橋本武のレビュー一覧

  • 〈銀の匙〉の国語授業
    たくさん角を折ってしまった(あとでまた見返したいページ)。
    銀の匙をやっとちゃんと読もうと思った。
    意外と面白いかもと思わされた。
    タイトルをつけたり、実際に書かれていることをやってみたり、語句の意味を考えたり調べたり、興味深い。
  • 〈銀の匙〉の国語授業
    灘中・高の国語教育で有名になった橋本氏は、当たり前ながら非常に信念の人だ。自らが印象に残った国語授業がなかったということから、この本にチャレンジし、作家・中勘助氏への手紙から始めて直接の交流。生徒に読み込ませた後は章立てのタイトルを考えさせ、感想文を書かせる!きっと楽しい授業だっただろうと思う。灘が...続きを読む
  • 伝説の灘校国語教師の「学問のすすめ」(PHP文庫)
    灘校の国語授業の話、退職後の話、いろはカルタの話、の3部構成。寄り道を伴う読書が基礎学力をつけるためににいかに重要か、という信念の人。最後のいろはカルタの章は、江戸、上方、名古屋のかるたを比較していて面白い。
  • 〈銀の匙〉の国語授業
    『銀の匙』を読んだあと、灘で教材として使われていたと知り
    興味を持ったので手に取りました。3年間『銀の匙』のみという
    究極のスローリーディング!2012年に満100歳を迎えた著者は
    21歳から71歳まで教壇に立った。

    「どんな授業だろう?」と読み進めると意外と「文中の単語の意味を調べる」と
    いうこ...続きを読む
  • 〈銀の匙〉の国語授業
    100歳の授業。
    どんなんだろうなぁと思います。

    その100年を本当に、好きに生きてきたんだなぁということがよく分かります。

    でも、教え子が自分より先に亡くなっていくというのは、けっこうたまらなくさびしいものがあるよなぁと思います。

    そして、今も昔も変わらず、マスコミは、はじめから自分で決めた...続きを読む
  • 日本人に遺したい国語 101歳最後の授業
    著者は有数の進学校である灘校の元国語教師。『銀の匙(さじ)』(中勘助 著の自伝的小説)という文庫本を3年かけて読み込む少し変わった授業をしていた。

    【メモ】この3点
    1.徹底して生徒の興味を引き出す〜横道にそれることが目的のスローリーディング、興味に忠実に。
    ・小テストは、生徒同士で採点。自分たち...続きを読む
  • 橋本式国語勉強法
    国語という科目は何となくできてしまっていたので、そんなに勉強した記憶はなかったが、この本を読んで、実はそうではないことを思い出した。もちろん、橋本氏がこの本で述べているようにていねいな学習をしてきたわけではないが、自分の予習ノートの作り方を思い出すと、共通な部分が多かったことに今更気が付く。国語をし...続きを読む
  • 〈銀の匙〉の国語授業
    『奇跡の教室』を読んだ時、エチ先生が実際に『銀の匙』の授業で使ったプリントを見てみたいと思いました。今回はそれが載っています。
    綺麗な字とは言い難いですが、今はあまり見られない手書きのプリントに味わいを感じました。プリントといっても、ただ番号が振ってあったり、桝目があったり、線が引いてあったりと、ほ...続きを読む
  • 伝説の灘校国語教師の「学問のすすめ」
    教え方が小学校5・6年の時の担任と似ていて、読みながら懐かしかった。今思うと、運良くよい教育を受けることができたと思う。
    よい学びをさせるために、先生は多くの時間を費やして準備をされたのだろう。感謝。

    出会い、巡り会いは人生に大きく影響を与える。
    橋本先生のように、楽しく学びながら、年を重ねていき...続きを読む
  • 伝説の灘校国語教師の「学問のすすめ」
    「学ぶ」とは何かを改めて再考させてくれる一冊でした。
    「記憶に残らない授業は社会に出てから役に立たない。授業をしても意味がない」
    いままで、いかに多くの、記憶に残らない授業を受け身で受けてきたのか。
    とかく、いろいろなことを急ぎ、どこか受け身のことが左から右へと流れていく日々。
    同時に「ゆっくり味わ...続きを読む
  • 伝説の灘校国語教師の「学問のすすめ」
    名門灘校の学力日本一の基礎を作った伝説の国語教師が、学ぶ楽しさを伝える一冊。著者が50年間教鞭をとっていた灘校は、著者の独特な国語の授業を受けた生徒たちが、昭和43年に初めて東大合格者数1位となり、全国的に注目された。

    記憶に残らない授業、社会に出てから役に立たない授業をしても意味がない。卒業して...続きを読む
  • 〈銀の匙〉の国語授業
    国語教育に関わろうとするものとして、読む価値はあったと思う。こんな授業をできるかどうかは別として、国語を教えるとは(学ぶ)どういう事か、教師として生きるとはどういう事かなどを考えるよいきっかけになる。
  • 〈銀の匙〉の国語授業
    この本の中で,「自分が中学生であったとき,どんな授業を受けたかんだろう」と思い出してみようとしても,何も浮かんでこない!というところがあった。(P51)
     私は,好きな授業のことは鮮明に思い出せる。先生の言葉も,黒板に書く様子も,どんな事を学んでいたかも。・・・しかし,中には先生の存在さえ忘れていた...続きを読む
  • 橋本式国語勉強法
    古文・漢文を学ぶことの意義を具体的な例を通して知ることができた。また、古典の学習法など詳しく書かれていたので実践に移していきたいと思える内容だった。
  • 橋本式国語勉強法
    考えていた内容よりもずっと実用的で現代的な勉強法であった。
    具体的な国語の勉強法に興味がなくても 7まとめ の章は、大人にとっても改めて考えるべき、日常生活のコミュニケーションに関するヒントがあるものと感じた。
  • 〈銀の匙〉の国語授業
    教材研究がすごい。一つの題材から広っがていく世界がすごい。学生の頃は、数学の方が好きだったが最近は「国語ってやればやるほど、言葉にこだわればこだわるほどおもしろい」と学ぶことに楽しさを感じている。
  • 〈銀の匙〉の国語授業
    橋本武さんにとっての仕事とは、限りなく趣味に近いところにあるものなんだな。だからこそ、時間とお金をかけることが苦にならないんだ。そして、情熱をもち続けることができるんだ。

    エチ先生は、『銀の匙』を教科書として使っていたけれど、『銀の匙』だけを読むことで、生徒の読む力を育んだわけではない。
    『銀の匙...続きを読む
  • 〈銀の匙〉の国語授業
    有名な銀の匙の授業について著者自ら書いた本です。

    生徒の感想中で、「自分で銀の匙の各章に題を付けて読んでいくと、その本が自分専用の銀の匙に見えてきて、自分独自の解釈ができるようになる」とあったのが印象に残りました。著者の先生もこのような独自視点を持ってもらうのが授業の狙いだったそうです。また銀の匙...続きを読む
  • 〈銀の匙〉の国語授業
    教師としての在り方がすごい。
    27年ぶりに教壇に立ったときの、授業の進め方もさすがだよね。遊ぶと学ぶの共通点は何?から入って、漢字と仮名の成り立ちや、ぶ動詞について。
    本に出てくる遊びを体験させるとか、徹底してる。
  • 伝説の灘校国語教師の「学問のすすめ」
    サラッと一読しました。
    ただ国語をやるのではなく、どうやったら面白く授業を行えるのか、どうやったら興味を持てるのかのおはなし。また著書の人生観や考え方が書かれている本です。