狐野扶実子のレビュー一覧

  • 世界出張料理人

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    読み進むたびにワクワクし、著者の現場でのドキドキ感を感じました。偉業をなしているにもかかわらずひたむきで実直な人柄にとても惹かれ、自分にとって憧れな人になりました。

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    2025年09月18日
  • 世界出張料理人

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    「出張料理人」というお仕事は、究極の実力主義のビジネスなんだとビックリしました。
    読む前は、料理の出来よりも、どちらかというと女性シェフ本人のおしゃれさや美しさ、素材の値段の高さや珍しさが取り柄の、ファッションモデルの亜流のような世界かと勝手に誤解していました。
    もしかしたら日本国内の非常に限られたコミュニティの中ではそれでも通用するかもしれませんが、この著者のいる舞台では実力がすべて。ゲストや依頼主に「驚き」と「喜び」を与えて初めて次の仕事が来る、という世界です。
    一度でも失敗したら二度と呼ばれないであろうことは読んでいてひしひしと感じられ、実際の仕事の場面では読んでいる私まで緊張しました。

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    2017年12月05日
  • 世界出張料理人

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    ネタバレ

    パリ駐在員のパートナーを持ち、料理教室に通うというのはよく聞くような「外国で学んできました料理研究家の女性」の経歴かと思えば、そんなヌルいものではなかった。コルドンブルーでなぜ食材をこのように切るのか?と考えていると手順が遅くなる、そこはアメリカ人の同期から早い作業の必要性も学ぶ、さらにパリのレストラン、アルページュに掃除係としてもぐりこみ、パイナップルのロースト(とても手がかかる)を成功させデザート係に、というところからですよ、この穏やかな語り口からは想像できないほどの情熱、まず最初に掃除の仕事から入るという、衛生を求められる調理場は、汚れているのは目ではなく匂いで判断されるというのに、目か

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    2015年03月20日
  • 世界出張料理人

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    狐野扶実子さんは求道者である。フミコのやわらかな指が子ルドンブルー卒業から、シェフとして認められるまでの話とすると、この本はその後の出張料理人として活躍する時期の話を描く。儲けようや有名になろうという野望や虚栄心とは無縁である。ただ味を調理をとことん追求しているのである。この本を読んで目の前の課題に一生懸命に取り組むことの大切さを学んだ。

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    2015年01月01日
  • 世界出張料理人

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    ネタバレ

    「近々我が家でもお食事会をする予定があるの。家にも来てこういうご馳走、つくってくれる?」
    フミコの出張料理人としてのスタートは、近所のおばちゃん同士のような約束が出発点となる。ただしフミコはパリの一流レストランで3年も修行を積んだ腕を持ち、お食事会を開くのは上流階級のセレブたちだ。フミコが手掛ける料理の味は人々を虜にするのに時間はかからなかった。瞬く間に大人気となり、必要にせまられ、有限会社を設立する。口コミで始めた出張料理人は、気が付けば個人邸宅でのシラク元(仏)大統領夫人を囲んでのランチ会の依頼を受けるまでになっていた。
    高級料理を中心に話が進む為、洗練された上流階級の香りが漂う一冊ではあ

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    2014年06月27日
  • 世界出張料理人

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    とてもワクワクする本だった。
    新しい顧客、新しいキッチン、新しい食材。
    それらを使った料理たち。

    顧客の話を聞き、五感で調理する。
    事前準備は怠らないが、当日のトラブルにも顔色を変えず対応する。

    顧客にとても喜んでもらうが、自分が納得の行く料理はなかなか難しい。
    というか、自分が納得いかないのに、喜んでもらうときにもやもやと矛盾を感じる。
    私はこんなに誠実に仕事をしていただろうか。

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    2020年06月19日
  • パリのおいしい空気 フレンチレストラン最旬アドレス

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    芸術品さながらに精巧に作られたフレンチに溜息が出る。今が旬のパリのレストランの紹介。食材、調理法、料理名、シェフ名など、未知の単語のオンパレードで文章は消化しきれなかったが、それを補ってあまりあるほどの、料理やお店の数々の素敵な写真。特別な日にこんなお店でお食事ができたら素敵だな、もっと欲をいえば、これらの店のそれぞれの良さを語れるほど通いつめてみたいものだなと思った。

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    2016年05月08日
  • 世界出張料理人

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    料理ってすごい!料理人ってすごい!!
    こんなふうに、自由に料理を作ることができたらいいなぁ・・・食って毎日のことだから、すごく大事。
    自分のためだけでなく、家族や友人のために、創造的な料理を作ることができたらいいのになぁ~・・・と思うには思うんですけどね・・・ww
    ちなみに、私もカレーにはジャガイモの代わりに大根を入れますw
    そんな共通項をみつけて、ひとりほくそ笑むtantanなのでしたw

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    2014年04月05日
  • 世界出張料理人

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    出張で料理を作る・・・それはいつも同じ厨房で作るよりはるかに工夫が必要だろう
    それに向かっていく姿勢が好印象

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    2015年03月25日
  • 世界出張料理人

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    フランスの名店でスー・シェフまで務めた著者は、友人の家で料理を作ったことから口コミで顧客の輪が広がり、出張料理人となる。「五感を使って食材と対話する」ことを信条に、どこでもどんな時でも創意にあふれた料理を作って喜びと感動を届ける、出張シェフの奮闘記。

    タイトルに「世界」と付いているが、基本はフランス国内、依頼さえあればどの国へも飛んでいく、というスタイルのようだ。エッセイもほとんどがフランス国内での話だった。
    ホームパーティや自宅での食事会で一流の腕をふるうのが著者の仕事であるが、家での食事会で外から料理人を呼ぶ、ということからわかるように、著者のクライアントは一定以上の生活水準にある人ばか

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    2015年01月11日
  • 世界出張料理人

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    自宅パーティなどの出張料理をする料理人、フミコさんのエッセイ。初めから料理人を目指してなかったというのはすごい。繊細な心遣いが食べた人を満足させるんだろうな。
    おいしそう。

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    2014年10月03日
  • まいにち、サラダ ひとりのときも おもてなしのときも

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    見た目が綺麗な料理が多い。しかし,なんだか難しそうに思った。あまり使わないような食材や調味料を使われるとハードルが上がる。残念。

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    2014年09月25日