堀越孝一のレビュー一覧

  • 生活の世界歴史〈10〉産業革命と民衆
    イギリスの産業革命について深く勉強したいと思い本書を手に取りました。これまでにアシュトンの「産業革命」などを読んではいましたが、本書は産業革命時代の人間像を可能な限り生々しく記述されていて、とても勉強になりました。文庫版で購入しましたが読み応えは十分です。産業革命によって人々の生活が劇的に変わりまし...続きを読む
  • 中世ヨーロッパの歴史
    詳しくて良かった。西ローマ帝国崩壊直前から、百年戦争終結までの、長い期間を扱っており、最初と最後では社会が全く変わっていることに驚いてしまいます。
    事件や人物そのものより、「何故それが起こったか」という社会の底流を描くことに力点を置いている感じ。そのため、「そう! それが知りたかったの!」という部分...続きを読む
  • 生活の世界歴史〈10〉産業革命と民衆
    このシリーズも自分の専門だけあげますが、他のも面白そうでシリーズ買いしたのかな?中国史のとかも面白かったです。
  • 中世ヨーロッパの歴史
    ローマから見た辺境地、ガリア戦記の時代から百年戦争を経るまでのヨーロッパの歴史。まさに、ここからヨーロッパは始まる、といった感。
    中世が暗黒時代ではなく、次の近代を予感させるべく動き出していたことを思う。
  • 生活の世界歴史〈2〉黄土を拓いた人びと
    読んでいる途中ですが、中国の(主に明代の?)生活文化や氏族文化がまとめられていて、資料としてとてもよかったです。
    ただ明中心という割りには、他の時代の話も同時に同じ章に出てくるのでちょっ読みにくいところはありました。

    新書よりはずっと内容が濃いと思います。
  • 中世ヨーロッパの歴史
    ヨーロッパ史で有名な学者による通史。専門?のブルゴーニュ公家のくだりは思ったより少なく、かわりにすごく気になる12-13世紀の記事が多いのがよかった。ただし通史とはいえ、観点が多岐にわたるため、記述が前後しているのが難点。仕方ないところではあるけど。ある程度の予備知識があったほうが読みやすいと思う。
  • 生活の世界歴史〈3〉ポリスの市民生活
    島をぶらぶらしてる時に読んだ。めっちゃおもしろい。日常生活について書かれているから抵抗なく読めると思う。
  • 中世ヨーロッパの歴史
    入門に読もうと思ったらそういう本ではなかった。たぶんある程度知識があることが前提になっていて、専門用語が多いのと、地名や人物の羅列がだーっと続いたと思うと一人の人物の逸話や性格にフォーカスしたり、話の中で時代や地域が目まぐるしく変わり前後するので初心者はとてもじゃないがついていけない。
    アリエノール...続きを読む
  • 生活の世界歴史〈6〉中世の森の中で
    専門の学者たちが共同執筆した中世ヨーロッパの概説本。諸侯、騎士、僧侶、農民、町人の身分の別なく、全体の風俗を広範囲に取り上げていて当時の空気を垣間見ることができる。ヨーロッパ史に興味のある方ならオススメ。
  • 中世ヨーロッパの歴史
    とにかく文章が上手い! 上手すぎて歴史の概説書としてはイマイチ信用できない…、ってのは偏見ですが、やっぱり文章に酔ってしまう本。