大森みゆきのレビュー一覧
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障害者向けの風俗。
この「障害者向け」=通常の風俗は障害者に利用しにくい、という逆説的意味をもちます。本文にも、「(障害のある)この体にうまれて、誰かと愛しあったりするのは無理だとあきらめていた」といった障害者の方の言葉があります。
読み進めながらふと、昔を思い出していました。
僕は30代なので、思春期は「性同一性障害」という言葉すら存在しなかった。だから、ひたすら自分に言い聞かせて当時は過ごしました。
“一生、絶対、誰とも心通わすことなく、
あたたかな家庭を築くこともできないのだ。のぞみをもつと裏切られ、たとえ両想いになったとして、・・・それで、お前は何をどうするんだ?”と。
自己否定 -
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セックスボランティア関連。
とにかく、この問題について考えたい。
第三者:セックスボランティア
被ボランティア:たった5センチのハードル
ボランティア:本書
ということで、この本を手に取りました。
まず、このボランティア、
被ボランティア側のキモチはわかりました。
でもボランティア側がよくわからない。
お金をもらうから、
著者は実際ボランティアではないかもしれない。
障害者の近くに寄り添って
そのニーズを埋める。
結局、たくさん本を読んでも
うまく整理できなかった。
でも、こういう事実がある
という事に気付けたから,
もし、その事実に自分が直面しても、
全くしらない状態よりかは -
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障害者の性がどうとかいうよりこの子が気になる。
良い子すぎて心を壊しちゃう過剰適応系っぽい。
読み終えてだいぶ経ってから思い出したんだけど、反応がほとんどわからないお客さんへの派遣は誰の要請なんだろう。書いてあったかな?
本人?ほとんど反応しないのに?
家族やボランティアやヘルパーなどの介護者?
このケースでは喜んでいるらしかったけれど、本当に本人の望みなのか?本人がゲイだったら?Aセクだったら?
先進的な人が善意で障害者にもセックスをという意図で送り込んだのだとしたら。
ゲイやAセクなのに、抵抗できない・拒絶を表すこともできない状態で女の人にのっかられたら。
しかもそれは自分の生殺与奪を -
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作者が障害者向けのデリヘル嬢になった迄の経緯、そこでのお客さんとのエピソード、この業界(障害者の性の問題、作者が在籍した会社の問題)について作者の考えがまとめられている。
実際、体が不自由な人はどうしているのだろう。ここでの話に登場し、サービスを利用しているのはほんの一部であろう。性の問題は難しい。堂々と話せない、悪いことをしているような感がある。自分自身、女だから、よくわからないが、男の人は、処理しないと駄目なものなのでしょう?恋人ができなくて、一人で処理もできないくらい体の不自由な人は、どうしているのだろうか。
福祉に携わっているくせに、差別的な発言ばかりで申し訳ないが、純粋に思った感想を -
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