桜井邦朋のレビュー一覧

  • 日本列島SOS 太陽黒点消滅が招く異常気象(小学館新書)

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    太陽の黒点消滅が、気象現象に大きい影響を与えていることを説いた一冊。

    現代だけではなく、古代から黒点の影響が氷河期を招いたり、それによって人類の移動や人口の増減があったりと、非常に勉強になった。

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    2017年05月28日
  • 日本列島SOS 太陽黒点消滅が招く異常気象(小学館新書)

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    ネタバレ

    二酸化炭素の排出による温暖化よりも宇宙線の侵入による影響が大きい、と。太陽の活動が活発になったり沈静化することで地球の磁場に影響が出、その強弱によって宇宙線の侵入量が変わる。太陽光パネルを増設していくことはパネル上の大気を温め、温暖化を加速する。マントル対流の活性化により地球内部からの放熱が増えることで海水温が上がっている。

    宇宙物理学の視点から温暖化を見ると、こうなるという一書。

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    2015年06月15日
  • 日本語は本当に「非論理的」か 物理学者による日本語論

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    「思う」の乱用
    日本語が非論理的なのではなく使い方がダメ
    無駄な副詞はいらない
    穏やかな日本語と日本人気質
    ディベートが生まれにくい
    I言語(論理)とE言語(感情)
    ラテン語は客観的、日本語は主観的 (?)
    NASAゴダード
    太陽物理学、宇宙物理学、高エネルギー粒子

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    2009年12月04日
  • 日本列島SOS 太陽黒点消滅が招く異常気象(小学館新書)

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    地球温暖化が最近どの程度進んでいるのか私はわかりませんが、気象変動が起きているのは事実のようです。この本によれば、温暖化ではなく地球は寒冷化に向かっている様ですね。

    また、今までの日本の歴史を振り返っても、寒冷化の時期に歴史の大変動が起きていることが多かったようです。

    気象変動が先なのか、歴史の大変動が先なのかわかりませんが、今年(2015)の夏は7月の初めこそは暑かったですが、今日(8月30日)の時点で、もう秋のような陽気です。

    この本は地球物理学者の桜井氏が、現在の、太陽と地球の現実を解説しています。スーパー台風、ゲリラ豪雨、爆弾低気圧、これから気にしていこうと思ったキーワードでした

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    2015年08月30日
  • 天文学をつくった巨人たち 宇宙像の革新史

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    ガリレオに端を発する物理学からニュートンをへて
    ガモフの火の玉宇宙論にまで至る流れをザッと追いかける一冊。
    かなり駆け足であるため近代以降の学者に対する言及は薄く、
    成果を追いかけ説明するにとどまった感がある。
    内容も少し難しく、きちんと理解できなかったのが残念。
    近代以前の学者に対してはそれなりにページを割いており
    おもしろかった。

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    2013年04月13日
  • 天文学をつくった巨人たち 宇宙像の革新史

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    天文学史などに関する執筆が多い著者、
    今回も天才とも呼ばれた科学者たちにスポットを当てて、
    簡潔に、でも科学的な妥協はなく書かれてました。

    惜しむらくは、書き口が固いこと。
    もうすこし優しく、そして易しくなればと思います。
    一般向けの新書としてはちょっと難しいかもしれないです。

    加えて、もう少し幅を広げても良かったかなと思います。
    せめて電波天文学…ジャンスキーやリーバーには触れて欲しかった。

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    2012年01月18日
  • 宇宙物理学入門 宇宙の誕生と進化の謎を解き明かす

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    正直半分も理解できんかったけど、ブラックホールが何なのか、どうしてできるのかなどが分かって結構勉強になった。もう一回読もう!!

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    2009年10月04日