東谷暁のレビュー一覧

  • TPP 黒い条約

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    1章 中野剛志
    日米同盟と自由貿易について。冷戦終結前後での意味合いの変化。米中関係の変化。

    2章 関岡英之
    日米構造協議、改革要望書に始まるアメリカによる日本の構造改革。

    6章 施光恒
    日本語による近代化の意義、明治日本の近代化における英語による近代化か日本語による近代化かの議論。
    TPPによって壊される日本の良さとは

    7章 柴山桂太
    グローバル化の波。20世紀転換期、第一世界大戦、第二次世界大戦等。
    グローバル化と国家主権の制限

    などが各章のキーワードかな。3、4、5章は知識不足から少し難しかった。他の4人は他の書籍や講演などで背景知識もあり、とても読みやすかった。

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    2013年06月17日
  • 間違いだらけのTPP 日本は食い物にされる

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    副題は「日本は食い物にされる」~TPPのオリジナルは,チリ・ニュージーランド・ブルネイ・シンガポールで始まった。アメリカが加わることになっても,アメリカの経済規模が大きすぎて,アメリカにメリットが認められず,日本が加わらせてこれを食い物にしようと考え,「最恵国待遇」「内国民待遇」「市場アクセス」「透明性」がポイントで,金融・サービスの自由化を日本に求めている。アメリカのアグリビジネス・保険業が簡易保険・農協共済を狙っている~野田首相がTPP参加を是認しない候補は公認しないと言い出して,また注目を集めているTPPだが,彼の予想(2011年春)とは違った事態が起こっている。「死に体」のオバマが再選された。菅は身内から引きずり降ろされたが,野田が明確な意志を示して党内から反発を受けている。と思っていたら,安倍自民は国防軍の創設やら教育改革を打ち出して,規制緩和・公務員改革を叫んでいた維新の会は石原が加わって海外から極右と見なされるようになり,まともなことを云っているように見える社民党がみんな・減税と統一歩調を採るとは思えない。どうすりゃ良いのだ?

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    2012年11月24日
  • 世界金融崩壊 七つの罪

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    言論誌の編集にも携わったことのある、政治・経済のジャーナリストである著者。言葉が巧みに使われているので、内容もさることながら、表現の素晴らしさは学び取りたいと感じました。

    バブルを「感染」。言い得て妙です。

    サブプライムローン問題が起こった背景や、証券化の功罪についてストーリーを追って章を進めているので、これらの問題について基本的な部分から知りたいという方に読んで頂くと良いでしょう。

    各章は単独で読み切ることができる一方で、1章から読み進めていくと、過去の事象が次の問題の火種となっていることがわかります。またこれも文章のテクニックとして学びたい点でもありますが、各章の終わりに、次の章につながる1文が必ずあるため、スムーズに読むことができます。

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    2012年02月22日
  • 間違いだらけのTPP 日本は食い物にされる

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    今話題になっているTPPに関し、知識を得るため購入。
    本著の中にある、APEC前後に日本はTPPへの参加を表明した。
    今まで日本が取り組んできたFTA/EPA等の経済協定についても触れられていたので、比較検討することができわかりやすかった。

    マスメディアではとりわけ農業への議論盛んであるが、金融面その他安全保障等にも細かく記載がありわかりやすかった。

    今回は、反対派の本だったので次回は賛成派の本を読んでみたい。

    ・コメの輸入関税778%という数字はWTOのミニマムアクセス米を毎年77万トン(国内のコメ消費の8%)を受け入れることで抱き合わせられている
    ・オリジナルのTPPの目的
     この協定は商業・経済・金融・科学・技術および協力分野をカバーする。
     この協定の諸利益を拡大し加速するために、加盟国によって合意が得ら れれば協定はほかの分野にも拡大される。
    ・日本は先進国とはWTOで調整を図り、新興国とはFTAあるいはEPAで貿易を推進してきた。これは自国を不利な立場に置かないという意味だけではなく、貿易の将来性を考えるという点でも十分に戦略的だった。

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    2011年11月27日
  • 間違いだらけのTPP 日本は食い物にされる

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    TPPって何?ってレベルだと始めの方は置いてけぼりになっちゃうので注意。平和だけど経済戦争中なんだなあ。マスコミも政府もどうしてきちんと国民に知らせないのか。本当に不気味。

