高木俊介のレビュー一覧

  • 複雑性PTSDとは何か 四人の精神科医の座談会とエッセイ

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    著明な精神科医4名による座談会。丁度1年前同じ内容がウェブ上で公開されていいたものの、ネット回線の調子が悪くて音声が聞き取り辛いところが多かった。そんなわけであまり内容が頭に入っていなかったので書籍化されて嬉しい限り。

    内容的にも素晴らしく、自分の臨床にも役立つことが多かった。

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    2022年04月25日
  • 対人支援のダイアローグ オープンダイアローグ、未来語りのダイアローグ、そして民主主義

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    社会派の著者のODとADについて、著者がこれまで書いてきたものをまとめたものが前半で、後半は「神田橋精神療法とオープンダイアログ」と、この本の言わんとするまとめになる座談会が良かった。技法論だけでなく、ソーシャルネットワークとしてのダイアローグを3つ目の側面として加え、組織や社会を含めネットワークが変わることが障碍者を含む多様な人を包摂する社会になり、そこでは安心して過ごせる社会になる。トラウマに満ち、傷付きやすい人も包摂するネットワークを対話でどのように取り戻すかを示唆する書であった。

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    2023年05月24日
  • 複雑性PTSDとは何か 四人の精神科医の座談会とエッセイ

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    ICD11にてあらためて再評価された「複雑性PTSD」。精神医療を当たり前に出来るようにされている原田先生が座長?として、4人の精神科医の座談会とそれを補強する形で、エッセイを寄稿され、最後に原田先生の「複雑性PTSD」に対する考え方の変遷や現在の治療について述べられたものである。座談会はPTSD研究の第一人者である飛鳥井先生、稀代の先進療法家、神田橋先生、ACTから最近はODで有名な高木先生と多士済々のタレントをそろえての対談本でつまらないはずがない。まず飛鳥井先生から「型」の話があり、神田橋先生より「型」崩しの話、神田橋先生からコモンセンスサイキアトリーと言われる高木先生の意外?と基本的な

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    2022年08月31日