佐藤百合のレビュー一覧

  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    今度は経済の面から見た時のインドネシア。外資、華人、地元民など資本が入り乱れている様子など、興味深い。変わりつつあるというのが、キーワード。

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    2019年06月02日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    少し古いが、著者の目的通り、インドネシアの今を政治経済の角度から的確に伝えている良書。インドネシアでビジネスする際には頭に入れておきたい。
    更なるアップデート版を期待する。

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    2016年10月15日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    インドネシア現地調査に行くためゼミの輪読本として読んだ。
    インドネシアの政治・経済・文化が章ごとにまとめられている。インドネシアの全体像を把握するのに役立つ。
    興味のある分野を深く調べて、深い知識の習得を続けていきたい。

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    2015年08月03日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    インドネシアに関係する日本人必携の便利な本。ユドヨノ政権になって以降の政治的安定の歴史的背景、成長率6%の意味、人口ボーナスの成長促進効果など、インドネシアの過去、現代、未来を考察するのに役立つ。また、現在、インドネシアで活躍する主要人物、政党、財閥、企業がかなりの割合で網羅されている。ガユス事件を取り上げている日本の書物はこれだけと思う。知ったかぶりに便利な図版豊富。数年後に改訂版が出版されるのを願う。また、索引をつけてくれるとありがたいが、これは贅沢か。

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    2012年07月19日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    インドネシアに関して非常に内容の濃い良書だと思います。ぜひこちらのカンボジアミャンマー版も欲しいです。以下備忘録。

    2011年5月インドネシア経済開発加速拡大マスタープラン
    ➡インドネシアが目指すべき将来像

    グローバルな食糧安全保障の基地であり、農業、農園、水産業の各産品と鉱業エネルギー資源の加工センターでありそしてグローバルロジスティクスセンターであるインドネシア

    ➡国内大資本はパーム油や石炭輸出の担い手。一方重工業からは足を抜きつつある。オランダ病現象。

    ➡新興企業家 ハイルル タンジュン
    パラグループ

    ➡ 2004年に民主主義を確立する。政治体制の安定。
    2030年かけてインド

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    2012年05月29日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    一度はBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)に、もう一つの「I]を加えるかとまで云われたが、スハルト政権以後の民主化のうねりでインドネシアは混沌とし(赤狩りで大虐殺があった)、結局経済発展をする機会を逸してしまったインドネシア。今ではVISTA(ベトナム・インドネシア・南アフリカ・トルコ・アルゼンチン)の1つとして数えられる。
    インドネシアは二億人を超える人口大国であり、東西の広さはアメリカ合衆国を超える広さを持つ。またイスラム教国として有名であるが、キリスト教やヒンズー教、仏教も抱える多民俗・多宗教国家である。それが故のコンセンサスによる政治がなされ、今では日韓台に続く民主国家であると

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    2012年04月05日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    手元に置いておくと、新聞が読みやすくなる1冊。

    国がどういった条件でなら、成長していくかがよくわかる。

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    2012年01月31日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    インドネシアの近代を経済的視点から俯瞰した良書。
    2011年発刊だが、今尚大いに参考になる。

    経済成長が続くインドネシアであるが、実際に訪れるとジャカルタには近代的なビルが建つ一方、裏通りには低所得者層の居住区がある。その格差・落差に驚かされる。タイトルに
    『経済大国』とあるが、感覚的には買い被り過ぎ。

    人口ボーナス、民主化の進展、経済テクノクラート(人材)や華人財閥・プリブミ企業の規模拡大など、経済発展の素地は整っており、政治の安定・適切な経済政策がなされることでインドネシアの経済発展はより強固なものになるだろう。

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    2017年01月12日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    政治的な問題が取り除かれつつあること、人口ピラミッドが適した状態にあることから、インドネシアが今後10年以上発展し、経済大国となる可能性があることを分かりやすく説明している。

    今までインドネシアという国についてほぼ無知であった(アメリカより横幅が大きいということすら知らなかった)が、非常に平易で読みやすかったおかげでかなり詳しくなれた気がした。

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    2013年05月25日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    ネタバレ

    JETROアジア経済研究所の方が書かれています。

    やはり,政治,自然災害,治安問題,環境問題,金融市場など,条件と役者は,
    組み合わせとタイミングが重要であると感じた.
    インドネシアにおいて,これからの10年,20年がどのように変化するのか,
    長期的な成長と安定にむけて,どのような努力を今インドネシアが重ねているのか,
    ここに到るまで,どのような足跡があったのか.
    非常に精細で,とてもよくインドネシアのいまがわかる本だったと思う.

    スハルト時代のインドネシアに関する本(20年弱前のもの)を読んだ後だったので,
    変化するインドネシア,という印象が非常に強く残りました.

