感情タグBEST3
Posted by ブクログ
すっごく良かった。じーんと胸が熱くなるお話がたくさん詰まってました。最後の一話で、全てのお話が集約されていきます。ここでひとときを過ごした人たちの思い出は、少しずつ斎藤ハイツに降り積もっていく。
私もおばあちゃんに会って、今までの人生のお話をいっぱい聞いてみたいなぁ。
新たにお気に入り作家さんが出来て、すごく嬉しいです!
Posted by ブクログ
群像劇っぽい内容であるが、一貫して登場しているアパートの娘の物語とも言える。
娘は様々な年齢、状況での登場となるが名前は出てこず、何となく読み取ることができるかなという感じ。
成長と共にいろんな人と出会い成長していく過程を見ることが面白かった。
Posted by ブクログ
こういう人生を描いたような作品は好み。わけありっていっても相当なわけありで、なんか面白かった。それくらい人の人生は簡単には語れないということかな笑。ひとを見分けられるって凄いなと思う。ただ人を信じるのではなく。いづみみたいに年を取って関わってきた人全てに感謝をすることができる年寄りになりたいなと思った。
Posted by ブクログ
『人生色々なことがあるけれど、どんな失敗も成功も自分の人生を作ってきたパーツだと思えばいつか笑える日が来るんだよ(曖昧)』いい言葉です。情緒がとても上手く描かれていて一部一部終わる度にこのあとどうなったんだろうと思えるほど魅力的な主人公たちでした。読んだあととてもココロが温まる作品です。
Posted by ブクログ
「わけありの方も歓迎」という斎藤ハイツ。
マンションを見張る老人、漫才師だという怪しげな2人組、かなり訳ありの人達が住んでいて…。
読み終えてみると「なるほど」となるヒューマンドラマ系。人生の機微。
4話目のキャラの行方が気になります。
Posted by ブクログ
途中で、ちょっと読めてしまったんだけど、
全体的には面白いと思った。
根っこからの悪い人は案外いないのだよ、ということか。
だけど、わけありのわけがわけあり過ぎて引いてしまう。
Posted by ブクログ
古めかしい斉藤アパートに住むちょっと変わった住人達。このアパートに住むには、アパートの隣に住む大家の面接(?)にパスしなければならない。それぞれの部屋の訳あり住人と大家家族との交流。
大家の家族構成がよく分からないなあ…と思いながら読んでいくと、最後の章で種明かしがされます。1章ずつ別の部屋の住人のエピソードでつづる連続短編集。仕掛けが面白かった。