強さを誇った軍隊軍団を3世紀に召喚してしまえ、というぶっ飛んだ作...続きを読む
  • 覚の駒 1
    表紙の絵に惹かれて読んでみました。1話完結型でそれぞれのお話がうまく纏まっており、どのお話も見せ所があって面白かったです。
  • 覚の駒 2
    史実とは異なるお話ですが、明君と暗君の足利義澄が同情の余地のないストレートな悪役で、スカッとしたラストが良かったです。
  • 覚の駒 2
    歴史上の人物と、そうじゃない人との対比がなかなか楽しい。
    でも、将棋の部分はすごく弱いなぁと思ったりもします。どんな手を打っているのか、イマイチわからない。

    まあ、そこを強調しすぎるとうざったくなる気もするので、これでいいのかなぁ。

    これ、世界史でもできそうなのですが、「将棋」をポイントにもって...続きを読む
  • 覚の駒 1
    人の心を読む美しいあやかし「覚」が、心に迷いを抱える人間と将棋を指すことによって相手の迷いを断ち切っていく、という構造。1巻の中では銀子の話が一番印象的だった。覚が将棋を指す目的もまだ明らかじゃないし、次も気になる。
    覚がかわいい。
  • 覚の駒 1
    題材とか、設定は、魅力的です。
    あと、覚の顔も好きです。

    まぁ、みんなが将棋をしっているというのは、けっこう難しいと思うし、覚のことも、みんな同じ説明で知っているというのはどういうことかと思ったりしますが。

    でも、歴史を旅する妖怪。人と将棋を指すことで、その人の心の奥底をのぞくというのは、聞くだ...続きを読む
  • 覚の駒 2
    毎回中心キャラクターが変わることもあって、
    覚との出会いや対局開始のシーンが
    アニメのバンクシーンさながらに
    毎回ほぼ同じく展開されていきます。
    自然でもあるし、どこからでも世界に入っていける
    利点はあるんですけど、巻を重ねるとどうかな?

    作品のテイストはやっぱり好きですが。
  • 覚の駒 1
    表紙の雰囲気に惹かれて…。
    妖+歴史+将棋という面妖なコラボレーション。
    藤田和日郎さんのテイストが色濃いですね~。
    絵や展開は好き嫌いあるかも。僕は好きですがw。