長谷川泰三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者は中学時代怪我で背骨を骨折して下半身不随に。
しかし病院で個室から大部屋へ変わるともっと重度の損傷の人たちがいて首から下が全く動かせない人などがいて励まされる。
それまではもう未来に夢も希望もないと思ってたからショックだったと。
ここで立ち直るかなと思ったら車いす生活してて自分の存在が周りに迷惑をかけてると思って自殺するために東尋坊へ。
しかし行く時々に親切な人が車いすを笑顔で押してくれる。
結局東尋坊に行ったものの周りの人に打ち明けて自殺を思いとどまる
しかしまたもや希死概念にとらわれて自殺するために遺言書を書いたらベランダから飛び降りようとする前に誰かに電話してから死のうとする。
保険はかけてるから妻や子供にはお金を残せるのでもう現実に未練はないと思いたまたま名刺入れから出てきた人に電話する。
その人は心理カウンセリングをしてて今人手が足りないから手伝えと言われて仕方なく行くことに。
しかしワークショックを見て人の心を変えるのをみて素晴らしいと心理学を学んでそれを仕事にすべく頑張る。
結局中卒ですが計2万人の人を助けてきた。
しかも大概は自殺予備軍や人生を悲観してる人たちに絞った人をメインに。
心理カウンセラーのブラックジャックと言われてたらしい。
人間やっぱり自分が経験したことは学問よりも言葉に力があるのかなと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今年の24時間テレビのドラマ
「車イスで僕は空を飛ぶ 」の原作(実話)本です。
事実は小説より奇なりとはいいますが
作者の壮絶な人生はドラマの比ではありませんでした。
作者の生い立ち、
交通事故で歩けなくなった転機
死にたいと思っている方専門の心理カウンセラーとして
取り組まれている息もつまるようなグループセラピーの様子が
綴られています。
今日は本の中から気になった言葉をピックアップします。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
●多くの方が「助けて」と言うことは、迷惑を
かけることだと思っています。
「助けて」と言う代わりに、
自分を責めたり感覚を麻痺させたりして、心のバランスを
崩していきます。
●喜怒哀楽は1つ抑えると、全部が機能しなくなります。
●「助けて」という言葉の裏側には、
「愛している」という意味が隠れています。
「助けて」とは、好きな人にしか言えないものだからです。
●人が人を変えることはできません。
●私(カウンセラー)が出来ることは、時間の短縮です。
あくまでその人がやろうとしていることのお手伝いに
すぎません。
●自殺は攻撃です。
●ひとりが自殺したとするとします。
本人は「生きて迷惑をかけるくらいなら
死んだほうがまし」と考えての行動かもしれません。
「近しい人が自殺した」というショックは、
少なくとも10人の人生が狂うでしょう。
●「助けて」は人と人をつなぐ接着剤になり、
その誠意に応えることが
本当の絆を作っていきます。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
あなたは泣けてますか?
助けてといえてますか? -
Posted by ブクログ
ネタバレ24時間テレビでニノが演じる主人公が書いた本。
タイトルを知って、そく読みました。
4歳から一人暮らしって、3年生で自活って、
家なき子じゃないですか...そのほか色々壮絶です。
と先生の人生もさることながら、グループカウンセリングの例をいくつもあげられています。
命のカウンセリング。まさしくですね。
私の学んだカウンセリングとセラピーの違いをよくかみ締めました。
読んでいて強引な気もしますが、そうしないで帰した方が危険だなって事も分かる。色んな技法や能力をもっと学ばなくてはいけないし、経験しなくてはいけないと実感しました。
あっという間に読めるので、2回読んだ。
来週以降、仮りづらくなるだろうな。
ありがとうございました。
(H24.8 図) -
Posted by ブクログ
17歳のときの交通事故で、下半身不随となり、車いす生活を余儀なくされた長谷川泰三さん。
「自殺しよう」
長谷川さんは、かつて、バイクのツールングに行ったことがある東尋坊で、飛び降り自殺をしようと決意します。
しかし、車いすで東尋坊への旅は、並大抵でありません。
「行くまでにいろいろな人に迷惑をかけなくちゃいけないな」
人に迷惑をかけること。
それは、人に疎まれ、さげすまれ、自分が生きている価値などまったくない人間だということを思い知らされる旅になるはずだ。
それなら、この世になんの未練もなく、東尋坊に飛び込めるに違いない。
最初は、そういう計画でした。
その計画は見事に裏切られます。
いつも機嫌の悪そうなおじさんやおばさんが、とてもうれしそうに車いすを押してくれるのです。
前にバイクに乗っていたときに、「うるさい!」と、傘で追い立てて来たおばさん。
とても助けてなんかくれないと思っていたのに、
「何かあったら、おばちゃんに言うんだよ。電話番号を教えておくからね」
やさしい言葉をかけてもらいました。
東尋坊へ、何度も電車を乗り換え、見ず知らずの人に車いすを押してもらう。
迷惑きわまりないはずなのに、「助けて」と言えば、誰もが助けてくれる。
誰とでもつながることができる。
死の崖っぷちを覗き込んだ旅は、生の本質を知る旅へと変わりました。
絶望を乗り越え、生きる決意をした長谷川さんは、いまはカウンセラーとなって、人を援助する仕事をしています。
実際に体験したカウンセリングの事例もいろいろ記されています。
長谷川さんのカウンセリングの基本は、人生における痛みや喪失を体験し、頑なに心を閉ざしてしまった人が、「助けて」が言えるようにサポートすることです。
「助けて」を言うことで、自分ばかりでなく、自分のまわりの人たちをも救うことができると教えています。
人は誰かの役に立ったときに心の善意に触れ、幸せや自身の愛を感じます。
不思議なことに、それは他人に親切にされたときの幸せや、他人からもらった愛情よりも多いのです。
助けてほしい人が「助けて」と言う。
助けてあげられる人が助ける。
生きる質が高い世の中は、とてもシンプルな決意からはじまるのかもしれません。 -
Posted by ブクログ
「人はみんな、必要とされたい」多くの人は誰かを助けたい、誰かの力になりたい、そう思って役に立てる場所を探している。そして、人の力になれたとき、助けることができたとき、心から喜びを感じる。それも困っている人の役に立てたとき、よかったなと幸せと感じる。
「自殺は…攻撃です」あなたは死ぬだけですけれど。あなたが死んだあと、残された友人、家族があなたみたいになります。
「助けて」って言って、「ありがとう」と伝える。
「受け取る」多くの人は、人に与えるのは上手です。でも受け取ることは、与えるよりもっと難しいこと。
以上、著書からの引用です。これだけでもこの本の価値がわかります。
日本人は「助けて」を恥に思うところがあるのでは?自殺者が多いはずです…ある学校では朝礼時に「助けて」を声に出す練習をしているそうです。子供だけでなく大人(特に高齢者)にも必要です。「助けて」「ありがとう」が言える社会に。