皆川明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
すごく良かった。引用したいページがたくさんあるけど、とりあえず登録だけ。
いつか着たいと思い続けているminaは、読み終わったらやっぱりますます着たくなった。20代のころは可愛すぎてって思ってたけど、そろそろ良いのかな、って最近思ったり。
minaを立ち上げるまでの経緯も興味深いけれど、断然、皆川さんの考え方やものの捉え方、思いが素敵で「ああ、だからあんなデザインができるんだな」と思うとともに「だから私は好きなんだな」と分かった一冊。
それに松浦さんとの対談も面白く、なにより辻村さんのあとがきがこれまた良いお話。
まだ洋服は着ていないけど、たった1つだけ持っている(そしてその手に入れた経 -
Posted by ブクログ
高いお洋服は、よそゆきの時に、少し背筋を伸ばして着るものだと思っていた。
でも、高いお洋服は、ずっと着るものだから高いのだ。流行とは違う、スタイルであるが故の価値。タンスに飾っている時間が長いよりも、私らしい毛玉を沢山こしらえてあげた方が、セーターも冥利に尽きるだろう。
皆川さんが、体育会の陸上選手だったこと、魚市場でマグロと共に働いていたこと。この本を読んでとても皆川明がすきになった。アサリの殻の模様がひとつひとつ違うことが、皆川ファブリックのヒントになっていたなんて。
やはり、日常はワンダーに溢れている。
そうだ私も、春になったらミナを着て、旅に出よう。
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