酒井美意子のレビュー一覧

  • ある華族の昭和史 上流社会の明暗を見た女の記録

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    加賀百万石のお姫様、大名華族の酒井美意子さん。
    世は幕末が終わり明治に入ってからの自叙伝
    twitterのタイムラインで流れてきたのを、たまたま見つけて
    なんだ面白そうだな思い電子書籍で購入してみたけど
    まぁー面白い!
    明治、大正、昭和の激動の時代を生き抜いた女性。
    最初はお家はあいやービックリ豪華絢爛!
    そんでもってお休みの時は避暑地でテニスしたり
    学生時代もお嬢様だらけでまさに上流階級生活エンジョイ。
    だんだん日本の雲行き怪しくなってきて戦争が起こり
    よくある戦争小説とはまた違った視線。
    だいたい一般の方、もしくは軍の話が多い中上流階級からみた戦争って本当に新鮮な気持ちだった
    そこでも自分

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    2017年03月08日
  • ある華族の昭和史 上流社会の明暗を見た女の記録

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    加賀百万石のお姫様、の自伝。

    強かでカッコイイな~。

    上流階級の別世界、今でもあったら面白いんだろうけど、

    こんな歴史と気品はもうないんだろうな~。

    近衛文麿は女には女言葉っていうのが生々しい感じ。

    すっごく面白かったんだけど、絶版なのですわ・・・・

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    2011年09月07日
  • ある華族の昭和史 上流社会の明暗を見た女の記録

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    酒井美意子。加賀百万石の家系を継ぐ侯爵・前田利為の長女として、東京に生まれる。幼少時をロンドンで過ごし、帰国後、女子学習院に入学・卒業。元伯爵家の酒井忠元氏と結婚。戦後は欧米仕込みのマナーと日本の伝統的作法を身につけた国際的マナーの第一人者として、テレビ・ラジオ・執筆・講演活動などに大活躍。ハクビ総合学院学長。

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    2009年10月04日
  • ある華族の昭和史 上流社会の明暗を見た女の記録

    匿名

    購入済み

    小説や漫画の中の華族とは異なるリアルさが興味深い。
    戦後の華族制度廃止後も波乱万丈な中強かに生き抜くさまが魅力的だった。
    全体的にエピソードは多分に脚色されている感じだが、それを差し引いても面白かった。

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    2023年06月18日
  • 元華族たちの戦後史 没落、流転、激動の半世紀

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    非常に面白い。
    華族の歴史や戦後の華族がどのような憂き目にあったかの詳細がわかる。

    作者自身華族であり、噂やイメージでなく、本当の華族を知ってもらいたいという思いがあった。

    華族も様々で、華族だからお金持ちというわけではない。というくだりにはハッとさせられる。

    特権から高慢な人達もいた。旧華族内で喧嘩していたが、新華族が現れるとお互い手を取り合って対抗した。など、面白い裏事情も。

    一方で質素を旨として、大名家、武家としてのエリート教育や社会を背負うという精神性の養成、長年培った家風、家訓を守るといった良い一面ともあった。

    一人ひとりの戦後華族の人生、成功、失敗、当時の時代背景などが描

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    2021年07月17日
  • 元華族たちの戦後史 没落、流転、激動の半世紀

    匿名

    購入済み

    『ある華族の昭和史』が面白かったので購入したが、内容が半分以上重複していて残念だった。
    これ一冊だけ読んでいたら面白かったと思う。

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    2023年06月18日
  • 元華族たちの戦後史 没落、流転、激動の半世紀

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    敗戦で身分も財産も失ったところで「戦争に負けたくらいなんだ!」と戦国時代に負けて命からがら逃げ延びた先祖の話を持ち出してくるところがさすがだなぁと思った(笑)なんだかんだ今の社会で要職についてる人は由緒正しき家系の方も多くて、もう結局そこで決まってるような気もしたけれど、戦後散々騙されて、食い物にされた人たちもいた中で、なんだかんだ切り抜けた人たちが残っているんだなと思った。現代皇室についての云々は個人の見解なのだろうから程ほどに受け止める。逆境に卑屈にならず生き抜くことが大事だなぁ。

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    2021年06月29日
  • 元華族たちの戦後史 没落、流転、激動の半世紀

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     酒井美意子。お父様は旧加賀藩主で侯爵の前田利為、お母様は姫路藩主で伯爵酒井忠興の娘、前田菊子。夫は従妹で酒井家宗家当主の酒井忠元。昭和天皇の第一皇女、照宮成子様のご学友で昭和天皇には何度かお会いになっていたようだ。筋金入りの華族様です。
     美智子さまご成婚、昭和天皇崩御、雅子様ご成婚の際にはマスコミ露出も頻繁にあったそうだが、あまり覚えていない。
     華族とは…大名、公卿(くげ・くぎょう)出身者(旧華族)及び明治維新に活躍した人々(新華族)のこと。
    旧華族は新華族を「成り上がり者」としてばかにしていた。公・侯・伯・子・男の順で位が高い。そして、華族は兵士になることを義務付けられていた。
     敗戦

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    2016年09月26日
  • ある華族の昭和史 上流社会の明暗を見た女の記録

    Posted by ブクログ

    明治・大正・昭和として一くくりにされている近代日本だけれど、現代と近代を分けるものは、やはり1945年の敗戦だと思う。
    というわけで、昭和という一つの年代とは言いながら、戦前まで存在していた「華族社会」というものを内側から回想して書かれたのが本書。大名華族の姫として生まれた作者の目を通して、戦前の華族社会が描き出されるが、けっこうこれがまた想像を絶していて絶句。
    学習院のお嬢さん方が、女子同士で手紙の遣り取りをして「エスよ」「エスだわ」などどはしゃぎ合ったり、いい年のおばさんたちが「~しゃま」等と呼び合ってたかと思うとかなり恥ずかしいのですが。
    まあ、そんな社会を知りたくて読んだので、その点で

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    2010年06月19日
  • 加賀百万石物語

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    著者は、世が世なら加賀藩のお姫様。旧加賀藩の藩地に住んでいる人間としては、呼んでおくべきかなぁと思い読みました。

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    2009年10月04日