田中和明のレビュー一覧

  • イラスト図解 世界史を変えた金属

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    #2024年に読んだ本 21冊目
    #3月に読んだ本 2冊目

    めっちゃ面白かった!
    けど、読むのたいへんだった!

    注釈が多いけど、注釈が面白い!

    著者の金属に対する愛が深い!

    この内容でNHKでの特集や
    国立科学博物館での企画展にしても
    面白いと思うぞよ!

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    2024年03月18日
  • イラスト図解 世界史を変えた金属

    Posted by ブクログ

    本書は、長年製鉄会社に勤めていた著者が、金属と人類の歴史を緩く記した本です。

    金属、とくに本書でメインとして取り上げられている「鉄」は、それこそ古代から現代にいたるまで人間の生活には欠かせないものです。ただ、あまりにも身近すぎて、私自身、鉄に対しては何か発想すること自体ありませんでした。だからこそ面白く、新鮮な情報の連続でした。

    加えて、多少専門的な製鉄方法などの専門的な話もさることながら、歴史の中での話や理科の話、加えて生活の中で身近な「もののけ姫」「エンパイアステートビル」など知っているものとほどよく絡められています。本書は比較的厚く381ページありますが、飽きずに読み終えることができ

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    2023年12月24日
  • 「金属」のキホン

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    鉄の作られ方から
    元素記号まで「基本」をわかりやすく解説!
    小学5年のぼくでも図で分かりやすかったです。

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    2021年12月11日
  • 「熱処理」のキホン

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    熱処理には焼き入れ、焼き戻し、焼きなし、焼きならしと言う4つの方法に代表される組織全体を制御する一般的な熱処理。それと表面だけを制御する表面熱処理がある。表面だけ硬さが必要な場合、窒化及び軟窒化により表面強化を行う。熱処理は赤づく温度(700度)と黒づく温度(550度)のコントロールにより、鋼の変態を齎す。例えば、一気に冷やすと硬くなる。この作業を焼き入れと呼ぶ。

    高温での鋼の組織はオーステナイトと呼ばれ、温度が下がると、フェライトやパーライト、セメンタイト、マルテンサイトなどと呼ばれる結晶構造が出現する。

    刀鍛冶、を思い出すが、理屈を知らずとも、技術を使いこなしていた職人というのは素晴ら

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    2023年12月24日
  • イラスト図解 世界史を変えた金属

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    本の体裁とか、書きっぷりからして、子供向け、つっても、中学か高校くらい向けかな。
    タイトル通りの内容なのだが、筆者の「金属愛」特に「鉄愛」が溢れてて良い。
    文化文明の発展には、金造加工技術の向上が必須であったわけですよ。
    特に、ありふれてる鉄。
    いかに鉄を用途に応じて加工できるかが、戦争勝利も含めて、とっても大切だったし、こんなに色々あったんだと感心する。

    日本のタタラにはほぼ全く触れてないのは、その特異性をちょろっと語ってる分、どうかなと思ったけど。

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    2023年12月11日