大森みゆきのレビュー一覧

  • 私は障害者向けのデリヘル嬢

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    障害者向けの風俗。
    この「障害者向け」=通常の風俗は障害者に利用しにくい、という逆説的意味をもちます。本文にも、「(障害のある)この体にうまれて、誰かと愛しあったりするのは無理だとあきらめていた」といった障害者の方の言葉があります。

    読み進めながらふと、昔を思い出していました。
    僕は30代なので、思春期は「性同一性障害」という言葉すら存在しなかった。だから、ひたすら自分に言い聞かせて当時は過ごしました。

    “一生、絶対、誰とも心通わすことなく、
    あたたかな家庭を築くこともできないのだ。のぞみをもつと裏切られ、たとえ両想いになったとして、・・・それで、お前は何をどうするんだ?”と。

    自己否定

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    2010年05月15日
  • 私は障害者向けのデリヘル嬢

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    障害者が抱える問題を提起。
    頭ではわかるが、今の私にはこれを大声で訴えることはできない。
    ノーマライゼーションとは言うが、いつか本当に差別のない社会はやってくるのだろうか。
    障害者のいる現実を社会全体で支えなければいけないと思う。

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    2009年10月26日
  • 私は障害者向けのデリヘル嬢

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    セックスボランティア関連。

    とにかく、この問題について考えたい。

    第三者:セックスボランティア
    被ボランティア:たった5センチのハードル
    ボランティア:本書

    ということで、この本を手に取りました。

    まず、このボランティア、
    被ボランティア側のキモチはわかりました。
    でもボランティア側がよくわからない。

    お金をもらうから、
    著者は実際ボランティアではないかもしれない。

    障害者の近くに寄り添って
    そのニーズを埋める。

    結局、たくさん本を読んでも
    うまく整理できなかった。

    でも、こういう事実がある
    という事に気付けたから,
    もし、その事実に自分が直面しても、
    全くしらない状態よりかは

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    2009年10月04日
  • 私は障害者向けのデリヘル嬢

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    障害者の性がどうとかいうよりこの子が気になる。
    良い子すぎて心を壊しちゃう過剰適応系っぽい。

    読み終えてだいぶ経ってから思い出したんだけど、反応がほとんどわからないお客さんへの派遣は誰の要請なんだろう。書いてあったかな?
    本人?ほとんど反応しないのに?
    家族やボランティアやヘルパーなどの介護者?

    このケースでは喜んでいるらしかったけれど、本当に本人の望みなのか?本人がゲイだったら?Aセクだったら?
    先進的な人が善意で障害者にもセックスをという意図で送り込んだのだとしたら。
    ゲイやAセクなのに、抵抗できない・拒絶を表すこともできない状態で女の人にのっかられたら。
    しかもそれは自分の生殺与奪を

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    2013年07月05日
  • 私は障害者向けのデリヘル嬢

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    【本文より】
    「男性に『いっぱい出してますよ』と伝えてあげたほうがなぜか満足する」。

    確かにそのようです。

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    2009年10月07日
  • 私は障害者向けのデリヘル嬢

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    読みやすい本でした。
    専門的な事も書いていないし、難しい事は書いてなくて著者が障害者向けのデリヘル嬢として働いた経験や感想などが率直に書かれてます。

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    2009年10月04日
  • 私は障害者向けのデリヘル嬢

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    出てくる単語や表現はギリギリどころかそのものズバリなのに、淡々としていてしすぎていて、全然エロルでない。看護本や介護本に近い感じ。

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    2009年10月04日
  • 私は障害者向けのデリヘル嬢

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    障害者向けのデリヘル嬢がいるなんて、この本を読むまで知らなかった。
    風俗で働く女性は、本当に重労働で体力的にも精神的にも辛いと思うし、ある意味尊敬できる仕事なんじゃないかなと思ってます。

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    2009年10月04日
  • 私は障害者向けのデリヘル嬢

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    作者が障害者向けのデリヘル嬢になった迄の経緯、そこでのお客さんとのエピソード、この業界(障害者の性の問題、作者が在籍した会社の問題)について作者の考えがまとめられている。
    実際、体が不自由な人はどうしているのだろう。ここでの話に登場し、サービスを利用しているのはほんの一部であろう。性の問題は難しい。堂々と話せない、悪いことをしているような感がある。自分自身、女だから、よくわからないが、男の人は、処理しないと駄目なものなのでしょう?恋人ができなくて、一人で処理もできないくらい体の不自由な人は、どうしているのだろうか。
    福祉に携わっているくせに、差別的な発言ばかりで申し訳ないが、純粋に思った感想を

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    2009年10月04日
  • 私は障害者向けのデリヘル嬢

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    衝撃的な題名にひかれて読んでみました。障害者向けのデリヘルがあるなんて知らなかった…
    障害者だから性欲がないとは限らない。そらそーだよな。
    介護士やヘルパーさんに性的欲求をぶつける人も多いらしい。
    ただ、障害者向けデリヘルが少ないのも現状。しかも、やっぱり介護の経験や実習めいたものが必要なんだろうと思う。

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    2009年10月04日
  • 私は障害者向けのデリヘル嬢

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    こういう職業があるだろうことは予想していたけれど、現場にいた女の子の話を読んでいて驚いた。文章は稚拙なんだけれど、あぁ、と思うことがたくさんあった。風俗産業に携わる人、そこへ足を向ける人にどうしても偏見を持ってしまうんだけれど。障碍があると、日常生活や様々なこと、特に恋愛・性愛に関して大きな壁ができてしまうことが現状なのか…。障害者向けといっても、ヘルパーの研修を受けるわけでもない(そのことに著者も疑問を持っていた)けども、やはり障碍があるとどこでも受け入れてくれるわけじゃないんだ…。読後、なんだかすごく胸につっかえる感じがした。

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    2009年10月13日
  • 私は障害者向けのデリヘル嬢

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    ノンフィクションです。考えさせられます。
    食欲、睡眠欲と並んで性欲は人間の三大欲求だもんね、障害者だからってそれを避けてはいけないよね。

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    2009年10月04日