東谷暁のレビュー一覧
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リフレにしろMMTにしろ、話が専門的過ぎて、経済政策は詐欺にはもってこいの分野だと感じていたが、それは何も今に始まった話ではないことが本書を読めば明らかになる。Posted by ブクログ
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怪しさ満点だ。世の中わからないね!
購入して随分と日が経っております。もう腕に次の著作物
を書いておりますよね。結構な値段がしたものなのに。Posted by ブクログ -
(トランプ大統領)が外交方針の一つとして掲げたのは、米軍の駐留を維持するには日本や韓国は共同防衛費の全額を払うべきであり、そうでなければ米軍は東アジアから撤退すべきだとの主張。すぐに実現するとは思えないが「オフショア・バランス」はアメリカの戦略偽有力な選択肢の一つである。長期的にあり得ないことではな...続きを読むPosted by ブクログ
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大震災の混乱に紛れ、唐突に言い出した管政権が言い出したTPP、あまりにも不自然である。
しかしながら、官僚の言いなりのマスゴミは、国民にその中身をまったく知らせない。
もし、人間の諸行為を宇宙から観察する機関が存在するとするなら、日本の統治機構は、なぜ、無知蒙昧にアメリカの統治機構に追随するのだ...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
二〇〇七年にサブプライム・ローン問題が顕在化して以降、アメリカ発の金融危機は全世界に広がり、日本を含めた世界各地の経済が壊滅的な打撃を受けた。
「百年に一度」と言われる金融崩壊の真犯人はいったい誰なのか?
世界の隅々まで達した情報・金融ネットワークを背景に、起こるはずのなかった住宅バブ...続きを読むPosted by ブクログ -
フリージャーナリストの東谷暁が、山本書店店主にして1970~80年代を代表する評論家である山本七平氏(1921~91年)について、『日本人とユダヤ人』、『「空気」の研究』等の代表的な作品を解説しつつ、その人物像を追った評伝。尚、山本書店は、山本氏が創業した聖書学を専門とする出版社、また、『日本人とユ...続きを読むPosted by ブクログ
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本書の内容が本当なら、間違いなくTPP締結はしない方がいいでしょう。アメリカの繁栄のために、日本が踏み台になる理由はありません。
しかし気になるのは、TPPの中身が政府内できちんと把握できていないにも関わらず、著者は分かっているという点です。そんかことがあるものなのかと疑問に思います。
コミュニケー...続きを読むPosted by ブクログ -
経済学者の生い立ちと方向性について述べられている。
経済学理論に関する知識があることを前提としているからか、あまり理論の深いところを理解はできなかった。
それぞれのなんとなくの立場を知るのには良いと思う。Posted by ブクログ -
冒頭3章を割いてケインズについて徹底的に解説した後、時代を追って各経済学者を概観していく構成。ケインズ主義を元として、それに対し各々が是か非かという視点が強く描かれているので、とても読みやすい。
学術的な観点だけではなく、それぞれの学者の生い立ちなどにも着目しているので、なんとなく人物像に親近感が...続きを読むPosted by ブクログ -
TPP、何だそれ?という当然の反問も許さず、日本人の前に唐突に巨大な選択肢として立ちはだかることとなった、その経緯の不自然さから、まず本書は説き起こす。前原前大臣の「農業はGDPの1.5%」という発言に象徴される「農業」対「非農業」という明らかにミスリードされた問題設定からして、全てを知っていながら...続きを読むPosted by ブクログ
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ケインズからの経済学史を端的にまとめてあると思います。
なんちゃって経済学部卒の自分ですが、
それぞれの学者の立ち位置が理解できるようになっていますね。
しかし、経済学に正解がない、ということも良く分かりますね。Posted by ブクログ