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    2013年03月13日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    インドネシアの政治、経済、文化的な現状を概説する一書。
    文章は平易で細かくまとめられており、あまりにもインドネシアに対し
    無知であった自分にとってよい入門書となった。
    インドネシアの現状を記した上で、日本との関係を描き
    終章できれいにまとめる構成も飲み込みやすい。

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    2012年08月03日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    インドネシアの魅力について、マクロ的に各国との比較感を持って理解ができる良書。
    読むとインドネシアが政治も含めてまともでバラ色の国のように思えるが、実際に当地に赴いている方に話を聞くとそうでもないとのことなので、話半分に考えておいたほうが良さそうではあるが。

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    2012年07月12日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    佐藤百合著「経済大国インドネシア」中公新書(2012)
    リーマンショックの後2009年秋、欧米の格付け会社がインドネシアの持続的成長能力と財政的安定を評価し、国債の格付けを引き上げた。以来、インドネシアの有望性は世界が注目することとなった。世界代4位の2億4000万人近い人口と豊富な資源を背景とした潜在的な国力は、2004年、ユドヨノ政権になって以降の政治的安定によって、さらに強固な成長要因となっており、中国、インドに続く、アジアの大国へと成長している。

    *インドネシアの有望性をいち早く発券したのは、証券市場関係者であった。2009年6月、モルガンスタンレーは『BRIC'sにもう1

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    2012年04月30日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    ネタバレ

    現在のインドネシアについて知りたい時、この本を読めば間違いない。
    中公新書だけあって中身が濃い。

    インドネシアの成長条件
    ①人口ボーナス(2030年まで)
    ②政治体制の安定とフルセット主義ver2.0

    インドネシアは日本に親しみを感じている。
    これをうまくやればインドネシアといい関係を築けるはず。

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    2012年04月26日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    成田空港で目につき購入し、インドネシアに向かう機内と着いてから読んだ。

    インドネシアの国の成長というのを、過去や現在の政治体制や人口動態などから分析。
    経済という視点でインドネシアの可能性を知れて、旅行く前に読めて良かった!

    実際に2010年夏と2012年冬に行ったことで本書の内容の一部も肌で感じたり、友人から聞いたりした。

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    2012年02月22日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    インドネシアの入門書として読んだ。経済が詳しければもうちょっと楽しめたはず。仕事絡みの読書だったが、この国の資源、人口を含めた潜在力を痛感させられた。まだぼやけた印象だが、再読する機会があるはず。

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    2012年02月19日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    ネタバレ

    日経新聞の紹介で購入。著者の佐藤百合氏は上智⇒インドネシア大⇒アジア経済研究所。
    感想。日本人のビジネスマンが知りたい今のインドネシアのことをわかりやすく教えてくれました。あとがきのコメントの通りです。今までインドネシアのことは、イスラム過激派や東ティモール独立のこととかで、行くのはとても考えられないを思ってましたが、そうじゃないんだよ、と気づかせてくれる本でした。
    備忘録。
    ・大国だ⇒人口、資源、国土(海洋も含め)、貿易拠点になりえる
    ・人口ボーナス⇒(生産年齢人口÷総人口)で計算される比率が上昇される局面。生産物が国の成長に充てられる成長期。でも増加する生産年齢人口が雇用と結び付かないとむ

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    2012年02月19日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    最新のインドネシアを俯瞰する良書。

    スハルト以降の経済面におけるインドネシアの歩みを、政策・市場・要人といったポイントから多面的に解説している。

    インドネシアの成長が人口ボーナスの恩恵によるものであることは広く理解されているところではあるが、その負の面として6%以上の成長を達成しないと労働人口を吸収しきれない、という点はインドネシアのマクロ経済を観察する上で重要な点だと思う。

    第6章において産業界のキーマンについて記述されているが、華人が大半を占める点に驚かされる。この点についても、歴史的・政策的背景が記されているので理解が進む。

    一方、広範なインドネシアの各地域性についての記述は第2

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    2012年02月07日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    インドネシア経済の専門家によるインドネシア経済論。インドネシアが今後経済的に有望であることが論理的に述べられている。インドネシアの学生論文を取り上げ、日本の占領時の残虐さや従軍慰安婦を問題視しているところ(p231)は、中韓によりでっち上げられた米国内の論調を根拠にしていると思われ、真実ではないと思われる。
    「インドネシアの人口ボーナス期間は、タイ、韓国、中国やベトナムよりも長く、2030年まで続くと見られる」p36
    「インドネシアの外交戦略に特徴的なのは、特定の大国の影響下に入らない、二大グループのいずれにも与しない、という思考法である」p95
    「(インドネシアの渋滞が激しいことから)一日

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    2018年11月13日
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

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    刊行から時間が経つが(2011年12月刊行)、インドネシアの「今」と「これから」を知る上で、役に立った。内容はやや専門的で、学術的なところもあるが、わかりやすく解説されていると思う。内容の濃い新書だった。

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    2017年03月19日