堀越孝一のレビュー一覧

  • 中世ヨーロッパの歴史

    Posted by ブクログ

    詳しくて良かった。西ローマ帝国崩壊直前から、百年戦争終結までの、長い期間を扱っており、最初と最後では社会が全く変わっていることに驚いてしまいます。
    事件や人物そのものより、「何故それが起こったか」という社会の底流を描くことに力点を置いている感じ。そのため、「そう! それが知りたかったの!」という部分が多い半面、勉強不足の時代については「アレ、待ってそれ誰」みたいなことになることも……。
    事件・人物に力点を置いた本を先に読み、「2冊目の概説書」として読むのが良いと思います。

    0
    2015年06月21日
  • 中世ヨーロッパの歴史

    Posted by ブクログ

    ローマから見た辺境地、ガリア戦記の時代から百年戦争を経るまでのヨーロッパの歴史。まさに、ここからヨーロッパは始まる、といった感。
    中世が暗黒時代ではなく、次の近代を予感させるべく動き出していたことを思う。

    0
    2020年06月28日
  • 中世ヨーロッパの歴史

    Posted by ブクログ

    ヨーロッパ史で有名な学者による通史。専門?のブルゴーニュ公家のくだりは思ったより少なく、かわりにすごく気になる12-13世紀の記事が多いのがよかった。ただし通史とはいえ、観点が多岐にわたるため、記述が前後しているのが難点。仕方ないところではあるけど。ある程度の予備知識があったほうが読みやすいと思う。

    0
    2011年11月23日
  • 中世ヨーロッパの歴史

    Posted by ブクログ

    ざっくり10~15世紀のヨーロッパの歴史。こまごました内容が多い。ぜんぜん頭に入ってこなかったが、細かいところが知りたいときに読むといいのかも。

    0
    2025年08月09日
  • 中世ヨーロッパの歴史

    Posted by ブクログ

    入門に読もうと思ったらそういう本ではなかった。たぶんある程度知識があることが前提になっていて、専門用語が多いのと、地名や人物の羅列がだーっと続いたと思うと一人の人物の逸話や性格にフォーカスしたり、話の中で時代や地域が目まぐるしく変わり前後するので初心者はとてもじゃないがついていけない。
    アリエノールの話など細かく語るところでは独特の語り口で臨場感があり面白くはあるのだけど、大筋をつかめないまま読むのでよくわからないまま宙に浮いてしまう。もっと後で読むべきだった。これの前に読んだ本も自分には難しい部分があってうまく呑み込めなかったので不安になってきた…。

    0
    2022年02月20日
  • 生活の世界歴史〈6〉中世の森の中で

    Posted by ブクログ

    専門の学者たちが共同執筆した中世ヨーロッパの概説本。諸侯、騎士、僧侶、農民、町人の身分の別なく、全体の風俗を広範囲に取り上げていて当時の空気を垣間見ることができる。ヨーロッパ史に興味のある方ならオススメ。

    0
    2013年10月20日
  • 中世ヨーロッパの歴史

    Posted by ブクログ

    とにかく文章が上手い! 上手すぎて歴史の概説書としてはイマイチ信用できない…、ってのは偏見ですが、やっぱり文章に酔ってしまう本。

    0
    2009年10月04日