矢口新のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
正直自分には難しい内容で、デイトレード等のプロ投資家の心得みたいな項目が多い。出てくる単語もテクニカルものもあり、理解不足で消化しきれないものもあった。
そんな中で概ね感じたことは、相場における重要点はポジションをどうとるか、損切りは自分の基準を設けて欲張らず適切に行うべし、相場を観察し節目(高値・底値)と感じるタイミングでは行動(利食い・買い増し)を実施する、といったところでしょうか。
最後の20章ほどは精神面・相場に参加する意義みたいなことを熱く語られているし素人な自分でもするするっと読み進められた。
要は投資に身を投じある程度経験を積んでくると実感が湧いてくるんだろうという感触です。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
トレーダー/投資家には、そのレベルや立場に応じ、乗り越えねばならない「壁」がある。
例えば「仕掛けと仕切りに恐怖を感じる」という壁、「どれくらいポジションを維持したらよいか分からない」という壁、「自分の技法が通用しない期間が長く続いている」という壁…。
実にさまざまだ。
本書は、そうした壁に挑もうとする人々に格好のアプローチを提示しようとする哲学書である。
「相場とはどのような性質のものか?」「どのような種類の人々が参加しているのか?」「どうして価格が動くのか?」「どのような対応ができるのか?」など、相場の謎を解くための概念が100項目にわたって著されており、自分がどう相場に向き -
Posted by ブクログ
・原油価格が高騰した
・日本の消費者物価指数がインフレ傾向になった
・アメリカの雇用統計が上向いた
このようないかにもありそうな(実際に発生しているものも含めて)ニュースが流れたときに、為替相場はどのように反応するか、それはなぜかという相場のセオリーを理解させてくれる本。
全体の約150ページ中、前半約40ページの「説明編」では基本的な相場の構成要因や相場が動く仕組みを理解させ、後半約90ページの「ドリル編」ではそれを身につけるための練習問題と解説が37問用意されています。
この本で特にためになったのは、
“実需”によってトレンドが作られ
“仮需(投機)”によってボラテ -
Posted by ブクログ
非常にいい本なのだが、ブ厚い。何度も同じことを主張されます。
1章は読むまでもないです。5章は完全保存版です。
**以下、刺さった言葉**
・奇をてらわずに地に足をつける。私たちが狙うのは奇ではなく、機なのです。
・トレンドに逆らう形でポジションが膨らんでいった窓開きは埋められます。反対にトレンドに沿ってポジションが閉じられて行く窓開きは埋められない。
・評価損はどこまで大きくなるか分からないから損切るのと同じ理由で、どこまで育つか分からない評価益を中途半端に利食うことはないのです。
・相場は理性(割安を買って割高を売る。逆にいけば損切る。利食いはできるだけ引き延ばす)だ。
・損切りに -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「概要」と「評価」の2段階構成で簡潔に紹介。
資金運用の現場から見て「どのテクニカル指標が使えるか」を5段階評価で表す。
また、著者が考案した、相場で生き残るためのテクニカル指標「エス・チャート(S-Chart:サバイバルチャート)」も、その算出式を載せるなどできるだけ詳しく紹介する。
[ 目次 ]
第1章 テクニカル分析とファンダメンタルズ分析
第2章 チャートとトレンド
第3章 移動平均線とトレンド
第4章 オシレーター系のテクニカル指標
第5章 トレンドフォロー系のテクニカル指標
第6章 時間を排除し、方向だけを示すテクニカル指標
第7章 最適化の罠
第8章 数字の魔力に