川村遼平のレビュー一覧

  • 若者を殺し続けるブラック企業の構造

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    長時間労働から,過労死に至る労働問題を中心に論じている。「過労死」の対象は,少なからず「家族のいるお父さん」がなっているというイメージがつきまとうという点にははっとさせられた。実際には,20代・30代のおよそ健全な働き方をしていれば,脳心疾患にはなり得ない若者の過労死も増えているという指摘が鋭い。参考文献もたくさん挙げられていてこの問題を深めていくための入り口としてとても良い本だと思う。

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    2014年03月28日
  • 若者を殺し続けるブラック企業の構造

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    ブラック企業によって若者が犠牲になった事例を交えつつ、日本の労働者が「働きすぎ」てしまう構造を解明している。特に問題なのは、人事評価が「人格的評価」であることだとしている。また、日本型雇用を支える制度的要素も「働きすぎ」を前提にしたものだと指摘している。

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    2014年10月26日
  • 若者を殺し続けるブラック企業の構造

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    若年過労死。
    クソ安い給料でこき使われた労働対価を我々は享受しているわけだからブラック企業の共犯者といえないこともない。

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    2014年06月15日
  • 若者を殺し続けるブラック企業の構造

    購入済み

    立ち向かえるか

    最近のブラック企業は悪質巧妙化しているが、結果的にそれは消費者が選択した結果とも解釈できる。需要が減少しつつある中で、企業が競争にさらされ、生き残りをかけた戦いをしていることもまた事実。
    このような世の中で社会人としてハンディを負った若者たちが切り捨てられていくのは本当に忍びないと思う。
    とにかく殺されないような会社を見つけるしかない。

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    2014年04月30日
  • 若者を殺し続けるブラック企業の構造

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    年1000件以上の相談に応じるNPO邦人事務局長が書く若年層雇用状況の実態。
    「働き過ぎ」をキーワードに当たり前になっている日本の働き方を問いなおす試みがテーマとなっている。
    働き過ぎは労働者の協力なしには成り立たないとし、なぜ働き過ぎに加担してしまうのかを問いただす。

    ブラック企業を中心として心身を壊すまで働かされている人の実態、状況の紹介。
    働き過ぎを追認する日本の法制度。
    どうすれば悲劇が起こらないようにできるかの考察。
    といった内容。

    やや恣意的な意見と思うような所もあるが、単に劣悪な環境で働かされている人がいるって話で終わらず働き過ぎが建前としては規制されているが実際は容認されて

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    2014年04月24日
  • 若者を殺し続けるブラック企業の構造

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    予想していたより、だいぶ勉強になった。

    感情的に批判するというものではなく、
    定量的かつ背景まで含めて、なぜブラック企業が存在するのか?なぜ良くないのか?を丁寧に説明している。

    自分自身、結構なハードワーカーであるし、ブラック的な企業にも身を置いたことがある。

    「俺のほうが働いている」、「嫌なら辞めれば良い」という意見も分かるものの、やはり行き過ぎないような最低限の基準は必要なのだと思う。
    特に、単純労働や肉体労働的なものに関しては。
    確かに、20年近く育てた若者をぶっ壊すようなのことは社会にとって損失だよね。

    悩ましいのは、もはや競争は国内だけじゃないってことかな。やりたい奴はとこと

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    2014年02月23日