宇佐見秋伸のレビュー一覧
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タイトルに惹かれて買ってみたら、構成も読後感もホッコリしてて良い作品だった!星5つ!最終章の種明かしが秀逸だったと思う。Posted by ブクログ
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すっごく良かった。じーんと胸が熱くなるお話がたくさん詰まってました。最後の一話で、全てのお話が集約されていきます。ここでひとときを過ごした人たちの思い出は、少しずつ斎藤ハイツに降り積もっていく。
私もおばあちゃんに会って、今までの人生のお話をいっぱい聞いてみたいなぁ。
新たにお気に入り作家さんが出来...続きを読むPosted by ブクログ -
群像劇っぽい内容であるが、一貫して登場しているアパートの娘の物語とも言える。
娘は様々な年齢、状況での登場となるが名前は出てこず、何となく読み取ることができるかなという感じ。
成長と共にいろんな人と出会い成長していく過程を見ることが面白かった。Posted by ブクログ -
こういう人生を描いたような作品は好み。わけありっていっても相当なわけありで、なんか面白かった。それくらい人の人生は簡単には語れないということかな笑。ひとを見分けられるって凄いなと思う。ただ人を信じるのではなく。いづみみたいに年を取って関わってきた人全てに感謝をすることができる年寄りになりたいなと思っ...続きを読むPosted by ブクログ
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うん…ひどいね!!(注:褒め言葉です!!)なんとまぁ、酷すぎるほどに人として問題がある人ばっかり出てくるね。マジで救いようがないよ。
でも、不思議と爽やかなんだなぁ。なんだろう、この読後感。これだけ、しっかりとある種の復讐劇を描いてて、爽やかって異常だよ?やっぱ作者さんはすごい人だな。
殺し屋黒崎が...続きを読むPosted by ブクログ -
『人生色々なことがあるけれど、どんな失敗も成功も自分の人生を作ってきたパーツだと思えばいつか笑える日が来るんだよ(曖昧)』いい言葉です。情緒がとても上手く描かれていて一部一部終わる度にこのあとどうなったんだろうと思えるほど魅力的な主人公たちでした。読んだあととてもココロが温まる作品です。Posted by ブクログ
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週休2日制で土日休みの殺し屋って設定に惹かれて購入。後半になるにつれて時間軸が理解できなくてちょっと混乱したけど、理解出来たらなるほどなぁって納得。Posted by ブクログ
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「わけありの方も歓迎」という斎藤ハイツ。
マンションを見張る老人、漫才師だという怪しげな2人組、かなり訳ありの人達が住んでいて…。
読み終えてみると「なるほど」となるヒューマンドラマ系。人生の機微。
4話目のキャラの行方が気になります。Posted by ブクログ -
初見の作家さん。
何かで紹介されていて読んでみた。
伊坂幸太郎さんの様な作品。
著者も影響を受けたとあとがきで書いているほど、伊坂さんっぽい繋がりのある作品。
詳しく書くと面白さが半減してしまうので書かないけれど、なかなか面白い作品だった。
あとがきに、一足先に私の前を行く弟。と書かれてい...続きを読むPosted by ブクログ -
なるほど、伊坂幸太郎氏の影響を受けたとあとがきで書いているとおり、法の外側にいる人にも市井の人々と同じように職業があり日常があるというポイントはいかにも伊坂氏っぽいです。
最初の方から読んでいて感じる違和感が布石なんだろうけど、もう少し上手く隠さなければ意図が透けて見えてしまう。
多少物足りない気が...続きを読むPosted by ブクログ -
途中で、ちょっと読めてしまったんだけど、
全体的には面白いと思った。
根っこからの悪い人は案外いないのだよ、ということか。
だけど、わけありのわけがわけあり過ぎて引いてしまう。Posted by ブクログ -
目当ての本を見つけ、周囲を見回していたところこの本を見つけた。全く買う予定は無かったのだが、表紙のキアヌリーブスを彷彿とさせる登場人物の一人の殺し屋に妙に惹かれた。
グランドホテル方式で展開されるストーリーに、後半が少し読みにくい感じがしたのと、スピード感がない。話は面白かったがキャラクターに魅力...続きを読むPosted by ブクログ -
古めかしい斉藤アパートに住むちょっと変わった住人達。このアパートに住むには、アパートの隣に住む大家の面接(?)にパスしなければならない。それぞれの部屋の訳あり住人と大家家族との交流。
大家の家族構成がよく分からないなあ…と思いながら読んでいくと、最後の章で種明かしがされます。1章ずつ別の部屋の住人...続きを読むPosted by ブクログ -
うーむ・・・。なんというか、良くあるのかどうか不明だが、構成が読めてしまった点がちと残念。後、一話一話がシンプルで、引き込まれるほどにはなれなかった。自分のような中年おやじが読むものではないのかもしれんが(ひねくれているもので)、読みやすいのは確かなため、まずは全部読んでみたと、いう次第。Posted by ブクログ