平林直哉のレビュー一覧

  • クラシックの深淵

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    クラシック・レコードの通販サイトで、少し前から古い録音の「板起こし」とかをやっている著者制作のCDとかが発売されているの見かけるようになったが、実際に聞いたこともないような人たちの録音を積極的には聞くことがないので、そのCDは一枚も持っていません。(輸入盤に比べると高価なこともありますが)
    同時に職業的なレコード・コレクターでもありますので、その蘊蓄というか楽屋話を書き綴った一冊で、それなりに面白く読めます。
    冒頭の一篇が、シュワルツコップの名盤とされているR.シュトラウスの「四つの最後の歌」のうち「春」だけが半音低く歌われているというもので、これは私も初めて知りました。
    クラシック以外でも、

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    2022年01月13日
  • クラシック100バカ

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    ネタで書いた本なのかと思っていたが、現在の日本におけるクラシック音楽界、特に売り手(レコード会社など)やジャーナリズムの在り方に対して一石を投じる大真面目な本である。

    また、クラシックファンも本書を読んで考えさせるところがあると思う。

    文章も平易で読みやすい。

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    2020年09月20日
  • クラシックの深淵

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    目次の「テオドール・クルレンツィスを検証する。」が目に留まり、パラパラと読んでみました。
    クルレンツィス&ムジカエテルナは、ベートーヴェン交響曲第5番を聴いて独特な演奏だなと感じた指揮者とオケです。
    著者の平林さんも革新的な解釈だと評していますが、どうしても理解できない部分が多いみたいです。

    平林さんが特に気に入らないのが、ベートーヴェン交響曲第7番の第2楽章の冒頭で、これについては私も同感です。
    しばらく(2分間くらい)全く音が聞こえないのです。(すご~く小さな音で鳴っています)
    音量の強弱操作が極端すぎて落ち着いて聞けない演奏は他にもありますので、私と似たような印象を持っているかもしれま

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    2022年02月20日
  • クラシック名盤名演奏100

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    人には人の感じ方があり、その想いをどのように表現するかも、また多用である。
    ふと知り合った音楽に詳しい方のお話を聞く、と思って読めば楽しめるかな。

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    2012年11月06日