須田忠雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ地震後の不動産に関する本に興味があったので読んでみました。
すべては人口に伴う「需要と供給でなりたつ」
という著者の主張に改めて納得。
相続対策に賃貸経営がよくでてきますが、
やはりアブナイことがこの本でもよくわかりました。
そこそこお金のある50代以上で不動産にまだ夢を
もっている人たちはターゲットにされやすいかもしれないので
「読む価値」はあるかもしれませんね。
そもそも相続で子供たちに財産を残そうという考え自体が
そろそろ限界にきているのでは?
土地は全部売ってキャッシュ化し
使い切ってしまおうという著者の結論です(私も大いに納得) -
Posted by ブクログ
アパート経営の現状と将来性について書かれている。
私のイメージとして、アパートや賃貸マンションのオーナーといえば、家賃収入が定期的に入ってきて安定した裕福な生活を送っている人たちなんだろうな。自分もいつかは、アパートの一軒でも持てれば将来は安心かなとも思っていた。
ところが、実際は、賃貸住宅の5割強がすでに空家という現状で、少子高齢化で入居者がどんどん減り、家賃は上げられない。地価は下がっていき、失敗してもアパートは売れない。賃貸経営を維持するには、相当の管理コストがかかる。最近CMでよく見かける一括借り上げシステムにはいくつものワナが潜んでいると著者は言う。
読み終わったとき、以前知り -
Posted by ブクログ
◆1990年 不動産融資総量規制 バブル発火点
◆昭和30年から平成3年まで36年間一貫して上昇
◆20階以上を超高層マンション 30階以上のものをタワーマンション
◆賃貸経営のメリット 不安な老後の備え、低金利時代に高利回り、相続税を中心とした節税対策
◆相続の際現金などの金融資産はそのまま評価、不動産にすれば、建物は5割、土地は公示価格の8割、賃貸利用の場合はさらに
◆人口は毎年10万人以上減っている
◆世帯数は全国的に増加傾向
◆マルコーのリースマンションの教訓
◆総住宅数 平成20年 5758万6000戸 5年前369万の増加、10年前734万
◆その中の空き家 756万のあきや!
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Posted by ブクログ
アパート経営とは縁が無い生活をしていますが、かつては会社員が借金をしてまでアパート経営をしていた時代があったのですね。
そういえば、かつて本屋さんに多くの「アパート経営」に関する本が並べられていたと記憶しています。
アパートを借りる身になって考えてみると、若い時に自宅を買う迄の仮の家のようなもので、場所や大きさに少しくらい不便を感じていたとしても短期間と割り切ることができると思います。
しかし最近は、働き方も多様になってきていることに加えて、若い人の人口が減ってきている環境下で、賃貸住宅を借りる場合の要求が昔よりも上がってきているようです。
この本の著者によると、このような変化は、アパー