長谷川泰三のレビュー一覧
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著者は中学時代怪我で背骨を骨折して下半身不随に。
しかし病院で個室から大部屋へ変わるともっと重度の損傷の人たちがいて首から下が全く動かせない人などがいて励まされる。
それまではもう未来に夢も希望もないと思ってたからショックだったと。
ここで立ち直るかなと思ったら車いす生活してて自分の存在が周りに迷惑をかけてると思って自殺するために東尋坊へ。
しかし行く時々に親切な人が車いすを笑顔で押してくれる。
結局東尋坊に行ったものの周りの人に打ち明けて自殺を思いとどまる
しかしまたもや希死概念にとらわれて自殺するために遺言書を書いたらベランダから飛び降りようとする前に誰かに電話してから死のうとする。
保険 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今年の24時間テレビのドラマ
「車イスで僕は空を飛ぶ 」の原作(実話)本です。
事実は小説より奇なりとはいいますが
作者の壮絶な人生はドラマの比ではありませんでした。
作者の生い立ち、
交通事故で歩けなくなった転機
死にたいと思っている方専門の心理カウンセラーとして
取り組まれている息もつまるようなグループセラピーの様子が
綴られています。
今日は本の中から気になった言葉をピックアップします。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
●多くの方が「助けて」と言うことは、迷惑を
かけることだと思っています。
「助けて」と言う代わりに、
自分を責めたり感覚を麻痺させたりして、心のバラン -
Posted by ブクログ
ネタバレ24時間テレビでニノが演じる主人公が書いた本。
タイトルを知って、そく読みました。
4歳から一人暮らしって、3年生で自活って、
家なき子じゃないですか...そのほか色々壮絶です。
と先生の人生もさることながら、グループカウンセリングの例をいくつもあげられています。
命のカウンセリング。まさしくですね。
私の学んだカウンセリングとセラピーの違いをよくかみ締めました。
読んでいて強引な気もしますが、そうしないで帰した方が危険だなって事も分かる。色んな技法や能力をもっと学ばなくてはいけないし、経験しなくてはいけないと実感しました。
あっという間に読めるので、2回読んだ。
来週以降、仮りづらく -
Posted by ブクログ
17歳のときの交通事故で、下半身不随となり、車いす生活を余儀なくされた長谷川泰三さん。
「自殺しよう」
長谷川さんは、かつて、バイクのツールングに行ったことがある東尋坊で、飛び降り自殺をしようと決意します。
しかし、車いすで東尋坊への旅は、並大抵でありません。
「行くまでにいろいろな人に迷惑をかけなくちゃいけないな」
人に迷惑をかけること。
それは、人に疎まれ、さげすまれ、自分が生きている価値などまったくない人間だということを思い知らされる旅になるはずだ。
それなら、この世になんの未練もなく、東尋坊に飛び込めるに違いない。
最初は、そういう計画でした。
その計画は見事に裏切られます。 -
Posted by ブクログ
「人はみんな、必要とされたい」多くの人は誰かを助けたい、誰かの力になりたい、そう思って役に立てる場所を探している。そして、人の力になれたとき、助けることができたとき、心から喜びを感じる。それも困っている人の役に立てたとき、よかったなと幸せと感じる。
「自殺は…攻撃です」あなたは死ぬだけですけれど。あなたが死んだあと、残された友人、家族があなたみたいになります。
「助けて」って言って、「ありがとう」と伝える。
「受け取る」多くの人は、人に与えるのは上手です。でも受け取ることは、与えるよりもっと難しいこと。
以上、著書からの引用です。これだけでもこの本の価値がわかります。
日本人は「助けて」を恥に