【感想・ネタバレ】心臓のレビュー

あらすじ

中学生の切実な日常を真正面から描き切った大傑作『ぷらせぼくらぶ』から六年。
奥田亜紀子の原点と現在地を収録した作品集がついに刊行。
ページが光っているような眩いトーンワークが照らし出す心の深いところ。
吹き溜まりだと感じていた場所にあったのは、思いのほかに美しいものなのかもしれない。
どこまでも繊細な才能が、鋭く研ぎ澄まされた感性で描く私たちのドラマ。

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Posted by ブクログ

 頭が足りておらずちょいちょいよう分からん話がありました。悲しいです。

 ただそれでも、重たいテーマの話が、だんだんと前向きな方向へ進んでいくような感じや、人との出会いでゆっくりと考え方が変わっていく感じがして、めっちゃ凄いなぁ思いました。

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2021年07月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ぷらせぼくらぶ」で衝撃を受けた漫画家。
なんでも「左目に映る星」でデビューした奥田亜「希」子という作家がいて、奥田亜「紀」子と「青春のジョーカー」でコラボしたりもしているらしい。
漫画家デビュー作「心臓」では、なんと女子高生の頭を耕す小人が視点人物になったりもする!
さらに「ニューハワイ」「DREAM INTO DREAM(共同制作・大橋裕之)」「やま かわ たえこ」「るすばん」「神様」。
共感しやすい「ニューハワイ」、奇想「神様」、まるで高野文子を想起させる「やま かわ たえこ」、そして漫画表現の極北「るすばん」(傑作!)。
特にこの「るすばん」は何度も読み返すべし>自分。

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2020年09月03日

Posted by ブクログ

短編漫画を探していて見つけた。アタリ。
『神様』は絵柄のためか、話の持つ暗さや重さのようなものをいい具合に中和して心に響く。
自分的に好きなのは『やま かわ たえこ』。
特別何かが起こるわけではなく、特別じゃないちょっとしたほんの束の間の時間を切り取っただけの話なんだけど、コマ割りや構図によるためか心に浸みる。
この作者の作品は初めて読みましたが、他の作品を読みたくなりました。

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2020年03月11日

Posted by ブクログ

前作のぷらせぼくらぶも素晴らしかったけど今回もすごかった。生の傍らに死があること、それ故に生が美しく輝くことを、日常や記憶から繊細な手付き紡いでいく。描写に高野文子へのオマージュを感じるからか、そういう作家になっていくのだろうなあなどと思ったり。ゆっくり作り続けて欲しい。

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2019年08月04日

Posted by ブクログ

はじめましての作家さん。表紙に惹かれて購入。トーチ出身の作家さんらしい地に足ついたでもすこし不思議な空気が漂ってる。その不思議さは短いストーリー組みされてるからこそなのかも。
帯の「不出世の才能」という言葉がなるほど頷ける。たしかに万人に受け入れられる物語たちではないし絵もすごくうまいというわけでもない。でも妙にそのどこにでも落っこちてそうな隙間にあるようでないような本当で嘘みたいな物語たちが胸に刺さった。
「るすばん」と「神様」が好き。暗いお話が基本だけど、でもちゃんと救われるようになってる。

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2019年08月23日

Posted by ブクログ

ぷらせぼ、読んだときの衝撃。大好きだった。社会人になってまた読めるとは…あの頃の気持ちを思い出したいけど。これからも描いてほしいです。

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2019年08月06日

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