血脈(上)

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865円 (税込)

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4.1

話題騒然の大河長篇、待望の文庫化! NHKTVドラマ化!
それは佐藤紅緑が新進女優を狂おしく愛したことに始まった。大正から昭和へ、因縁の炎が佐藤家を焼き尽くす……圧倒的迫力と感動

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  • 血脈(上)
    865円 (税込)
    話題騒然の大河長篇、待望の文庫化! NHKTVドラマ化! それは佐藤紅緑が新進女優を狂おしく愛したことに始まった。大正から昭和へ、因縁の炎が佐藤家を焼き尽くす……圧倒的迫力と感動
  • 血脈(中)
    896円 (税込)
    話題騒然の大河長篇、待望の文庫化! NHKTVドラマ化! それは佐藤紅緑が新進女優を狂おしく愛したことに始まった。大正から昭和へ、因縁の炎が佐藤家を焼き尽くす……圧倒的迫力と感動
  • 血脈(下)
    896円 (税込)
    話題騒然の大河長篇、待望の文庫化! NHKTVドラマ化! それは佐藤紅緑が新進女優を狂おしく愛したことに始まった。大正から昭和へ、因縁の炎が佐藤家を焼き尽くす……圧倒的迫力と感動

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血脈(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    佐藤家に脈々と受け継がれる「荒ぶる血」の大いなる記録。
    激情家揃いの佐藤家の人間は社会性と協調性に乏しく、周りの人間も嵐と乱闘に巻き込み、平穏な暮らしとは無縁の日々を送る。
    特に父・佐藤紅緑と異母兄・サトウハチローに関する物語は圧巻。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    上中下三巻。佐藤愛子にしか書けない傑作だと思う。おもしろエッセイなんかは昔読んだが、サトウハチローの異母妹だったことはおろか、小説家の父佐藤紅緑に至っては名前すら知らなかった私には、まず佐藤家の異常な家族構成とその成り立ちだけでも充分に面白かった。
    大体家族同士なんて、好意も嫌悪も他人よりずっと濃く...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年03月01日

    分厚い本だけど、あっという間に読むことができた。
    この佐藤家の波乱の元凶はお父さんの紅緑さんが
    妻ハルとその子供たちを捨てて、シナに走ってしまったこと。自分のやったことが、息子たちからのお金の無心という形で返ってきているとしかいいようがないと感じた。

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    Posted by ブクログ 2012年01月28日

    佐藤愛子を読んでごらんなさいと言われて、佐藤愛子ユーモア集と一緒に買った本。・・・佐藤家一族の壮絶な人生の始まりです。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    狂気は連鎖する佐藤家の血の歴史。人の人生を淡々と語っているだけだからなのか、とてもヘヴィーでした。でもこういうだらしがないというかいつもどこか行き詰ってしまう感じの人達は一族に一人はいるものかもしれません。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    佐藤愛子による、佐藤愛子の一族の話、「血脈」。
    上巻は愛子が生まれる以前、佐藤紅緑(佐藤洽六)と妻のハルが構成していた佐藤家から始まる。その後、紅緑は女優のシナに傾倒しハルとは離縁。紅緑の葛藤、そして分散していく佐藤家の兄弟を長男であるサトウハチローを中心に描かれていく。

    シナに愛されていない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    にちゃんねる用語でDQNという言葉がありますが、この佐藤家はまさに全員がDQN。す、凄まじい。
    この本を手に取ったきっかけは、NHKのドラマでした。この本が原作だったのですが、ドラマのほうは、「野放図で、でもどこかほっとけない悲しみを漂わせたサトウハチローと、それに振り回される家族の物語」的に描かれ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    著者の一族に流れている、破滅的な『血』をテーマに描かれた、私小説的な作品。
    物語は、著者の父親である、作家の佐藤紅緑と、著者の母親である女優の万里子(シナ)との出会いから始まり、その時から歯車が狂ったように、家族がバラバラになっていく。
    義兄のサトウハチローを始めとして、佐藤家の男達の生き様の凄さ、...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年09月06日

    友人に薦められて上巻中巻下巻一気に読みました。
    佐藤愛子さんの平易で分かり易い文章で読みやすくて引き込まれるのも早かったです。読んでいてここまで人の道から外れた一族ってあるんだなとホント驚きの連続でした。昔のお殿様とかは愛人と言うか妾なんて普通にいたし女性の地位も低かったのでこう言う事もあったんだろ...続きを読む

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