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    2011年10月30日
  • 世界と日本経済30のデタラメ

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    日本の医療技術は世界一の効率だったらしい。
    小泉改革における医療費削減がそれらを崩壊させたらしい。
    医療制度に興味を持った。
    満足度7

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    2011年10月28日
  • 世界と日本経済30のデタラメ

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    未曾有の危機に陥った世界経済。
    元凶は、ヒト・モノ・カネの歯止めなき自由化で世界を投機市場に変えた、経済のグローバル化であるのは明らかだ。
    にもかかわらず、わが国のエコノミストや政治家は「サブプライム問題は決定的な原因ではない」「日本はまだまだ構造改革を進めるべきだ」「もっと公共投資を削り、公務員を減らし、民営化を進めるべきだ」などのデタラメを垂れ流す。
    緻密なデータ分析とロジックで絶大な信頼を得ている経済ジャーナリストが、亡国の虚言・妄言を徹底論破。

    [ 目次 ]
    いまの不況は構造改革を後退させたから
    世界同時不況には戦争以外の解決策がない
    欧米金融機関が破錠のいま日本の金融機関のチャンスだ
    アメリカの金融資本主義は崩壊する
    不況対策に公共投資のバラマキはまったく効かない
    ムダな支出を減らせば増税は必要ない
    「埋蔵金」を使えば不況は脱出できる
    非正規雇用を規制すると日本経済は活力を失う
    時価会計が穏和されてこれからは会計不正が増える
    日本企業の停滞は株主重視の姿勢が足りないから〔ほか〕

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2011年06月05日
  • 世界と日本経済30のデタラメ

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    TVで一時的に指示された意見や、
    討論なので少し変わった切り口で展開しようとする
    意見の中で、デタラメなものを否定する本です。

    小泉内閣不支持だったので、そりゃそうでしょう。
    って内容も多かったです。
    他にもぱっと聞いて「無理だね」直感的に皆が思うことを
    論理的に解説してたりします。

    特に作者が拘っていそうで、紹介したい内容は、
    「日本の公務員は多すぎない」ということ。

    嫁が公務員だから弁護するわけじゃないですが、
    先進国の中で、国民あたりの公務員数は少ないほうです。
    なので税金も決して高くないそうです。

    北欧の福祉制度のいいとこだけ紹介したりしますが、
    税金がどれだけ取られているか・・・

    しかし少ない税収で一杯借金作ってるので、
    いつまで経っても返済できない。利子が増える一方。
    これを解決するのは増税するしかない。とのこと。

    TVは公務員叩くの大好きですからね。
    ちなみに国民の平均賃金からみて、
    公務員のもらっている賃金も、先進国の中では少ないそうです。

    個人的には数減らすんじゃなくて、
    質をどうにかしてください。と思います。

    一部、逆にそれはあってるの?ってのもあったけど。
    よく出てくる年金の受給額の話で、

    今の受給者は支払いの4倍ぐらいもらえて、
    若い人はとんとんぐらいしかもらえない。

    とかいう話。数字は適当に書いたけど、
    物価の上昇も計算した上でなんでしたっけ?
    今から仮に35年前だとして、その時の賃金(支払額)ってどうだったの?
    という、とっても単純な疑問が出るんだが。

    そうすると、とんとんってのも酷い話で、
    歴史的に考えると、今から数十年後は今よりインフレが
    進んでいると考えるのが普通で、
    そこでとんとんだと相当目減りしてるよな・・・

    少子高齢化といいますが、
    「高齢化」は問題じゃない。「少子化」が問題なんだ。

    と言う言葉になるほどと思いました。

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    2011年05月19日
  • 世界金融経済の「支配者」

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    よくまとまっている本。
    第三章の中央銀行に関するくだりは良くまとまっていると思う。成立に関する歴史的経緯を織り込みつつ簡潔に分かりやすくまとめた点は評価できる。もちろん新書なのでけちをつければキリがないが、導入としてはいいのではないか?筆者が挙げている「証券化」という言葉が、現在の世界を覆う金融資本主義が実体経済とかけ離れたものであるということを象徴している。REITとか特にそうだろう。今また二酸化炭素の「排出権」までも取引されているが、環境すらも「証券化」の対象にしてしまって果たして温暖化対策として有効に機能するのかどうかはなはだ疑問である。

