SHELのレビュー一覧

  • 角川つばさ文庫版 きみにしか聞こえない

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    胸が締め付けられた。

    原田さんの正体は早い段階で気づいてしまったので、「何年か前」のくだりで きっと二人は離れることになるのだろうとは思っていたけど

    そんな哀しい現実が待っていたなんて!


    最初は え?!妄想癖やん!!
    なんて思ってたのに....。読んで良かったです。傷は映画でみたよりも原作の年齢低くてビックリ!
    最後の安藤夏の話は この年代にありがちで微笑ましくなりました。

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    2013年01月30日
  • 角川つばさ文庫版 きみにしか聞こえない

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    「きみにしか聞こえない」を映画で見て、原作を読みました
    原作を読みながらふいに泣いてしまいました
    切なくて胸に沁みました

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    2012年10月01日
  • 角川つばさ文庫版 きみにしか聞こえない

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    最初はなんとも思わなかったけど、何年かたって読んだらガチ泣き。心臓をぎゅっと捕まれた様な気がした。
    凄く好きでこんなお話をかいてみたい。私の中で物凄い革命だった。

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    2012年08月20日
  • しあわせは子猫のかたち

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    表題作は、人付き合いを苦手とする主人公が、越してきたアパートにいた殺された先住者の幽霊と子猫と生活するうち、偶然にも殺人事件の解決に至り、最後は、彼女達から勇気をもらい、今までの自分を変えていこうと一歩を踏み出す。心温まる物語。そしてなにより子猫の存在に胸をくすぐられました~(*^_^*) 『失踪ホリディ』は、だいぶもったりした印象がありますが、気丈で才気に長けているとお嬢様自身には思わせておいて、実際は「してやったり」のお手伝いさん。話の展開としては、面白い終わり方だったのではないでしょうか。

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    2016年01月28日
  • 角川つばさ文庫版 きみにしか聞こえない

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    まだ未読だったのがおどろき乙一作品

    小学生が読んでいいのか正直微妙な気がする(いろいろと)

    頭の中のケータイの話と
    傷をうつすことができる小学生の話と
    架空の彼女をつくる高校生の話

    どれもいたくてかわいそうでおもしろい
    3つめはばかみたいだけどいいはなし

    乙一作品は、中二病的というか、
    まわりやじぶんとおりあいがうまくつけられない年頃(やそういう人)に
    しっくりくるのがおおいな~
    だからすきなひともおおいのかな

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    2014年01月19日
  • 角川つばさ文庫版 きみにしか聞こえない

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    この本を読んで、乙一さんのファンになりました。『時をかける少女』を少し思い出すような、切ない淡い恋のお話が入っています。

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    2011年05月16日
  • 角川つばさ文庫版 きみにしか聞こえない

    匿名

    購入済み

    3編からなる短編集。
    どれも人付き合いが苦手で孤独なキャラクターたちでどこか痛々しく切ない。
    最後のウソカノは若者にあるあるな笑える話。

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    2024年05月01日
  • 角川つばさ文庫版 きみにしか聞こえない

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    少し精神年齢が高い子におすすめ。
    友人関係に疑問を持っていたり、大人に憧れているような子なら興味をもって読んでくれると思う。

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    2012年10月28日
  • 角川つばさ文庫版 きみにしか聞こえない

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    ネタバレ

    大人の文学というよりはYA.もの。
    私は携帯電話を持っていない、だけど携帯電話が欲しいと思っている女子高生(16才)。頭の中で携帯のイメージをしているうちに、その電話に、本当にある男の子(17才)から着信が届く。彼も私と同じく、人としゃべるのが苦手で、孤独な高校生。二人はいつしか、実際に会いたいという思いにかられる。
    他に2作。
    「傷」・・・他人の傷を移動できる能力をもつ少年との友情物語。
    「ウソカノ」・・・友達の手前、見栄を張って彼女がいるとウソをついてしまった高校生の友情物語。
    全ルビ付き、小学校高学年から。はじめて読む乙一としてはいいのでは?>白の乙一

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    2011年02月27日
  • 角川つばさ文庫版 きみにしか聞こえない

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    いわゆる「白」の乙一といわれるせつない系の短編集。乙一が描く主人公は大抵、人付き合いが苦手で人間関係が希薄で他人の前では仮面をかぶって演技して、といったキャラ設定で、太宰治が描く人物像に近いものがあります。筆者の控えめな性格によるものでしょうか。
    タイトル作の「きみにしか聞こえない」は、携帯も必要ないくらい友達がいないんだけど、空想の携帯を持ってるふりをしているうちに他の空想の携帯電話を持つ相手とつながってしまうという妄想の上に妄想を重ねたようなお話。で、電話相手とは微妙に時間差があったりして、今自分と話している相手が実は30分過去の相手だったりする。もちろん、より鮮やかなラストを演出するため

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    2010年08月15日