奥田亜紀子のレビュー一覧

  • ぷらせぼくらぶ 新装版

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    新装版!!!!

    もう何回も読んでるのに、今回読んでも泣いた!
    新作も良かった。設定やプロットはありふれてるのに、読んだ結果全然ありふれてないマンガになってるのがマジですげー。

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    2023年05月22日
  • 心臓

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     頭が足りておらずちょいちょいよう分からん話がありました。悲しいです。

     ただそれでも、重たいテーマの話が、だんだんと前向きな方向へ進んでいくような感じや、人との出会いでゆっくりと考え方が変わっていく感じがして、めっちゃ凄いなぁ思いました。

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    2021年07月27日
  • ぷらせぼくらぶ 1

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    「ああ『クラスカースト』が切り口ね」なんてページをめくり始めたが、すぐに読者としての俯瞰する立ち位置から簡単に引き摺り下ろされ、また中学にぶちこまれてしまうような生々しい世界観。
    しんどい話ではあるが、しょぼしょぼ中学生たちが小さなことで傷つき、小さな事で一生懸命になる。そして希望を見いだしていく。そんな過程や青春のきらめきに憧れてしまった。

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    2014年09月22日
  • ぷらせぼくらぶ 1

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    圧巻、その評価が過言でない新鋭
    根拠のない自信、言葉にしきれない不安、『大人』と言う虚ろな言葉への軽い憧れ、自己嫌悪にも似た自身への拒絶感、そんな多種多様の“濁り”が未成熟な体の中で渦巻いている多感な時期真っ只中の中学生のありのままの姿、心、弱さ、を見事に描ききっている
    あまりにも、生々しく描いてあるものだから絶句してしまいそうになる
    こりゃ、ナメてかかれない漫画家が名乗りを上げたな
    画力が低いな、と表紙だけを見て判断し、買ってない人、中身は凄いですよ
    中学生時代の青かった、黒歴史を気付かずに積み上げていた、『あの頃』の自分と再会できちゃいますからw

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    2013年12月25日
  • ぷらせぼくらぶ 1

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    漫画っていうのはデフォルメの技術が重要で、この人はそのデフォルメが凄い上手いと思った。
    岡ちゃんというキャラクターにしても、中学生の頃に抱きがちなコンプレックスを可愛らしく表しており、その他のキャラクターに関しても個々の感情を上手く捉えてるなと思う。

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    2013年12月18日
  • ぷらせぼくらぶ 新装版

    購入済み

    アトロク

    ライムスター宇多丸のPodcast(アトロク)のマンガ回で宇垣さんやゲストが薦めていたので読んでみた。
    あまり描かれてなさそうなシチュエーションだが、きっとどこかで誰かが似たようなことをすごしているのだろうな、と思う。

    #深い #切ない

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    2023年09月30日
  • 心臓

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    ネタバレ

    「ぷらせぼくらぶ」で衝撃を受けた漫画家。
    なんでも「左目に映る星」でデビューした奥田亜「希」子という作家がいて、奥田亜「紀」子と「青春のジョーカー」でコラボしたりもしているらしい。
    漫画家デビュー作「心臓」では、なんと女子高生の頭を耕す小人が視点人物になったりもする!
    さらに「ニューハワイ」「DREAM INTO DREAM(共同制作・大橋裕之)」「やま かわ たえこ」「るすばん」「神様」。
    共感しやすい「ニューハワイ」、奇想「神様」、まるで高野文子を想起させる「やま かわ たえこ」、そして漫画表現の極北「るすばん」(傑作!)。
    特にこの「るすばん」は何度も読み返すべし>自分。

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    2020年09月03日
  • 心臓

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    短編漫画を探していて見つけた。アタリ。
    『神様』は絵柄のためか、話の持つ暗さや重さのようなものをいい具合に中和して心に響く。
    自分的に好きなのは『やま かわ たえこ』。
    特別何かが起こるわけではなく、特別じゃないちょっとしたほんの束の間の時間を切り取っただけの話なんだけど、コマ割りや構図によるためか心に浸みる。
    この作者の作品は初めて読みましたが、他の作品を読みたくなりました。