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    2009年10月04日
  • 経済学者の栄光と敗北

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    経済学のまとめのような本はあるが、経済学者の人生を解説する本は初めて読んだ。そのため、登場人物の唱えた理論を知っており、プラスアルファを知りたい人向けだと思う。

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    2021年06月13日
  • 予言者 梅棹忠夫

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    梅棹忠夫と交流のあったジャーナリストの著者が、梅棹の仕事について解説している本です。

    梅棹の生涯と思想の全貌をえがいているわけではないので、評伝というにはすこしもの足りなく感じられますが、たんに著者自身の目を通して見られた梅棹にかんするエピソードが紹介されている本ではなく、文明論者としての梅棹の「予言」に着目し、現代の視点からその先駆性を評価するという試みがなされています。

    わたくし自身は、歴史や社会についての歴史法則主義的な議論には意味があるとは思えず、梅棹の文明史的な立場からなされた「予言」についても、著者のように高い評価ができるかいささか疑問をいだいているのですが、梅棹のユニークな思索についてわかりやすく説明がなされているという点では、興味深く読むことができたように思います。また、国立民族学博物館の設立や、田園都市国家の構想など、梅棹の文化行政へのかかわりについても改めていろいろな事実を知ることができたのも有益でした。

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    2020年11月18日
  • 経済学者の栄光と敗北

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    近現代の経済学者14人の事績を、コンパクトにまとめた新書。パラパラめくると、経済学者の人となりや、経歴、エピソードなどが盛り込まれており、「経済学の入門書よりも読みやすいかな」と思って手に取った。

    が、理解できたのは、取り上げられている経済学者のプロフィール部分のみで、肝心の経済理論についての部分については、用語が難しく、ほとんど理解できなかった。「コンパクト」であることが、かえってあだとなり、専門用語についての説明がほとんどない。

    今後、経済関係の本を読んでいるときに本書で取り上げられた人物の名前を見たときに、「あっ、知っている人だ」と思えれば、抵抗感も少なくなるだろうから、そういう意味で、読む価値があった本ともいえるけど、全体としては、自分にはまだ早い本でした。

    あと、あとがきで経緯が説明されており、編集の都合上、著者としてもやむなくの決断だったのは理解するものの、注釈が本文から省かれており「興味のある方は、ネット上にアップしているので参照してください」というのは、個人的には好きではない。著者も言っている通り、この手の本は出典・参考文献等も含めて作品として成り立つと思っているので、それがないというのでは、価値は半減してしまうと思う。

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    2019年02月19日
  • 経済学者の栄光と敗北

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    やたら読み終わるのに時間がかかった。
    もともと経済には興味があるものの、予備知識がないため経済論の解説になると正直8割くらいは理解できない。
    それでも最後まで読めたのは、著名な経済学者の生き方と経済観をうまく組み合わせて説明しているから。
    特に最近気になっていたドラッガーについて、彼の回想にはしばしば思い違い(ウソ)が混じるという指摘は、以外でもあり興味深かった。
    あとは著者のスタンス(アメリカの経済学に対する不信感)がはっきりと内容に表れている点も面白かった。
    こういった新書で、しかも入門書的なものの場合、公立公平であろうとして退屈になるきらいがあるので、個人的には著者の思想が強く出た方が、新書としては面白いと思っている。

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    2017年06月02日
  • TPP 黒い条約

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    7名の方々がTPPについて反対の方向で書いているので、合意に至ってしまった現在、どうなっていくのか非常に気になる。
    また、新聞・マスコミが取り上げる内容がいかに偏っているかを改めて認識。一般市民が得られる情報って限られるので、「興味を引くための内容」を掲載するのではなく、「国民が知っておくべき内容」を載せて欲しいものです。

    個人的には、
    ・施 光恒さんの「棲み分け型の多文化共生」という考えが好き。
    各国、各地域毎にそれぞれ自前のやり方があり、それらを尊重しながら、各国と交流する。良いところは積極的に学んで自国に合うように翻訳して還元する。
    ・やはり「日本良さって何だろう?」ともう一度考え直して、それを伸ばす方がいいんじゃないかなあ。
    ・一部の国、大企業、富豪、だけが潤う政策にだけはしてほしくない。1%の金持ちにしか恩恵がないとすら言われている。

    もっと勉強しなきゃ!

