姜竣のレビュー一覧

  • 紙芝居と〈不気味なもの〉たちの近代

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    戦前には「不気味なもの」として警察によって都市から排除される一方で、教育現場に包摂され活用された紙芝居。
    その歴史をふまえて紙芝居『墓場奇太郎』の怪奇譚としての一面を明らかにして、紙芝居とその時代に映る「不気味なもの」から幻想と異端の実相を逆照射する。

    [ 目次 ]
    境界と両義性を超えて
    第1部 紙芝居はどこからくるのか(紙芝居の時代;紙芝居に介入する社会)
    第2部 物語とメディア(醜いヒーローの形態学;絵の「声」を聴く)
    第3部 「不気味なもの」たち(怪奇の近代;「不気味なもの」をめぐる問題系)
    越境するローカルなもの

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆

    0
    2010年06月26日