大槻繁のレビュー一覧
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2回読みました。
私は、293の鉄則本のように、枕元に置いて気が向いた時にパラパラめくって読み返す本は何冊かあるのですが、同じ本を続けて読み返すことはほとんどしません。
一読して分からなかったことは再読しても分からないことが多いので「ま。いいや、別の本を読んで理解すれば」と本棚に置いてしまいます。
しかし、この本は違いました。
章によっては、3回読みました。
私は、大学でプログラミング(Fortran/GPSS)の授業は受けたことがあるのですがソフトウェアエンジニアリングの講義は受けたことがありません。
そんな私にとって、本書は、まさに「ずっと受けたかったソフトウェア設計 -
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本書は、ブルックスの『人月の神話』を下敷きにして、ソフトウェア開発の難しさと克服の歴史、今後への提言が書かれているものです。
今後への提言としては、「抽象化」、「自動化」、「モジュール化」の観点で地道に進めていくようにとのことでした(やっぱりそれしかないのかなという答えではありますが……)。
そして、「抽象化」について残りのページが割かれているのですが、
まず抽象化の第一の観点は、
・捨象(withdrawing)、削除(removing)する行為
・複雑な対象(complex object)のいくつかの性質(properties)を捨て去り、特定の性質に目を向ける行 -
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ソフトウェア開発の世界に入った人は、誰もが一度は「なんでこんなに開発はうまくいかないのだろう」という思いに打ちひしがれると思います。もちろん私もその一人。
まだ開発の経験が浅い方が、「なんでうまくいかないのか」という疑問にかられたとき、本書はその手掛かりになると思います。読むに当たっては専門知識も要さないので、ソフト開発に携わる側だけでなく、いわゆる「ユーザ企業」といわれる側の方が読むのにも適しているかと思います。
なお本書は、著名な「人月の神話」(フレデリック・ブルックス著)をもとに書かれたものであり、より深く知りたい方は、そちらも合わせて読まれるとよいと思います。 -
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◆概要
Michael Anthony Jackson氏 が開発したソフトウェア開発手法に関する解説本。
- JSP(Jackson Structured Programming), 1975年出版
プログラム開発手法(構造化プログラミング+構造不一致)
- JSD(Jackson System Development), 1983年出版
システム開発手法(ユーザは要求を知らない。機能より実世界モデル)
についての入門的な内容について、日本のソフトウェアコンサル会社の方々によって解説されている。
◎JSP
3基本構造(連接、選択、繰返し)だけを用いて、「入力/出力のデータ構造」、「プログ -
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ネタバレフォトリーディングNo.75
目的:なぜ難しいかを把握する
トリガーワード:ソフトウェアエンジニアリング、開発、人月、プログラム、プロジェクト、契約、本質、複雑性、工数、生産性、同調性、可視化、可変性、開発プロセス、抽象度、抽象化、自動化、モジュール化、実体、実現、確認、困難
質問:
①なぜ難しいのか?
②見慣れないトリガは?
~20120719ポストレビューここまで~
~20120720アクティベーションここから~
質問に対するまとめ:
①ソフトウェア自体の難しさ(構成の依存、外部との関係、ビジネス環境や技術進歩への対応、複雑な概念の集積)、要求の高まり、分業によるオーバーヘッド、