桑田忠親のレビュー一覧

  • 武士の家訓

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    ちょっと前の大河ドラマ「風林火山」で、川中島の戦いを前にして、武田信玄と弟である信繁の会話のシーンがありました。
    その中で、信繁が家訓を書いたと台詞があったのですが、信繁の家訓がどのようなものであったのか気になる方もおられると思います。
    で、この本「武士の家訓」に収録されております。
    内容は、武士の色彩というより、人として成熟するために基本どうあるべきかといった事に重点が置かれている感じがしますね。
     ■いつも決して虚言をいってはならない
     ■か弱い婦女子や貧者、老人にたいしても、軽蔑した態度をとってはならない
     ■学問をなおざりにしてはならない
     ■何事につけても堪忍を忘れてはならない
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    2009年11月01日
  • 武士の家訓

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    中世の武将のものであれば、仏教ライクな道徳観が濃厚。さらに親が子を想う、家系存続の願い。攻められ滅ぼされ、ということの無くなった現代人の感覚とは少し遠いか。

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    2018年10月14日
  • 武士の家訓

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    時代的な共通性もありつつそれぞれに個性があって面白い。やっぱりその人がどういう経験、苦労をしてきたかによって力点が違うのだろうなと、知っているちょっとの史実なんかと照らしてアマチュアらしいニヤニヤを存分に楽しんだ。
    北条氏綱の家訓は感動的だったなぁ。綺麗な人だったのだろうなとひしひし。毛利元就の家訓に切なさというか乱世の厳しさを感じちゃったり、氏郷さんのお手紙に悶えたり、朝倉氏の家訓にちょっとびっくりしたり(いい意味で!!)、盛り沢山に堪能。平易な訳でちゃっちゃか読めたのもよかった。そのうち原文をチェックしたい。

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    2010年10月17日
  • 武士の家訓

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    家訓自体は面白い。名のある武将がこんなことをお家に為に伝えたかったのかと分かるから。

    ただ作者の解説がしつこい。家訓を読めば分かることをくどくど解説している。ページを増やしたかったのかな?

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    2012年02月09日
  • 石田三成

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    桑田先生の三成贔屓本v『賤ヶ岳の七本槍に名を連ねなかったものの『一柳家記』によると、一番槍の功名を上げた者に中に、大谷、石田が居た』とか、いろんなエピソードを絡めて三成の本当の姿をギュッと1冊に詰め込んだ感じでした。

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    2009年10月04日
  • 石田三成

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    謙信より機略に乏しく、光秀より正義感が強く、勝家よりも知恵がある。清正・正則よりも勇気があり、いさぎよさでは幸村にも匹敵する人物・石田三成を徹底的に分析した本です。

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    2009年10月04日