富松保文のレビュー一覧

  • アリストテレス はじめての形而上学

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    ガチ哲学。存在についての議論は何とかついていけたので勉強になった。時間についての議論はやっぱり難しい、と言うか、何故そのような議論が必要になってくるのかが、今ひとつ腑に落ちない。キーワードは境界。それと、線は点の集合ではないし、時間は「今」の集合ではないということ、かな?あと、可能態も大事そう。

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    2023年02月07日
  • アリストテレス はじめての形而上学

    Posted by ブクログ

    「ある」とはどういうことか?という問いから「いま、ここ」まで。

    かなり読み応えある。でも読みやすいし理解しやすい。

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    2021年04月25日
  • アリストテレス はじめての形而上学

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    「ある」について、数学との関連性がよくわかった。今までに2度読んだが、少なくともあと10回は読み返す予定。

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    2012年08月03日
  • アリストテレス はじめての形而上学

    Posted by ブクログ

    形而上学に関して、アリストテレスの考えをベースに説明した本。
    形而上学とは、「ある」とはなんなのか、を追求する学問であり、正直それだけ聞くと少し胡散臭い(笑)

    ただ、形而上学というその考え方や思考が、様々な言葉や定義を産み出したりしていることが理解できた。

    この本を読むだけではもちろん形而上学を語れるようにはならないが、最初の一歩としては良い本だと思った。

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    2025年11月27日
  • アリストテレス はじめての形而上学

    購入済み

    どう読むか、という本

    アリストテレスの形而上学をどう読むか?というのが本書のボイントですね。
    存在という概念を、幾何学の点、線、面の定義から問うという方法が面白いですね。

    #タメになる

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    2021年11月07日
  • アリストテレス はじめての形而上学

    Posted by ブクログ

    アリストテレスの「実体」をめぐる問いから説き起こし、時間論や可能態と現実態についての議論をたどりながら、哲学的な考察が展開されています。

    まずは、「実体」についてのアリストテレスの議論が解説されます。アリストテレスは「実体」について、「自然物」、「魂」、「数、点、線、面」「本質ないし定義」という4つの考え方があると紹介しています。著者はこれをわかりやすく説明し、とくに「数、点、線、面」という考え方をめぐって、ピュタゴラスやプラトンのイデア数論を著者自身の考察を交えながら議論を進めていきます。そして、アリストテレスの可能態と現実態の区別に触れつつ、可能無限の発想を説明します。

    次に、ゼノンの

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    2017年11月30日