「泣け」まではできなくて残念だったが、メンバーそれぞれにスポットを当てて、ひとりひとりの今まで経験してきた苦悩が書かれていて知られざる事実に感動した。ただ、しつこいが、誰かのエピソードでは「泣き」たかった。すべて良かったが、特に感動したのは、高橋みなみの「楽屋パトロール」の話。彼女こそリーダーに相応しく、アイドルグループになくてはならない存在だろうと共感を持った。もう少し多くのメンバーのことを好きになってから読めば良かったかなぁと思う。でも、AKB48は、本当に魅力的な少女集団だ。読む前より彼女らを好きになったのは事実である。