谷口忠大のレビュー一覧
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タイトルに「コミュニケーション塾」とあるように、「コミュニケーションとは何か?」について書かれた本です。
小説形式(あとがきによると「ライトノベル形式」)で書かれた本で、とても読みやすかったですが、内容的には、かなりしっかりしたものでした。
「コミュニケーション」という言葉は、誰もがみんな正しく知...続きを読むPosted by ブクログ -
副題のとおり、ラノベ形式の小説を通してビブリオバトルから人工知能まで学べるスタイルは好印象。マドカや夏子の視点まで降りてきて解説してくれるし、内容もわりと深いところまで解説してくれるので、理解が進む。ただ、地の文の教授の思考のトレースに、著者の谷口さんが透けて見るような気がして(ご本人のことを知って...続きを読むPosted by ブクログ
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ビブリオバトルという書評ゲームの奥深さを知れた本です。
これまでビブリオバトルのルールなどは、他の物語形式の本を読んでわかっていたけれど、ビブリオバトルができた経緯、存在意義などについて知ったのは初めてで、感動しました。
私もこんな風に何かを作りたいなと思います!Posted by ブクログ -
良書。これからの時代に必要なことが詰まっている。
表紙と中の挿絵は、カバーをつけて読まざるを得ない気恥ずかしさが読み手の私にはあった…
著書「ビブリオバトル」で書かれていた本職の研究目的・内容を、分かりやすく伝える内容。分かりやすさを徹底するために、ライトノベル方式・絵を使った意図に納得する。
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この本は深い。ビブリオバトルは深い。
単にビブリオバトルのやり方を書いてある本と思って手にしたが、いやいや、OMOの時代に大切なことや、最新のコミュニティマーケティングの肝になる部分もしっかり分析して伝えてくれる。理系の研究者の言葉の説得力は素晴らしいものがある。Posted by ブクログ -
発案者によるビブリオバトルの解説本である。その公式ルールから、発案に至った経緯、そのルール設計の工程などが詳しく説明されている。
この本を読めば、公式ルールの重要性やその意図するところはハッキリとわかる。なぜチャンプ本を決める必要があるのか、なぜ5分なのか、そうした公式ルールを破ることでビブリオ...続きを読むPosted by ブクログ -
「本を通して人を知る。人を通して本を知る。」という筆者の理論に感銘を受けました。ビブリオバトルは、読書活動だけでなく、コミュニケーション力やプレゼンテーション能力の向上にも繋がり、また、人と人との関係づくりにも繋がるなど、あらゆる可能性を感じました。Posted by ブクログ
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人工知能の研究がこんなにエキサイティングなことになっているとは思わなかった。概念形成、言語の習得、共感、こういったことを実現するためのアルゴリズムの実例の数々に驚嘆。と同時に、ここで提示されたアルゴリズムの要素はいろいろと応用ができそうで、刺激的な一冊だった。Posted by ブクログ
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「概念を獲得し、言語を運用できるようになり、実世界を認識し移動し、人と会話できるようになるロボット」を創ることを記号創発ロボティクスと呼び、人間の赤ちゃんとの対比でその学習を方法を探り、その重要な考え方として二重分析構造や記号論を論じ、ロボット、そして人間の心に迫る好著です。よくある人工知能の本のよ...続きを読むPosted by ブクログ
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ビブリオバトルの考案者による、ビブリオバトルについての本です。発端は、著者が所属していた研究室で読書会を始めようとしたこと。従来の読書会では発表者以外読んでこなかったり、レジュメを読み上げるだけで退屈だったり、そもそもどの本を読むべきか判断できなかったりと、問題が多いと感じていたそうです。そこで、み...続きを読むPosted by ブクログ
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非常に大きな思索の広がりを感じて,読んでる最中興奮しっぱなしの一冊でした.
裏表紙に「工学と哲学を架橋する」と書いてありますが,
「過去の哲学を叩き潰す」というぐらいの勢いを最終章では感じました.大変好ましいです.
本書の趣旨は「記号創発システム」としての世界の捉え方を広く伝えることにあるようで...続きを読むPosted by ブクログ -
ロボット研究を通して心・意識の構造を解明する話。
「ロボットに心・意識はあるのか?」という素朴な質問を研究者に投げると「心・意識ってなんですか? どういうロボットができたら心・意識を持つことになるんですか?」と投げ返される。
著者は、ユクスキュルの環世界から話を始める。私たちは主観的世界に生きて...続きを読むPosted by ブクログ -
東京都知事の猪瀬さんも『解決する力』の中で推奨されていたりと、
ここ最近、意外と耳にすることが増えてきている、「ビブリオバトル」。
ルールは至極単純で、、
・参加者が読んで面白いと思った本を持ち寄る
・順番に1人5分で本を紹介する
・それぞれの発表後に、参加者全員で2-3分のディスカッショ...続きを読むPosted by ブクログ -
毎年恒例の企画展示「科学道100冊」に2022年新たに加わった本。
ラノベ風の小説部分と実行知能の現状と技術解説部分を交互に織り交ぜている。
あらすじ:
小学生の悠翔のもとに突然やってきた謎の少女、アリス。まるで赤ちゃんのように何も知らなかったが、悠翔たちから多くを学んでいく。しかしそこに、怪しい...続きを読むPosted by ブクログ -
ビブリオバトルのルール、成り立ち、目的、効果効用、世間への浸透具合が説明された本
最近、初めてビブリオバトルに参加してみてイメージしてたより楽しかったので読んでみた
読書会にはよく参加するけど、ビブリオバトルはやったことがなかった
「チャンプ本」を決める、という行為が本に優劣をつけているように思っ...続きを読むPosted by ブクログ -
『ふだん使いの言語学』で我々がいかに無意識に巧妙に言語を使っているか、ということに触れた後に読んだこともあるが、こちらはまた別の観点での人工知能の多くの課題を「ふだんの生活」の中に落とし込む形で論じている。
そもそも、我々が生きるために獲得した「知能」、生得的な「本能」のみならず、誕生から長い時間を...続きを読むPosted by ブクログ -
各章の入り口は僕とアリスのお話だけど、科学ライブラリーだけあって、解説にはしっかりとした人工知能の話が出てくる。見て触って聞いて知るロボットができるんだ。クロスモーダル推論というらしいが、教師データを提供しなくても、自分で推測することが可能だそうだ。AIの解説が面白かった。お薦めです。Posted by ブクログ
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『もしドラ』のコミュニケーション論バージョンのような一冊。
ビブリオバトルの発案者にしてAIの研究開発をしている教授と呼ばれる僕が、原稿を書くために通っている喫茶店エトランゼで、質問魔の女子高生に色々質問されて、ついついコミュニケーションについて色々講釈をすることになってしまうという筋で、ラノベ風の...続きを読むPosted by ブクログ -
加速度、角速度、ジャイロセンサといった基本的な高校物理レベルからスタートしてくれているので
基礎部分からしっかり固めたい人にはおすすめ
ロボット基礎みたいなイメージで購入すると良いと思う
久しぶりに高校物理を見ると、わくわくする人は向いている。Posted by ブクログ -
ビブリオバトルの目的、よさについて理解できた。
・書籍情報共有機能
・スピーチ能力向上機能
・良書探索機能
数え切れない本の中から、良い本を選定するためのフィルター的機能がある。
・コミュニティ開発期間
紹介する本を通してその人を知ることができる。コミュニケーションの場づくりがビブリオバトルの本質で...続きを読むPosted by ブクログ