[ 内容 ]
戦前には「不気味なもの」として警察によって都市から排除される一方で、教育現場に包摂され活用された紙芝居。
その歴史をふまえて紙芝居『墓場奇太郎』の怪奇譚としての一面を明らかにして、紙芝居とその時代に映る「不気味なもの」から幻想と異端の実相を逆照射する。
[ 目次 ]
境界と両義性を超
...続きを読むえて
第1部 紙芝居はどこからくるのか(紙芝居の時代;紙芝居に介入する社会)
第2部 物語とメディア(醜いヒーローの形態学;絵の「声」を聴く)
第3部 「不気味なもの」たち(怪奇の近代;「不気味なもの」をめぐる問題系)
越境するローカルなもの
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