山内あゆ子のレビュー一覧
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・システム思考の法則
今日の問題は昨日の「解決策」に由来する
強く押せば押すほど、システムはより強く押し返してくる
誰のせいでもない
・問題を抱えたときの思考と同じ発想では問題は解けない(アインシュタイン)
・戦略転換点とは、企業の障害に根本的な変化が訪れる時点だ。この変化によって、企業は新たにより高いレベルに達することができるかもしれない。しかしこれはまた、終焉に向かう第一歩でもあり得る
・行動→視点→マインドセット
・あなたが問題に取り組み、単に解決するばかりでなく、問題自体を永遠になきものにしてしまったら、あなたやチームや顧客はどんな行動をとるだろうか?何がより速く、より安く、より -
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大変応援された本となった。読んでよかった。まさに「明日始めるのだ、いや、いますぐにだ!」と行動を後押ししてくれる本となった。 帯にも「アンラーンの全貌がついにつかめる!」と記載あり、なるほどなるほどと思った。
「教えないスキル」でもアンラーンの話は触れられており、そこでは「学びほぐし」と訳されていた。しかしながらアンラーンの重要性は強く説明されていたし、気になっていたキーワードとなっていた。そんな中、(僕にとってはあの)中竹竜二氏が監訳されていたこともあって、気になって調達したのだけれど時間に追われて読めない状態となっていたが本当に読んでよかったと思う。多くの方に読んでいただきたい。
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本書はリーダーシップの分類に入る本ですが、書店でお目にかかる他のリーダーシップ本とは毛色がだいぶ違う印象を受けるかもしれません。本の中であるべきリーダー像や求められる資質を明確に示すと言うよりは、「リーダーたる者次の5つの質問に対する答えを持っているべきである」、というアプローチをされています。質問の答えは各人各様だが、この5つに対する答えはもっていないとダメだということです。そのため読者の中にはモヤモヤ感がたまる人もいるかもしれませんが、私自身は読み進めていくにつれて著者のアプローチの方が正しいのではないか、つまりリーダーとはいっても万能な人間はおらず、苦闘を通じて人間的に成長していく、その
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これまでの成功体験によって身につけてきた知識や考え方の中で、時代や環境の変化に適応できなくなったものを捨てて、新たなことを学び直すための心構えや手法をまとめた自己啓発書。
著者はアンラーンのプロセスを、課題を特定して成功にコミットし、コンフォートゾーンから出る覚悟を決めて行動する「脱学習」、大きな成功に向けて小さな実験を積み重ねる「再学習」、実験結果を内省して次に生かしつつ、心理的安全性を高めて脱学習を継続的・段階的に拡大する「ブレークスルー」の3つに整理し、その具体的な手法を解説するとともに、工業化時代のトップダウン型マネジメントスタイルや、顧客や社員からの誤った情報収集、中央集権でミスを -
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リーダーたらんとする人々が真剣に責任を取るのは、苦労するにもかかわらずではなく、苦労が伴うからこそであるということだ。
(引用)ハーバード流 マネジメント講座 ひるまないリーダー、著者:ジョセフ・L・バダラッコ、訳者:山内あゆ子、発行人:佐々木幹夫、発行所:株式会社翔泳社、2014年、162
先行きが不透明な時代における新たなリーダー像が模索されている。特に現在、新型コロナ感染拡大による影響を受け、ビジネスモデルの方向転換を余儀なくされているケースも多々ある。例えば、旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は、オンライツアーにも注力し、家庭で旅行気分が味わえることなどを提案する。また、日本航 -
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これまでを振り返っても、うちの部署ではこういう決まり、前任者がこうしてきたからそれに従って、というような慣習に盲目的に従って良い成果が得られなかった経験は多々あり、本作品で提起されるアンラーンは非常に大切と思う。ただ一つだけ、本作品では、これらの取り組みのポイントの一つに、安心して失敗できる環境を作り出すことが挙げられているが、これが実際はなかなか難しいと思う。特に組織の中で立ち位置が高い者は難しくなり、結果、下位の面々にこの縛りが降りて来て、失敗は許されない環境に陥る、そんな組織構造が一般的なのでは無いかと思う。究極は、社長やCEO が、"失敗しちゃった!てへっ!"でペロ
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なかなか勉強になりました。
某学校でほぼ無料で売られていた本の一つで、
何気なく手にとった本。
基本的に自己啓発本やハウトゥー本は読まないので
(ま、この本棚にはそれっぽいのがありますが)、
この手のタイトルの本は自分からは手を出さない。
よっぽど人に勧められてか、
何かついで(今回のような)があった時のみ。
でも大抵がっかりするのだけど、
これは例外でした。
著者を存じあげないので失礼なことを言っていたらごめんなさいなんですが。
具体的な例をあげながら
時代とともに変わるリーダー像をロジカルに分析している点は
この本を(そして最終的な結論を)信頼できるものにしていると思う。
褒めていな