東谷暁のレビュー一覧

  • 世界と日本経済30のデタラメ

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    東谷氏が世間にはびこる30の経済に関する嘘をとりあげて解説しています、彼の指摘する嘘が本当なのかどうかは、今後、勉強していくことで検証していく必要はあるかと思いますが、世間に出ている通説に異議を唱えるためには相当な準備が必要だと思いますので、彼の努力のたまものを数時間で閲覧することができるので、読書をする素晴らしさを痛感してしまいます。

    特に、老人を少ない人数で養わなければという議論において、同様に養わなければならない子供についても考慮している点(p124)は、目から鱗でした。

    今後は、相対する双方の説について解説された本を読んで生きたいと思っています。

    以下は気になったポイントで

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    2013年01月12日
  • 世界と日本経済30のデタラメ

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    初めて聞く言葉もたくさん。
    でも、なるほどねって思える事もたくさんありました。
    日本は公務員が先進国の中ではとても少ないそうです。
    それなのに、公務員削減を掲げている。民にお仕事を流す方が経済は回るのかもしれないけどね〜。
    雇用促進の為に公務員増やしたらどうかしら♡

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    2013年01月09日
  • 世界金融経済の「支配者」

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    巷にあふれる陰謀論を否定し、世界金融経済の「支配者」と呼ばれるものの正体に対して丹念に考察を重ねた一冊。

    血沸き肉躍る「軍記物」ではないけど、「実用書」としてなら楽しめる。

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    2013年01月07日
  • 世界金融経済の「支配者」

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    M&A
    •企業=証券化された資産として捉えられるようになる
    •産業再編?
    •三角合併
    •LBO(レバレッジドバイアウト)=買収対象としている企業の資産とキャッシュフローを担保に資金を調達する買収方法
    •GE ジャックウェルチの革命?
    •もの言う株主
    •MBO(マネジメントバイアウト)=経営陣が株式を買い付けて非公開企業にすること
    •MBI(マネジメントバイイン)=ファンド自身が企業をのっとってしまうこと

    中央銀行
    •中央銀行の多くが民間企業
    •ほとんどの中央銀行は民間が始め、公的な役割が大きくなるにつれ国有化が進んだ
    •「金融危機に直面したときに、いつもピアモント・モルガンがいると

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    2011年12月19日
  • 間違いだらけのTPP 日本は食い物にされる

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    TPPは農業だけでなく、金融やサービスなどあらゆるエリアに影響する協定であり、主に日本にとってはデメリットが多いという内容。開国とか規制緩和という言葉でなんとなくTPP賛成論が高まっているが、そのような報道や政治家のパフォーマンスに警鐘を鳴らしている。ただ、全体的にアメリカを目の敵にしているような文章が目につく。アメリカの真意が本当なのか、もしくは単に著者が疑り深いだけなのかわからないので、TPP賛成者の書籍も読んでおきたい。

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    2011年10月04日
  • 世界金融経済の「支配者」

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    [ 内容 ]
    世界金融経済の「支配者」は誰か?
    ユダヤ人、フリーメーソンなどの秘密結社、ロスチャイルド家からロックフェラー家まで、多くの説が「陰謀」と共に語られてきた。
    しかし現実はそんなに単純ではなく、各国の政治と経済の利害が複雑に絡み合っている。謎を解く鍵は「証券化(セキュリタイゼーション)」にある。
    あらゆる資産(債務や不動産、さらには事業そのもの)が証券化されて、リアルな世界から切り離され、取引されているのが、現在の世界経済だ。
    その象徴がファンドマネーやM&Aの隆盛だ。
    金融が経済を支配しているこの世界のカラクリを、歴史を踏まえて解いていくことで、アメリカ一極支配の行方、そして日本経

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    2011年06月04日
  • 世界と日本経済30のデタラメ

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    日本の公務員の数は他国に比べて圧倒的に少ない。

    何でもかんでも減らしたり緩和したりじゃだめなのだ。
    沈黙の螺旋理論 Spiral of silenceも一言触れられているだけだが興味深い。

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    2011年01月06日
  • 世界金融崩壊 七つの罪

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    ●読書録未記入
    p.202〜206 【参考文献集】
    p.4〜5 【◎「オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ」 (F.L. アレン/筑摩書房(1993-03)ちくま文庫)
        〜1929.10.24の金融恐慌:『経済構造が「ばっくりと大きく割れた」』=「クラック・ワイド・オープン」】
    p.22 【◎「通貨政策の経済学―マサチューセッツ・アベニュー・モデル」(ポール クルーグマン/東洋経済新報社(1998-05)
    〜『緊縮財政を実施しても、金融緩和を十分に行えば、為替レートがドル安に触れてはじめは景気拡大が起こるが、やがてこの景気拡大が金利を上昇させてしまうので、ドル安と輸出増加の効

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    2009年10月04日
  • 世界と日本経済30のデタラメ

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    未曾有の危機に陥った世界経済。元凶は、ヒト・モノ・カネの歯止めなき自由化で世界を投機市場に変えた、経済のグローバル化であるのは明らかだ。にもかかわらず、わが国のエコノミストや政治家は「サブプライム問題は決定的な原因ではない」「日本はまだまだ構造改革を進めるべきだ」「もっと公共投資を削り、公務員を減らし、民営化を進めるべきだ」などのデタラメを垂れ流す。緻密なデータ分析とロジックで絶大な信頼を得ている経済ジャーナリストが、亡国の虚言・妄言を徹底論破。

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    2011年07月16日