酒井美意子のレビュー一覧

  • ある華族の昭和史 上流社会の明暗を見た女の記録
    加賀百万石のお姫様、大名華族の酒井美意子さん。
    世は幕末が終わり明治に入ってからの自叙伝
    twitterのタイムラインで流れてきたのを、たまたま見つけて
    なんだ面白そうだな思い電子書籍で購入してみたけど
    まぁー面白い!
    明治、大正、昭和の激動の時代を生き抜いた女性。
    最初はお家はあいやービックリ豪華...続きを読む
  • ある華族の昭和史 上流社会の明暗を見た女の記録
    加賀百万石のお姫様、の自伝。

    強かでカッコイイな~。

    上流階級の別世界、今でもあったら面白いんだろうけど、

    こんな歴史と気品はもうないんだろうな~。

    近衛文麿は女には女言葉っていうのが生々しい感じ。

    すっごく面白かったんだけど、絶版なのですわ・・・・
  • ある華族の昭和史 上流社会の明暗を見た女の記録
    酒井美意子。加賀百万石の家系を継ぐ侯爵・前田利為の長女として、東京に生まれる。幼少時をロンドンで過ごし、帰国後、女子学習院に入学・卒業。元伯爵家の酒井忠元氏と結婚。戦後は欧米仕込みのマナーと日本の伝統的作法を身につけた国際的マナーの第一人者として、テレビ・ラジオ・執筆・講演活動などに大活躍。ハクビ総...続きを読む
  • ある華族の昭和史 上流社会の明暗を見た女の記録
    小説や漫画の中の華族とは異なるリアルさが興味深い。
    戦後の華族制度廃止後も波乱万丈な中強かに生き抜くさまが魅力的だった。
    全体的にエピソードは多分に脚色されている感じだが、それを差し引いても面白かった。

  • 元華族たちの戦後史 没落、流転、激動の半世紀
    非常に面白い。
    華族の歴史や戦後の華族がどのような憂き目にあったかの詳細がわかる。

    作者自身華族であり、噂やイメージでなく、本当の華族を知ってもらいたいという思いがあった。

    華族も様々で、華族だからお金持ちというわけではない。というくだりにはハッとさせられる。

    特権から高慢な人達もいた。旧華族...続きを読む
  • 元華族たちの戦後史 没落、流転、激動の半世紀
    『ある華族の昭和史』が面白かったので購入したが、内容が半分以上重複していて残念だった。
    これ一冊だけ読んでいたら面白かったと思う。
  • 元華族たちの戦後史 没落、流転、激動の半世紀
    敗戦で身分も財産も失ったところで「戦争に負けたくらいなんだ!」と戦国時代に負けて命からがら逃げ延びた先祖の話を持ち出してくるところがさすがだなぁと思った(笑)なんだかんだ今の社会で要職についてる人は由緒正しき家系の方も多くて、もう結局そこで決まってるような気もしたけれど、戦後散々騙されて、食い物にさ...続きを読む
  • 元華族たちの戦後史 没落、流転、激動の半世紀
     酒井美意子。お父様は旧加賀藩主で侯爵の前田利為、お母様は姫路藩主で伯爵酒井忠興の娘、前田菊子。夫は従妹で酒井家宗家当主の酒井忠元。昭和天皇の第一皇女、照宮成子様のご学友で昭和天皇には何度かお会いになっていたようだ。筋金入りの華族様です。
     美智子さまご成婚、昭和天皇崩御、雅子様ご成婚の際にはマスコ...続きを読む
  • ある華族の昭和史 上流社会の明暗を見た女の記録
    明治・大正・昭和として一くくりにされている近代日本だけれど、現代と近代を分けるものは、やはり1945年の敗戦だと思う。
    というわけで、昭和という一つの年代とは言いながら、戦前まで存在していた「華族社会」というものを内側から回想して書かれたのが本書。大名華族の姫として生まれた作者の目を通して、戦前の華...続きを読む
  • 加賀百万石物語
    著者は、世が世なら加賀藩のお姫様。旧加賀藩の藩地に住んでいる人間としては、呼んでおくべきかなぁと思い読みました。