ルース・ジャーマン・白石のレビュー一覧
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購入済み
ありがとう。
日本人に生まれた事を誇りに思います。
この本と出会えて急に自信がつきました。
現世の全日本人に読んで頂きたい作品です。
素晴らしい作品と時間をありがとうございます。 -
Posted by ブクログ
テレビのバラエティや語学番組でおなじみのルーシーさん。
ハワイ出身のアメリカ人で、タフツ大学を卒業後、単身来日し、リクルートに入社。アメリカ人だけれど、アメリカ企業での勤務経験がないという異色の経歴。
その後、様々な企業や部門でキャリアを詰まれ、現在は日本で企業しCEOです。
そんな彼女が、アメリカ人の視点で、日本の良い所を丁寧に解説しれくれます。
文化の違いで特に印象に残ったのは、アメリカは実力社会の個人主義という事。
銀行のATMで、後ろに人がたくさん並んでいても、アメリカ式の考え方だと、そんな事はおかまいなしに、自分の好きなようにやるのがアメリカ。
日本式に考えると、 -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目7箇所。日本人の社会では、ビジネスでもプライベートでも、感謝の気持ちを表すことが基本的な習慣となっています、
「お礼の気持ち」をどのように表すべきかという「課題」を、無意識のうちにこなしてしまっているのです。言うまでもないのですが、、「ありがとう」を中心に考えると、必然的に「我」ではなく、「相手」がフォーカスされます、相手のためにどのように言えばいいか、どのように動けばいいか、何を差し上げればいいかを日常的に考えるようになると、自己的ではなく外向きな視点をもつようになるでしょう。ワイシャツの白さ、靴の磨き方、手先の手入れなど、自分自身の体から始まって、やがて街や国家にまで定着した「 -
Posted by ブクログ
この本を買ったのは、東京駅で新幹線に乗る前の書店。何かないかなと小さい本屋で大きな荷物を持ちながらウロウロしながら決めた。「読んでみようかな」と。
著者のルース・ジャーマン・白石さん(愛称はルーシー!)はハワイ生まれで、ボストンの大学を卒業した。だけど、就職は日本企業だったという変わった経歴を持っている(日本以外の企業で働いたことはないらしい)。いまは、日本人と結婚されて、息子さん、娘さんと日本で暮らしているようだ。
この本を読んでいると、確かに自分が知らない日本人的な面に気付かされる。そして、もっと自信をもっていいのかな、なんて思ったりする。だけど、ボク的には「それって、必ずしも日本のい -
Posted by ブクログ
外交も内政も、
経済も福祉も雇用も、
どちらを向いても自信なさげな日本を感じている自分に
「そんなことないよ。日本、結構いけてるよ。」
と思わせたくて読んだ本。
外国人が不思議に思い、驚きとともに称賛される日本人の立ち居振る舞いが新鮮さを持って再認識されます。
ところどころに「いまさら感」、「むりやり感」もありますが、外国人と日本人の考え方や精神のありようの違いが書かれていて面白いです。
日本、満更でもないぞ、と思わせてくれました。
それにしても、著者は20年以上も日本で生活していて、日本人の機微も相当程度理解しているらしいのに、それでもなお、10歳の子供にも劣ることがあったりして、あら -
Posted by ブクログ
ハワイ出身のアメリカ人が24年間の日本生活を通じて感じた日本のオンリーワンを書いた本。
甘えが上手い、というのが短所ではなくむしろ長所、という話はウロコが落ちた。悩みを打ち明けられる人が周りに多い事は平均的に精神が安定して仕事に集中出来るという。
営業で日本人は売り込まないのに、なぜ信頼されるのか、という話にも考えさせられた。ひたすら相手の話を聞くと、相手の中に信頼が芽生え、興味しんしんで自分達の会社の事を聞いてくる、なるほどなと思った。
他にも日本人が日本で生活しているだけでは気付かない良いところが書かれていて、こそばゆい気分にさせられる。もっと日本の良いところを世界にアピールしていいんだ、