貫成人のレビュー一覧

  • 哲学で何をするのか ──文化と私の「現実」から

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    貫さんの本が読みやすかったので読んだ。
    哲学の全体的な入門書という感じ。
    入門書なんだけどまだひとつひとつの概念がはっきり捉えられていないのでふわっと読み終わってしまった感じ。
    もう少し別の書に当たってから読み直したい。
    哲学とは何か、どういう風に自分の人生と関わってくるのかが知りたいなと思う。

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    2024年03月11日
  • 哲学マップ

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    それぞれのエッセンスを詰め込んでる。概要を知るよりも、全体としての流れ方をちょい見する感覚。アタシのセレクトはなんで決まるのだろう、また漁らないと。

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    2022年02月10日
  • 大学4年間の哲学が10時間でざっと学べる

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    ・プラトンは全ての人にとっての理想は善のイデアと説いた。人に限らず、全てがよりよい状態を目指している。
    ・デカルトは我思う故に我ありで主観こそ万物の存在する基盤と説き、自律的に存在する自分は近代個人主義の基礎となった。
    ・カントは実践理性批判で定言命法として人類全員がそれを行なっても構わないことしかしてはならないと説いた。それをやると最後は自分が困る。
    ・カントは判断力批判で、大自然や宇宙の神々しさを経験することを崇高と呼び、ひたすら想像力を拡げられるとした。全体の流れを阻害するものがなく適切なものが然るべき場所に置かれた宇宙全体の合目的性の流れに乗ることができ、すでにある知識や認識を超えて自

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    2021年06月18日
  • となりのカントくん 4コママンガでカント哲学

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    哲学なんて全く興味も知識もなかったけど、本屋に寄って少し惹かれてしまったので購入。

    初心者マークさんにはわかりやすく説明されているのではないかなと思う。

    《何のために生きているのか》と考えた時に、いちいち人の意見を聞きながら生きていくのでは周りの人の奴隷みたいなものだ。
    自分の行動に責任を持つことが大切。

    優柔不断な私には響いた言葉。なんでも人に相談したり、評価をネットで調べたりしてしまう…。
    哲学を学ぶことは難しいけど自分で決断することの重要性を学べただけでもよかったかな。

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    2019年09月01日
  • 哲学マップ

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    ちょっと期待と違った。
    図解もそれほど多くなく、思想を大きく分類してあるにはあるが、その分類された思想と他の思想との関係がよく見えてこない。メタル系バンドの相関図みたいなの期待してたわ。

    どの思想がどの思想の影響を受けているのか、どの思想への反論なのかもちょっとわかりづらい。

    よくまとまっていてはいるともいますが、リファレンスになるような感じで考えていたので、期待が少し高すぎたようでした。

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    2018年02月28日
  • となりのカントくん 4コママンガでカント哲学

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    やはり赤ちゃんには離乳食だし、病人にはおかゆなわけで。
    いきなり哲学の硬いリンゴは食せないので、すりおろしリンゴにしてみた。

    本著はカント哲学を端的にまとめた4コママンガで、大変わかりやすい。

    カントによると、哲学の問いは
    「人は何を知りうるのか」
    「人は何をすべきか」
    「人は何を望みうるのか」
    の3つに集約されるそう。

    特に「人は何を望みうるのか」では、いくら人間が鳥になりたくても鳥になることはできない。
    しかし、飛行機に乗って旅行したり、鳥人間コンテストに出たりはできる。
    つまり望めることと望めないことを区別して、何のために生きるかを考えることで、人生は随分違うものになる、という話に

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    2017年02月07日
  • 哲学で何をするのか ──文化と私の「現実」から

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    ニーチェ以後の哲学は、「普遍性」や「本質」「真理」、そして「自我」などの概念が確固としたものとして存在するという見方をしりぞけ、それらがさまざまな社会的関係の網の目のなかで規定されていることを明らかにしてきました。ニーチェのパースペクティヴィズムや後期フッサールの生活世界の現象学、フーコーの系譜学やシステム論などの思想に、そうした新しい考え方を見ることができます。本書は、身近な文化現象のなかにある具体例をとりあげながら、そのような新しい哲学的な発想について論じています。

    哲学的な「見方」によって、身近な文化現象がどのように見えてくるのか、ということがわかりやすく解説されており、哲学のおもしろ

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    2017年11月30日
  • 哲学で何をするのか ──文化と私の「現実」から

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    身近な文化現象を糸口に哲学的な考え方を解説する入門書。「文化」とは何か、「自我」との関係は?そして、「伝統」「芸術」「世界システム」「ねたみ」「善と悪」「本質」「真理」。身近な具体例が多く取り上げられているため、比較的読みやすい、とは言えるか。

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    2013年08月14日
  • 哲学マップ

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    ★★★☆☆

    少し前に哲学・思想の歴史的な流れを理解したいと思って入門として評価の高い本を3冊買った。

    『哲学入門』『ヨーロッパ思想入門』と順に読んで本書がトリとなる。

    3冊読んでわかったことがある。

    どうやら哲学は向いていないみたい。

    一冊だとたまたまその本が合ってない可能性があるので3冊読んだんだけど、どれもいまいち頭に入ってこない。

    僕の場合、別に勉強のために読んでいるわけじゃないから興味がわかないなら無理する必要はないわけ……

    なんだけど、なんか止められない、哲学や思想に惹かれる部分が自分の中にあるのだ!

