山口進のレビュー一覧
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国籍法,在外邦人,選挙定数,死刑,林試の森…などなど,勉強して何だか一生懸命読んだ判決の舞台裏とかがとても興味深かった。
良い本でした。Posted by ブクログ -
最高裁の多数意見がどのように形成されていくのか、
少数意見がどのような意味を持っていくのか。
緻密な取材に基づいて記載されており、著名判例についても
多く触れられていて、
興味深かった。Posted by ブクログ -
ショクダイオオコンニャクやラフレシア、蘭に興味のある方はぜひ読んでみてください!筆者が何年も自生地で観察した植物の野生本来の良さが表現されている一冊。Posted by ブクログ
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これ、タイトルで損してるよな。タイトルを見ると、最高裁判所がいかにひどいところかを暴いたものと思うよね。
実際は真逆。どちらかと言えば最高裁判所に寄り添いながら、様々な判決の過程を詳細に描いた、良質のルポルタージュ。
本論とは逸れるけど、登場する人物の紹介がなんだかかっこよくて燃える。Posted by ブクログ -
ショクダイオオコンニャクやラフレシア、珍しいランなどなどを全12章にわたって、それらを求めて行った探検の様子から送受粉のしくみまでをわかりやすく解説したエッセイ。淡々と、なんでもないように珍しい植物との邂逅を扱っていますが、想像するに、とんでもない探検ではあると思うのです。砂漠で野宿していたり、標高...続きを読むPosted by ブクログ
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絵本のような語り口調が延々と続き、少し読みづらく感じました。
また、疑問を提示した後に急に別の話が始まって「??」と思うことがありました。
内容自体は興味深く、悪くないです。Posted by ブクログ -
カブトムシを見ていくと、カブトムシだけでなく周囲との関係性がよく理解できる、という話。里山は人が手入れして初めて成り立つ自然である、ということを理解できることも大切。Posted by ブクログ
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最近の最高裁の判断について、朝日新聞記者が書いたルポ。
最高裁判事に着目しつつ、各判断においてどのような立場をとったのかを踏まえながら分析した本。
新書という形式なので網羅的ではないし、適切ではないと思われる部分もあるものの、裁判体の判断にいたる過程について、退官した裁判官に取材をして、明らかにして...続きを読むPosted by ブクログ -
最高裁は顔が見えないといわれるが,この本は丹念な取材によってその内幕を垣間見せてくれる。調査官の報告書そのまま,というのではなく裁判官の個性が反映された判決も最近は多いようだ。ここ十年ほど,最高裁による違憲判決も増え,反対意見や補足意見をつける裁判官も多くなり,司法も変わってきている。
アメリカ...続きを読むPosted by ブクログ -
「ジャポニカ学習帳のひと」と聞いて何人の方がピンとくるでしょうか。
あの表紙の写真をひとりで撮り続けているのが本書の著者。
奇妙な植物たちの巧妙な生き残り戦略の解説もさることながら、撮影に至るまでの苦心をドキュメントタッチでかなり読ませる。
まったくの初見だったのはリザンテラ・ガルドゥネリとヒドノラ...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルからはもう少し陰謀論的な内容を想像したが、予想に反して前向きな内容で面白かった
判決が決まるまでの経緯が丁寧に書かれていて、いろんな意味でまだまだ自分の仕事は雑だと思い知らされる
まだ最高裁まで争う事件を扱ったことはないが、いつか最高裁の弁論に自分の事件で行きたいPosted by ブクログ