鈴掛真のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
合間合間にある短歌、好きだなぁ。なんて切ない。
ゲイやレズビアンというだけで特別視するような意識がある人にこそ読んでほしい本。自分はゲイではないから、心からわかることはできないけど、だからこそこうした生の声を綴った本を読む意義は大きいと思う。
…とは言え自分も、同性に(たぶん)恋愛感情を抱いたことがある。気持ちを抑えられなくなった時、「明日こそ言おう、明日こそ」って心に決めて眠りにつくのが日課になって、一年二年…。でも言ってしまえば今の関係のままではいられない。それは嫌。とうとうそのストレスに耐えられず、こちらから変な理由をつけて疎遠にしてしまった。
他の同性愛についての本も読んでみたいな -
Posted by ブクログ
セクシュアリティに悩んでいるティーンの方は読んでみたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういった方々に老婆心ながらこの本をさらに効果的に読む方法を私なりに考えてみました。
第二章、第三章は鈴掛さん個人の体験に大きく依存している部分ですので、あくまで人を大切にする「プロセス」を真似してほしい、ということ。また、いわゆるヘテロセクシュアリティ(今まではストレートと言ってましたが)のかたも鈴掛さんの体験が全てとは思わないで「なるほどね」くらいで読んでいただくのがよいと個人的には思いました。
第四章、第五章は最近のLGBTQに関する社会問題について言及されており、鈴掛さんなりの考えがつづられてい -
Posted by ブクログ
ネタバレ実は出身が同じという事を知って、どんな歌をよむのだろうと気になり買ってみた。
その前にプロフとかを見たら、同性愛者であることを公言して活動されているということで、それは大変な事が多々あるだろうと思っているのだけれども、ご本人はそういうのは感じさせずに行動されているような感じを受けました。
で、作品ですが。文字通り、恋愛の、というか、片思いをうたった短歌62首をその場面にふさわしい写真とともに掲載するというテイスト。
この内容がフィクションなのか、ノンフィクションなのかはどーでもよくて、誰でも経験しそうな事を身近なもので詠んでるので共感を呼ぶ内容。
自分の中の汚いものが流れていく、自分の