高田祐彦のレビュー一覧

  • 新版 古今和歌集 現代語訳付き

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    昼食の際の手待ち時間などで、1日3首位ずつ読みました。
    読み切るのに1年半かかりました。

    1冊の本にこれほど時間をかけることは少ないのですが、興味深かったこともありました。例えば、そのときの季節に合わせて四季の歌を読んでいったことです。
    学校を卒業してから長い時間が過ぎましたが、それでも学校行事は現代人の季節感に影響を与えていて、夏といえばどうしても夏休みの暑さを思い浮かべてしまいます。
    でも、夏の始まりである旧暦4月は、新暦5月後半くらい。
    平安歌人達は、ホトトギスの鳴き声を聞いて夏の到来を感じていました。
    古今集は、そうした平安時代の季節感を追体験させてくれます。

    正直、平安時代以前の

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    2024年07月28日
  • 新版 古今和歌集 現代語訳付き

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    言の葉…
    四季のある国に生まれたことに感謝。
    昔も今も
    恋歌は切なくて美しい
    日本語は素晴らしいと改めて感じる。
    バッグに入れて持ち歩きたい一冊

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    2014年05月06日
  • 新版 古今和歌集 現代語訳付き

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    気が向いた時にひらいて、気分にあった歌を探す。
    季節ごとや、恋など、テーマ別にも歌を探せます。
    歌の表現も切り口も、おもしろいと思うけど、もっと古典を勉強すればさらにおもしろくなるんだろうな。

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    2014年01月27日
  • 新版 古今和歌集 現代語訳付き

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    747「月やあらぬ春は昔の春ならぬわが身一つはもとの身にして」(業平)は、この本の訳ではこう書かれている。
    「月はかつての月ではないのか、春は以前の春ではないのか。わが身一つはもとの身のままで。」……これって訳になってないと思うのだが。ほかにも疑問を覚える訳があり、私としては片桐洋一氏などの訳の方を勧めたい。

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    2018年03月21日