石田健のレビュー一覧
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ネタバレ★エリートの意味が違うんだ★トランプを支えているのは経済的成長から取り残された白人労働者、とのイメージを引きずっていて、なぜ恵まれた環境で育ったエリートであるトランプに熱烈に同調できるのか、と長く不思議に思っていた。エリート臭がさらにきつい民主党よりマシ、という理由なら、そこまで熱狂的にはならないだろうにと。その疑問の設定の仕方が間違っていたことを本書は教えてくれる。
成長においていかれた米国(日本よりかなりマシとは思うが)にはびこるのは、「何かが間違っている」「本当に重要なことが無視されている」という意識。それが、現状の穏やかな変化をめざす(そして成果を得られなかった)リベラル層への不満に -
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ネタバレチェック項目16箇所.エキサイティングな生活を送っていれば自然と朝目覚める。すごいアイデアは朝ごはん前に閃く。早起きは人生に奇跡を起こし、一気に高いステージへと引っ張り上げてくれる心にクリエイティブでスピリチュアルな活動。規則正しい生活習慣を繰り返す。目標とは・・・遠足当日の子供が眠っている場合じゃないと早起きしてしまうような状況。目標設定は言葉や数値ではなく写真が良い。紙に書かずにモノの写真を机に貼る、または見に行く。失敗から学ぶのは2度目の失敗を避けるルート。成功したいのなら最初の成功を掴み取ること。誰か他の人がやっていないかまず考える。仕事へのモチベーションは些細なことの集合体。人気ラン
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ネタバレ石田健さんといえば、メルマガで有名なまぐまぐで「毎日1分!英字新聞」を発行され、単行本のシリーズを出されている。メルマガを元に書籍化(祥伝社黄金文庫からメルマガと同じタイトルで出版)してお金が入るなんて、「いいね」ボタンを何回押しても足らないくらいうらやましい。
その他、ネットビジネスを指導する「石田塾」が当たって、今では、「国産の高級車レクサスを毎年キャッシュで購入できるくらい稼いでいます」という成功物語を作り出した人だ。
そんな著者の生活をつづったものが今回の本だ。著者は、「今までとは違う考え方」と、「学校で教えてもらえないお金との付き合い方」をこの本で述べられている。精神的な「 -
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カウンターエリート?トランプ ヴァンス 石丸伸二 尹錫悦 イーロン・マスク?
読み進めるにつけ、隔靴搔痒、何か、わかるような気がするんだけど、
やっぱり何言ってるかわからない、そんな焦燥に駆られた。
著者が言いたいこと、言ってることと、その例として挙げられる著名人が、
どうも結びつかないのだ。
ただ、、、次第に、、、一つの言葉が浮かんできた。
それは
ガラガラポン
数十年前に大前研一先生が唱えたことば。
政府官僚組織をガラガラポンしないと日本は立ち直れないと。
もしかしてカウンターエリートはこれに近いのか?
そう思うとなんだか気分が悪くなってきた。
私も思いは同じ。
てことは私もカ -
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アイデンティティ政治に拘泥して「本当に重要なこと」から目を逸らしている左派リベラル。それに対抗して極端な主張を繰り返す「カウンターエリート」。トランプ大統領やJ・D・ヴァンス副大統領が台頭した裏には、カウンターエリートの代表であるイーロン・マスクやピーター・ティールの支援があった。
自由な発想を繰り返して成長の原動力としてきたシリコンバレーの起業家2人がリベラルな価値観を否定してトランプ大統領に接近するのは、一見すると違和感がある。
しかし、リベラル勢力は政府、官僚機構、メディア、大学に浸透し、既得権益化している。ポリコレの名のもとに自由な発言を制限するリベラルな価値観のもとでは、空飛ぶクル -
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なんか学生のレポートみたい。現象としては理解した。主要な関係者とその主張もわかった。ただ、その動機は全然わからない。ヴァンスにしてもティールにしても、エリート大学に行った"優秀"な人が、なんで自己の出自を否定するような考えになるのか、がわからない。単に規制を取っ払って思うがままにやりたい放題やって儲けたい、そのためにトランプは利用できそうだ、というだけのような。。彼らの主張の中身にはあまり新鮮味は感じられないので、こういう人たちが台頭してきてしまう、今までは機能してきたように見えていた民主主義の歯止めみたいなものがなぜ無効化されてしまったのが知りたかった。
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匿名
購入済みスマホでも読みやすい。
書く記事の文字数が多くないのでスマホ画面でも読みやすい。
英字新聞を読みたくて語彙力を付けたい人に適していると思う。
続巻も読んでみたい。