    実際、萱野稔人さんの著書なんかは『国家とはなにか』みたいな僕からし

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    2013年04月21日
  • 哲学マップ

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    私たちは、自分の当たり前から抜け出すことがなかなかできない。「無知の知」は非常に有名な言葉だが、実践は難しい。一人の人間が知り得ることには限界があると理解していても、やはり自分が身につけてきた認識や思考の枠組みにとらわれてしまい、知らないという状態そのものに気がつかず、過ちをおかしてしまうことがある。

    自分にとっての未知を発見し、新たな知識や経験を得ていくために、問いを立てるという方法が一つあると思う。日常考えもしない事について、なぜだろうと考えてみる。幸運にもうまく問いを立てることができれば、自分が答えられるかどうかで、自分の無知に気づくことができるかもしれない。

    本書にあるように、哲学

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    2012年12月17日
  • 哲学マップ

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    本を読んでいると何かにつけ出てくる哲学者の名前。彼らがどのような哲学史の流れの中で出てきてどのような考え方をしたのかを大まかに知るのに役立ちました。

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    2011年12月06日
  • 哲学マップ

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    プラトン、デカルトまではなんとか理解できたんだが。。。

    うーむ。 カントわかんね。

    いっぱい人の名前が出てくるし、その理論をわかりやすく説明しようとして、例え話がすごく多いんだけれども、それがもう沢山すぎて、余計わからん!

    入門書もいいけど、著作品読んだ方が理解できるのかも知れない。 待ってろ光文社古典文庫! 待ってろ純粋理性批判!

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    2011年07月19日
  • 哲学マップ

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    古代ギリシャから現代哲学までの西洋哲学の流れを総まとめしてくれている。東洋思想にも触れられていて、日本人である私にとって、とても受け入れやすい解説だった。
    入門書であるが、前提知識を全く持たない人よりも、ある程度、各哲学者やその思想の知識を持っている方に勧めたい。
    点であった知識がつながり、線の知識になる。線と線が交差し、発展することで、自分なりの哲学マップが形成される感覚を味わうことができた。

    まだまだ、未開の地は多くある。
    知識も浅いものばかりだ。

    新たな知識を開拓し、今の知識をさらに深くする。
    そして、より立体的な、哲学マップを形成していたいと思う。

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    2010年12月30日
  • 真理の哲学

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    [ 内容 ]
    われわれは、ある限られた状況からの眺め・考え・感覚をたやすく真理ととりちがえてしまう。
    この病いを癒すためにもっとも有効なのが、ニーチェにはじまる二〇世紀の哲学にほかならない。
    真理の相対性を明らかにしたニーチェ、その生成メカニズムを分析したフッサール、われわれが真理をいかに生きているかを問い直すメルロ=ポンティ、そして、権力との共犯関係を暴くフーコーを軸に、さらに分析哲学の真理観までを紹介。
    現代哲学の、そして、われわれが生きることの入門書。

    [ 目次 ]
    第1章 真理の脱価値化-ニーチェ(“眺望固定病” 力への意志 “自我”“真理”“実体”)
    第2章 真理の生成-フッサール

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    2014年10月28日
  • 哲学マップ

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    思想について高校であまりやらなかったので、知識のまとめも兼ねて読んだ。

    ニーチェあたりまでは解りやすく、助かった。

    フッサール、サルトルあたりから徐々に理解しづらくなった。

    デリダあたりは結局イメージが掴めなかった…。

    ここら辺理解できるかで、哲学向きかどうか分かれるんだろうなぁ。

    悟りを開くのはまだ先になりそうです。

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    2010年03月06日
  • 哲学マップ

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    タイトルが示すように、まさに「哲学の地図」。
    有名な哲学者の考え方を、古代ギリシャから
    現代哲学まで、さらには東洋思想まで
    拾ってくれている。
    分かりやすいんだけど、
    如何せん情報の幅が広すぎて、
    記憶に残らない。
    これも、再読の必要あり。
    それにしても、哲学って難しい。(というかややこしい

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    2009年11月26日
  • 哲学マップ

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    ソクラテス・プラトン以来の「イデア/個物」図式(哲学的思考図式?)。デカルト以来の「主観/客観」図式(哲学的思考図式?)。1960年代になって、「グレート・ジャーマン・トリオ」とか、「思想の三統領」と呼ばれる、マルクス。フロイト。ニーチェ。

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    2009年10月04日
  • 哲学マップ

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    初心者だったが、例文を多く用いて理解しやすいように配慮されていたと思う。でもやっぱり一冊にまとめるのは無理があったようで、つながりが?の所も多かった。

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    2009年10月04日
  • 哲学マップ

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    現代哲学を勉強する中で、哲学全般を掴むために購入した一冊。古典から現代まで触れている。筆者の考えよりも基本について触れている感じ。

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    2009年10月04日
  • 哲学マップ

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    ちょっと知的な自分を目指したけど・・・途中で断念しそうになった。やっぱり哲学は難しい。ていうか言葉がわからない…。

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    2009年10月04日