鈴掛真のレビュー一覧

  • ゲイだけど質問ある?

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    合間合間にある短歌、好きだなぁ。なんて切ない。
    ゲイやレズビアンというだけで特別視するような意識がある人にこそ読んでほしい本。自分はゲイではないから、心からわかることはできないけど、だからこそこうした生の声を綴った本を読む意義は大きいと思う。

    …とは言え自分も、同性に(たぶん)恋愛感情を抱いたことがある。気持ちを抑えられなくなった時、「明日こそ言おう、明日こそ」って心に決めて眠りにつくのが日課になって、一年二年…。でも言ってしまえば今の関係のままではいられない。それは嫌。とうとうそのストレスに耐えられず、こちらから変な理由をつけて疎遠にしてしまった。

    他の同性愛についての本も読んでみたいな

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    2025年10月16日
  • ゲイだけど質問ある?

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    ゲイの歌人・鈴掛真さんが著したLGBTへの入門書。

    ゲイとして生きていた鈴掛さんのこれまでや思い、考えが知られて興味深かった。しかも、ところどころにある鈴掛さんの短歌もすごく良かった!

    「交わし合う
    言葉の数を
    星にして
    部屋一面に
    描く星座図」 (p.31)
    がいちばん好き。

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    2025年07月27日
  • ゲイだけど質問ある?

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    思ったよりもちゃんとした本。
    私はそもそも同性異性に関わらず、性愛の対象を世に晒すことが野蛮と思っているので、心からどっちでも良いんだけど、この人は「ゲイ」をキーワードに人として大切な事を語ろうとしてると感じた。

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    2023年10月12日
  • ゲイだけど質問ある?

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    すごくカジュアルで読みやすい文体だった。
    普通のことを普通のこととして捉えられるようになる本。
    同性婚について、同性愛者に特権を与えようと言うんじゃなく誰もが平等な権利を享受できるようにしたいだけだというフレーズがすごくしっくりきた。
    政治家ホントに大丈夫か?ってなってくる…

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    2021年01月16日
  • ゲイだけど質問ある?

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    セクシュアリティに悩んでいるティーンの方は読んでみたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういった方々に老婆心ながらこの本をさらに効果的に読む方法を私なりに考えてみました。
    第二章、第三章は鈴掛さん個人の体験に大きく依存している部分ですので、あくまで人を大切にする「プロセス」を真似してほしい、ということ。また、いわゆるヘテロセクシュアリティ(今まではストレートと言ってましたが)のかたも鈴掛さんの体験が全てとは思わないで「なるほどね」くらいで読んでいただくのがよいと個人的には思いました。
    第四章、第五章は最近のLGBTQに関する社会問題について言及されており、鈴掛さんなりの考えがつづられてい

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    2020年05月23日
  • ゲイだけど質問ある?

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    (オープンリー)ゲイであり、歌人である著者が、質問に答える形式で自身のことやLGBTについて語る。
    非常に率直でテンポのよい受け答えで、著者の人柄がよく伝わってきた。一人の等身大のゲイの方の姿を知り、そこからLGBTについて理解を深めるという点で、良い本だと感じた。

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    2019年08月20日
  • ゲイだけど質問ある?

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    ゲイの生きづらさをカジュアルに語るが、性格もあってか、時代なのか、同性を好きになり報われる可能性が低い以外は普通ということがよくわかる。10代の教科書になる。

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    2019年02月28日
  • ゲイだけど質問ある?

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    ゲイについて,自らの体験も踏まえて想うところを述べたもの.これが特にゲイに限らず当たり前の人間としてあるべき姿のようで,鈴掛氏のまっすぐな人柄が偲ばれる.挟み込まれている短歌がまたみずみずしくて切なくて,とても癒されます.

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    2019年01月24日
  • 好きと言えたらよかったのに。(大和出版) 世界で一番せつない62のメッセージ

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    ネタバレ

    実は出身が同じという事を知って、どんな歌をよむのだろうと気になり買ってみた。

    その前にプロフとかを見たら、同性愛者であることを公言して活動されているということで、それは大変な事が多々あるだろうと思っているのだけれども、ご本人はそういうのは感じさせずに行動されているような感じを受けました。

    で、作品ですが。文字通り、恋愛の、というか、片思いをうたった短歌62首をその場面にふさわしい写真とともに掲載するというテイスト。

    この内容がフィクションなのか、ノンフィクションなのかはどーでもよくて、誰でも経験しそうな事を身近なもので詠んでるので共感を呼ぶ内容。

    自分の中の汚いものが流れていく、自分の

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    2013年06月27日