クレディスイスなどで資産運用をして巨額の収入を得た著者が
様々なモノに金を遣い、離婚を通じて金を遣いつくすまでのいきさつとその説明
金に関する筆者の哲学や自己正当化の論理は正直なところ非常に稚拙に感じられるが
どういうものにこだわって金を使ったかという点は興味深い
→椅子、食器、絵画、文房具、靴、カ
...続きを読むバン、オーディオ、カメラ、腕時計
特に腕時計への投資は著者自身も費用対効果の点で疑問を持っているようである
見わたせば花も紅葉もなかりけり
浦の苫屋の秋の夕暮れ
藤原定家 (あとがきより)