大槻繁のレビュー一覧

  • ずっと受けたかったソフトウェア設計の授業

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    2回読みました。

    私は、293の鉄則本のように、枕元に置いて気が向いた時にパラパラめくって読み返す本は何冊かあるのですが、同じ本を続けて読み返すことはほとんどしません。

    一読して分からなかったことは再読しても分からないことが多いので「ま。いいや、別の本を読んで理解すれば」と本棚に置いてしまいます。

    しかし、この本は違いました。

    章によっては、3回読みました。

    私は、大学でプログラミング(Fortran/GPSS)の授業は受けたことがあるのですがソフトウェアエンジニアリングの講義は受けたことがありません。
    そんな私にとって、本書は、まさに「ずっと受けたかったソフトウェア設計

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    2012年04月30日
  • ソフトウェア開発はなぜ難しいのか―「人月の神話」を超えて

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    本書は、ブルックスの『人月の神話』を下敷きにして、ソフトウェア開発の難しさと克服の歴史、今後への提言が書かれているものです。

    今後への提言としては、「抽象化」、「自動化」、「モジュール化」の観点で地道に進めていくようにとのことでした(やっぱりそれしかないのかなという答えではありますが……)。

    そして、「抽象化」について残りのページが割かれているのですが、

     まず抽象化の第一の観点は、
      ・捨象(withdrawing)、削除(removing)する行為
      ・複雑な対象(complex object)のいくつかの性質(properties)を捨て去り、特定の性質に目を向ける行

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    2012年05月01日
  • ソフトウェア開発はなぜ難しいのか―「人月の神話」を超えて

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    久々に感動する本に出会った。そこらの開発ノウハウ本と違い、ソフトウェア開発の本質について鋭い考察がされていてとても興味深い。これを読んだからといって何ができるようになるかといわれれば難しいが、「ソフトウェア開発とは何たるや」という疑問に答えてくれる一冊。

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    2011年06月21日
  • ソフトウェア開発はなぜ難しいのか―「人月の神話」を超えて

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    大槻さんの著書。コンパクトによくまとまってると思う。初谷さんがThink Stitchでやりたいこともこのあたりに根ざしてるのかなー、と個人的に勝手に納得した部分もあった。

    各章、脚注が多くて、且つ、章の最後にまとめられている体裁なのがかなり惜しい。これ、基本的に読みにくいと思う。大槻さんほどの記述力があれば、そもそも脚注は殆ど無くして本文に自然に入れ込むコトができるはずだけに却って気になった。

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    2019年01月20日
  • ソフトウェア開発はなぜ難しいのか―「人月の神話」を超えて

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    ソフトウェア開発の世界に入った人は、誰もが一度は「なんでこんなに開発はうまくいかないのだろう」という思いに打ちひしがれると思います。もちろん私もその一人。

    まだ開発の経験が浅い方が、「なんでうまくいかないのか」という疑問にかられたとき、本書はその手掛かりになると思います。読むに当たっては専門知識も要さないので、ソフト開発に携わる側だけでなく、いわゆる「ユーザ企業」といわれる側の方が読むのにも適しているかと思います。

    なお本書は、著名な「人月の神話」(フレデリック・ブルックス著)をもとに書かれたものであり、より深く知りたい方は、そちらも合わせて読まれるとよいと思います。

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    2012年02月22日
  • ソフトウェア開発はなぜ難しいのか―「人月の神話」を超えて

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    ソフトウェア開発の本質的な難しさを「人月の神話」をベースに簡潔にまとめてある。
    抽象化により現実の問題をできるだけシンプルに解決することがソフトウェア開発の最重要ポイント。
    ソースコードよりも知識が汎用性が高く価値がある。

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    2010年02月12日
  • ソフトウェア開発はなぜ難しいのか―「人月の神話」を超えて

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    ブルックスの「人月の神話」を踏まえ、ソフトウェアエンジニアリングの歴史を網羅し、そのれぞれの問題点を踏まえ、それらについて解説した本。
    ブルックスの著作を読み終わっており、ソフトウェアエンジニアリングについての知識を持っているなら第4章から読み進めてもかまわないかもしれない。
    最後の最後で『新しいパラダイムでも本質的困難は普遍的であり、これをあるがままに受け入れる姿勢が求められている。』と身も蓋もなく救いの無い文で終わっているが、これはおそらく人間がソフトウェア開発を続けている限り逃げ切れないものなんだろうと思う。

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    2010年01月20日
  • ずっと受けたかったソフトウェア設計の授業

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    ◆概要
    Michael Anthony Jackson氏 が開発したソフトウェア開発手法に関する解説本。

    - JSP(Jackson Structured Programming), 1975年出版
    プログラム開発手法(構造化プログラミング+構造不一致)
    - JSD(Jackson System Development), 1983年出版
    システム開発手法(ユーザは要求を知らない。機能より実世界モデル)

    についての入門的な内容について、日本のソフトウェアコンサル会社の方々によって解説されている。

    ◎JSP
    3基本構造(連接、選択、繰返し)だけを用いて、「入力/出力のデータ構造」、「プログ

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    2019年02月10日
  • ソフトウェア開発はなぜ難しいのか―「人月の神話」を超えて

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    ネタバレ

    フォトリーディングNo.75

    目的:なぜ難しいかを把握する

    トリガーワード:ソフトウェアエンジニアリング、開発、人月、プログラム、プロジェクト、契約、本質、複雑性、工数、生産性、同調性、可視化、可変性、開発プロセス、抽象度、抽象化、自動化、モジュール化、実体、実現、確認、困難

    質問:
    ①なぜ難しいのか?
    ②見慣れないトリガは?

    ~20120719ポストレビューここまで~
    ~20120720アクティベーションここから~

    質問に対するまとめ:
    ①ソフトウェア自体の難しさ(構成の依存、外部との関係、ビジネス環境や技術進歩への対応、複雑な概念の集積)、要求の高まり、分業によるオーバーヘッド、

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    2013年01月06日
  • ずっと受けたかったソフトウェア設計の授業

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    JSP(Jackson Structured Programing)とJSD(Jackson System Development)を中心にした設計手法の説明。方法より考え方を理解できればいいんだろうけど、思ってたより頭に入りにくかった。。。

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    2012年03月22日