加藤聖龍のレビュー一覧
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NLPの解説本 入門者向けである。著者は米国NLP協会認定トレーナであるようだ。
1章でNLPの基礎や脳の使い方や歴史に触れて、2章以降は具体的な場面でのNLPの基本に触れている。
2章は「完全無欠のコミュニケーションはありえない」では、非言語情報の大切さ、省略・歪曲・一般化、信頼関係について
3章は「目の前にいる相手と分かり合える方法」ラポール、キャブレーション、ページング、バックトラック、リーディングについて
4章は、「コミュニケーションのクセを知る方法」3つの優位感覚、VAK傾向、アイ・アクセシング・キューについて
5章は「どんな相手にも対応できる自分をつくる!」では、自分を変 -
Posted by ブクログ
NLPとは、「五感と言語による体験が脳のプログラムを作り、行動を決定づける」とし、プログラムそのものを書き換えることで結果を望ましいものへと変化させることを目的とした技術です。
効果を実証するには不十分な経験的証拠しかないために疑似科学であると批判を受けていますが、その点については言及されていません。
しかし、コミュニケーション能力不足を痛感し「溺れる者は藁をもつかむ」心境にある私にとってこの本は参考になる記述が多くありました。
特に「コミュニケーションの意味は、受け取る反応にある」こと。なぜ今まで気付かなかった(あるいは忘れていた)のだろうか…。
「非言語」の重要性は認識していた為、言語を介 -
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ネタバレNLPについてしるした本。なかなかわかりやすく整理されており、また使えそうな情報も多く、良著。
・脳は否定分を理解できないため、肯定文で考えること
・成功イメージをできるだけ具体的にすること
・いいことは習慣的に、嫌なことは客観的にみるようにしてみる
・視線について上を向く時は視覚、横は聴覚、下は触覚である。右は想像的要素、左は回想的要素である
・ミルトンモデル。ミラーリング、メタモデル、モデリング、プリファードシステム、優先的表象システム
以下、本で読んだ内容
■NLPの8つの前提
・現実の体験の内容を変えるより、現実を体験するプロセスを変化させる能力の方が価値があることが多い。
・コミュ -
Posted by ブクログ
この本に書かれている内容は、他者とのコミュニケーションだけでなく、自分との対話にも役に立つものなのだと思いました。
これまでの人生での試行錯誤から、「人はこういうふうに考えるものだ」「こういうときはこうしたほうがいい」というのを感じることはありましたが、それが理論的に、そして今まで以上に分かった、という感じです。
そんなに厚い本ではないですし、イラストも多いので、「さらっと書いてあるだけ」に見える人もいるかもしれません。でも、かなり「盛りだくさん」なので、一度通して読んだ程度では、内容を理解したとは言えないなあ、という感じです。
もっと理解して、いろいろな場面で活用したいと思います。 -
Posted by ブクログ
NLPなるものの基本的考え方を俯瞰できます。
人間心理への着眼点が面白く、勉強になります。
人には右利き左利きがあるように、人間には「3つの利き感覚」があるという考え方は新鮮でした。「海」と聞いてビジュアルをイメージする人は「視覚優位」、波やかもめの音を思い浮かべたら「聴覚優位」、暑さやジリジリした感覚を連想した人は「身体感覚優位」だそうです。
人は3つの中のどれかの感覚を利き腕のように真っ先に働かせるそうで、自分と相手がどれに当てはまるかでコミュニケーションの取り方を変えれば効果的なんだそうです。
そのほかにも、いろいろと面白い視点が盛りだくさん。