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    2020年03月11日
  • 心臓

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    前作のぷらせぼくらぶも素晴らしかったけど今回もすごかった。生の傍らに死があること、それ故に生が美しく輝くことを、日常や記憶から繊細な手付き紡いでいく。描写に高野文子へのオマージュを感じるからか、そういう作家になっていくのだろうなあなどと思ったり。ゆっくり作り続けて欲しい。

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    2019年08月04日
  • ぷらせぼくらぶ 1

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    あの頃感じたモヤモヤがここに書いてある。仲の良かった友達が大人になって、ちょっと離れちゃって、元どおりにはなれないかもしれないっていう不安や諦めがとてもよく分かる。
    岡ちゃんかわいいな。つまみたい。

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    2014年07月13日
  • ぷらせぼくらぶ 1

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    痛い青春系。
    中高生時の非リア組は黒歴史を暴かれているような気分になれること必定。
    それにしても岡ちゃん、最初の方はまだ女の子っぽく描かれてるけど、後半は完全にドラえもんですな。それはそれでかわいいけど。

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    2014年04月27日
  • ぷらせぼくらぶ 1

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    運命のプロトコルと放課後の友達が良かったです。「オッケ〜い」に泣きそうになりましたが、最後はやっぱり「ひょ〜」ですね。もう一回読んでみようと思います。

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    2014年03月17日
  • ぷらせぼくらぶ 1

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    自分の感情はここにあるのに、自分の心がそれに追い付いていかない苛立ちとでもいうもの。それをそのまますくい上げたマンガ。
    岡ちゃんは中学生なのに、幼稚園児みたいな体つき。まるでギャグマンガに出てくるキャラみたいだが、その姿形のおかげで彼女を通して見えてくる景色の重みが、特に後半でつまびらかになる。

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    2014年03月05日
  • ぷらせぼくらぶ 1

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    イキマンで一目惚れして買いに走る!
    やはり受賞作の「僕の望み」がいい。「放課後の友達」は泣けた。「窓辺のゆうれい」は最後のページがなんとも。すごく印象に残る画面は、トーンの貼り方がキラキラしてるから?宮崎夏次系が浮かぶかも。電車も、「学生時代」と上手く絡んで切なさを生む装置になってる。
    「共感」のできる漫画だと思う。あの頃の、もやもやした形のない、言語化しにくい気持ちをキャラが表してくれる。あんなに残酷で繊細な社会でよく生きてたな。と昔の自分を未知のように振り返った。

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    2014年12月02日
  • ぷらせぼくらぶ 1

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    久々にジャケ買い。

    いかにもIKKI的な。
    こゆマンガって好きな人は好きだよねぇ。
    ってまぁ、好きなんですけど。
    なにが良いって、不細工が不細工に描かれているのが良い。
    男の子だと、こゆ子はロックに目覚めてったりするのだけど、女の子はマンガ家になる気がするのは、気のせい?

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    2014年01月26日
  • 心臓

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    はじめましての作家さん。表紙に惹かれて購入。トーチ出身の作家さんらしい地に足ついたでもすこし不思議な空気が漂ってる。その不思議さは短いストーリー組みされてるからこそなのかも。
    帯の「不出世の才能」という言葉がなるほど頷ける。たしかに万人に受け入れられる物語たちではないし絵もすごくうまいというわけでもない。でも妙にそのどこにでも落っこちてそうな隙間にあるようでないような本当で嘘みたいな物語たちが胸に刺さった。
    「るすばん」と「神様」が好き。暗いお話が基本だけど、でもちゃんと救われるようになってる。

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    2019年08月23日
  • 心臓

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    ぷらせぼ、読んだときの衝撃。大好きだった。社会人になってまた読めるとは…あの頃の気持ちを思い出したいけど。これからも描いてほしいです。

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    2019年08月06日