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2013年7月に百一歳を迎える、私立灘校の学力日本一の基礎を作った伝説の国語教師が、学ぶ楽しさ、生きる喜びを伝える本である。著者が50年間教鞭をとっていた灘校は、橋本式の独特な国語の授業を受けた生徒たちが、昭和43年に初めて東大合格者数1位となり、全国的に注目された。その折には、マスコミ等から様々な誤解を受け、詰め込み教育をしているなどの根拠のない噂が流れ、哀しい思いもしたが、生徒たちには楽しい勉強法を工夫し続けた。大学入試という難関を潜り抜けるには、学問の基礎力が必要である。その基礎は国語力を身につけることで初めて可能となる。国語は簡単に成果が出る教科ではないが、受身ではなく能動的に取り組み体験を伴うことで好きになっていくと、いつのまにか基礎力が身に付き、人生を切り拓く大きな力となる。百歳を超えたからこそ見つけた「学問のすすめ」は生きる喜びを享受する「橋本流生き方のすすめ」の指南書である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2013年05月15日
教え方が小学校5・6年の時の担任と似ていて、読みながら懐かしかった。今思うと、運良くよい教育を受けることができたと思う。
よい学びをさせるために、先生は多くの時間を費やして準備をされたのだろう。感謝。
出会い、巡り会いは人生に大きく影響を与える。
橋本先生のように、楽しく学びながら、年を重ねていき...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月13日
灘高校で長年国語教師を務めた御年百歳を超える著者。「学問のすすめ」というタイトルだが、「元教師」としての経験を著した本であると同時に人生の楽しみ方を説いた本でもある。様々なことに興味を持ちやってみること、前向きに生きること、本書を読んでいると、「いかに自分に正直に生きるか」、これこそが長寿の鍵を握る...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月13日
「学ぶ」とは何かを改めて再考させてくれる一冊でした。
「記憶に残らない授業は社会に出てから役に立たない。授業をしても意味がない」
いままで、いかに多くの、記憶に残らない授業を受け身で受けてきたのか。
とかく、いろいろなことを急ぎ、どこか受け身のことが左から右へと流れていく日々。
同時に「ゆっくり味わ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月30日
名門灘校の学力日本一の基礎を作った伝説の国語教師が、学ぶ楽しさを伝える一冊。著者が50年間教鞭をとっていた灘校は、著者の独特な国語の授業を受けた生徒たちが、昭和43年に初めて東大合格者数1位となり、全国的に注目された。
記憶に残らない授業、社会に出てから役に立たない授業をしても意味がない。卒業して...続きを読む
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