藤原敬之のレビュー一覧

  • カネ遣いという教養
    個人的には非常に面白かった。

    お金を使えばお金が入ってくる。
    そう言ってる作者が財政破綻して矛盾
    しているかもしれない。

    しかしこの本の作者には
    清貧や真面目に貯蓄する価値観と
    正反対の価値観があり、
    非常に個性がある。

    バブルともまた違ったカネ遣い。

    年収で億を稼げた作者だからこその
    カネ...続きを読む
  • カネ遣いという教養
    欲望の形
    これには些か驚いた。
    金があるから使うのか、使うために金があるのか。
    ある種のお金哲学だ。
    私の欲望の向き合い方と真逆をいくスタンスがとても爽快かつアホくさく、それでいて楽しめた。
    少し羨ましく、少し疎ましく。
    私はどこにインターフェースが開かれているのか…。
    それはそれでまた楽しみだ。
  • カネ遣いという教養
    実践するにはなかなか勇気のいる選択。そこを越えれるか否かで人は変わるものなのか。ベクトルの方向を変えるという新しい考えが宿った1冊。
  • カネ遣いという教養
    元ファンドマネージャーであった著者。大きなお金を動かしつつ、プライベートではお金に執着がないとも。それを表すかのように、色々な「物」への投資。それも、半端でないお金の遣い方を赤裸々に紹介。お金の本質とは?を考える一冊にも。結局、お金とは如何に有効に遣うかに行きつくのでは?
  • カネ遣いという教養
    「自分が買ったモノによって自分の生活の枠組みが規定されていく。」(p.115)
    「良いモノはそうやって人の手を経て旅をします。何十年、何百年、それは時空を超える旅になっていきます。私はある時期、その旅の同伴者となっただけです。」(p.133)

    2013.11.24
  • カネ遣いという教養
    私自身、好奇心でいろんなものに手を出して散財してきましたが、まだまだ自分の知らない世界があるのだろうと思っています。著者の体験談は私の想像を遥かに超えていました。その著者が、あとがきで述べるような逆ベクトルの境地に至ったこと(私にはその神髄はとても理解できていませんが)、これがあればこその一冊だなと...続きを読む
  • カネ遣いという教養
    クレディスイスなどで資産運用をして巨額の収入を得た著者が
    様々なモノに金を遣い、離婚を通じて金を遣いつくすまでのいきさつとその説明
    金に関する筆者の哲学や自己正当化の論理は正直なところ非常に稚拙に感じられるが
    どういうものにこだわって金を使ったかという点は興味深い
    →椅子、食器、絵画、文房具、靴、カ...続きを読む
  • カネ遣いという教養
    筆者の価値観や考え方には、私は共感できるところも多く、前半は面白かった。
    が、後半、具体的なモノについて、何にどれだけ使ったかということが延々と書かれるくだりは、ページ数稼ぎな感じがぬぐえなかった・・・。茶器など、自分の知らない世界のことなので、へぇ~と思えるところもあるにはあったのだが、こればかり...続きを読む
  • カネ遣いという教養
    カネ遣いが果たして教養なのか。そんなカネの遣い方をしたこともない僕にはなかなか理解できないが、ビル・ゲイツや松下幸之助の金遣いは面白味がない、というのはわかる気がする。
    新たなインターフェースが、教養がカネ遣いで手に入る、しかしながら削ぐこと、いわばエンプティネスへの憧れが見えてくる。
    カネを遣うこ...続きを読む
  • カネ遣いという教養
    外資系のファンドマネージャーだった著者が,二度の離婚ですべてを失うまでのカネ遣いの履歴といったところか.
    日本ではこういうことを語ると下品だということになるので,まあ珍しい本.バカバカしさと一面の真実が同居した本.
  • カネ学入門
    仕事の取引先でもらった本。運用で働いていた人の体験の本。
    くだらないところは文章もくだらなくて、活字でみると苦痛。
    部分部分、面白いところもある。
  • カネ遣いという教養
    仕事柄、家計管理やマネープランニングに関する本に目を通し、参考になれば皆さんにご紹介しています。

    本書もそのつもりで手に取りました。

    家計のノウハウ本ではありませんでした。けれども、何のためにお金を稼ぐのか、貯めるのか。という点を明確にするためには役立つと思いました。

    読み始めて最初の方は、正...続きを読む
  • カネ遣いという教養
    カネを殖やすことを生業とするファンドマネージャーで大成功し、億単位の収入を得ていた著者が、茶道具、オーディオ、カメラ、インテリア、2回の結婚と離婚、ありとあらゆることにカネを遣い、蕩尽のすえに辿り着いた経験と悟り=教養についてのエッセイ。

    投資、貯蓄、ビジネスの成功譚やノウハウ、そんな本は古今東西...続きを読む
  • カネ遣いという教養
    自分のレベル、購入しても良いかなと思うものに、惜しみなくお金を使っていけばいいのではないかということを改めて感じさせてくれた本。
    この本の著者のように、無理にお金を遣うことはないのではないかと思う。

    「本は生モノ」「自分が誘って部下と飲みに行くときは100%勘定を持つ」などは、うなづけるものでした...続きを読む
  • カネ遣いという教養
    ノーミュージック、ノーライフ そうなのだろうか。鴨長明が住んだ方丈は四畳半、そこに置いたのは琵琶と琴だったらしい。究極のシンプルライフです。
  • カネ遣いという教養
    えー、この著者うちの会社OBだったの???レビュー書こうと思って裏表紙見ると、ファーストキャリアにうちの会社の名前が。
    読んでる時には、こんな金持ちの世界があるのか、って少し遠い存在として見てたら。まさかの・・・

    本の内容は、外資系投資会社等で役員を務めるなど、超エリートサラリーマンであった著者が...続きを読む