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    2015年12月31日
  • 世界金融経済の「支配者」

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    陰謀論について、そんな単純な話ではないという内容が書かれていたけど、おれが求めていたのは、陰謀論についてもっと詳しく書かれている内容の本だった。
    金融に関する知識はまるでないので、多少わからない内容や頭にすんなり入ってこない内容もあった。
    あんま内容も頭に残っていないので、もう少し金融に関する本を読んでみようと思う。

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    2014年10月25日
  • 経済学者の栄光と敗北

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    ケインズからフリードマン、ハイエク、サミュエルソン、シラー、ポランニー、ドラッカー、クルーグマン、ガルブレイス、ルーカス、スティグリッツ、ベッカー、ポズナー、ミンスキーの計14人の経済学者の生い立ち、背景とともに彼らの経済理論が説明されている。
    知らない経済学者が何人もいたし、名前は聞いたことがあってもその経済理論はほとんど知らなかったのでいい勉強になった。
    ケインズの経済学は大きな影響力を持っていたことが理解できる。ケインズ後の経済学者はケインズを批判するにしてもケインズの考えを取り入れるにしてもケインズを無視することはできない。
    工学的に見れば、どんな経済の数学モデルを使っても所詮は近似であると言うことはわかりきっているし、その上不確定性がよくわかっていないのでは将来がどこまで予測できるかは疑わしい。経済学はいくら数学の道具を使っても科学的とはいえず思想、哲学のたぐいだと改めて感じた。

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    2014年04月05日
  • 世界金融経済の「支配者」

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     世界金融経済の支配者というタイトルだが、陰謀論ではありません。

     ごくまっとうな金融経済の歴史やその力関係を書いた本です。

     私は金融経済のことは全く分かりませんので!正しいことが書いてあるなどと言う気はありませんが、陰謀論よりは遙かに役に立つ本ですよ。

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    2013年12月06日
  • TPP 黒い条約

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    衰退するアメリカ。そのアメリカ依存から抜けられない日本。この構図のなかで、いま、アメリカが日本を徹底的に搾取しようとしている。それがTPPの正体だ。TPPが日本の成長を助ける自由貿易協定だというのは真っ赤な嘘。99%のわれわれ国民に対して、1%のグローバル企業・超富裕層が仕掛けた罠なのだ。その内実を国民に知らせぬまま条約批准に向かって突き進む政府。黒い条約・TPP締結後の日本はどうなるのか?

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    2013年10月24日
  • 経済学者の栄光と敗北

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    経済学を横断的に理解できる一冊だと思う。

    本書の物語のスタートはJohn.M.Keynesである。本書の2/5くらいは彼の説明である。つまり、雇用利子及び貨幣の一般理論の説明。
    つまり、現在の経済学は、Keynesの上に理論を構築するか、又は、彼を否定することから始まる、ということである。

    後者は、マネタリストと呼ばれる金融市場主義者で、Milton FriedmanやG.Beckerが登場する。

    新書サイズに14人の経済学者が登場するので、説明はかなり大雑把。

    本書を読んで思うのは、経済学とうい学問の不安定さ、いや人間の不確実さだろうか。
    経済を分析するということは、人間を分析するということである。
    ということを鑑みると、心理経済学者の紹介が非常に少ないのは残念至極。

    しかし、経済学という分野は、対象を分析するのに仮定を大胆にしすぎではないだろうか。効率的市場仮説しかり情報の非対称しかり。
    もちろん、これらの仮説から導き出される結論は政策にその妥当性を与える一つの論拠とはなるが、正しさの根拠とはなりえない。

    現代の金融政策の限界が垣間見える一冊ではないだろうか。

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    2013年05月11日
  • 経済学者の栄光と敗北

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    ケインズからスティグリッツまで、14人の著名な経済学者を、簡単な学説紹介と短い伝記で伝える。

    ケインズに3章を割き、残り13人の経済学者がケインズをどう捉え、どう批判し、あるいはどう受け入れたかを中心に解説。新自由主義的な経済学が意気消沈し、ケインズへの回帰が叫ばれる現在を象徴する一冊。

    新書にしてはやや分厚いものの、軽めの読み物です。

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    2013年04月16日