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(1)黒田雪路 ── 二十代前半の青年。殺し屋。拳銃の持ち主。依頼を受けて、女性陶芸家の暗殺を企み中。 (2)岩谷カナ ── 大学六年生(誤植ではない)。駄目人間。拳銃の持ち主。働くために外出中。 (3)首藤祐貴 ── 高校三年生。気になっていた片想いの相手の跡を追いかけ中。 (4)時本美鈴 ── 小学六年生。顔立ちが整った少女。拳銃の持ち主。『嫌いな人』 ランキングの六位を殺そうと街を徘徊中。 (5)緑川円子 ── 陶芸家。頭には常にタオルな妙齢の女性。年齢不詳な、金髪青スーツな弟子と、個展会場に向かい中。 (6)花咲太郎 ── ロリコンな 「閃かない探偵」。依頼され、なくしてしまった拳銃を捜索中。 6丁の拳銃を巡って、6人の運命が、今転がり始める。
...続きを読む※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2012年09月28日
様々な年代の男女が拳銃を巡って奔走したりする群像劇。
入間先生の作品としては珍しく、三人称視点で話が進んでいきますが、寧ろいつもより読みやすくなっていて良かったです。また、主要六人の視点がころころと入れ代わりますが、最後まで混乱する事無く読み進められました。
何の関わりも無かった六人が一発の銃声...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月21日
6人の登場人物による拳銃をめぐる群像劇。
それぞれ個性のあるキャラクターたちが織り成す、
ミステリアスでちょっぴりスリリングな物語の展開は魅力的でした。
1巻はまだまだ序章といった感じなので、ぜひ2巻以降も読みたいところ。
前半は少し展開が遅くて飽きてしまいそうでしたが、
事が起こってからはドキド...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月07日
入間さんの三人称小説を、たぶんはじめて読みました。
いつもの独特な語りがちょっとだけ抜けていた?かな?という印象。
一巻完結だと思っていたので、続くの文字に驚きました。でもタイトルを見て納得。
巻が進むにつれてどんどん面白さが増す作品なのだろうと思う。
花咲さんと黒田さんの会話が好きなので、二巻に...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月31日
6人の男女の拳銃を巡る群像劇、と聞いて買ってみました。
入間作品は『多摩湖さんと黄鶏くん』に続きこれが2冊目。 視点がころころかわる事と文体の違いに戸惑いますがそれも最初だけ。 あとはサクサク読み進められましたね。
全6巻予定ということで今後も楽しみなシリーズです。 しかしゲームの『街』を未だにやっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月23日
全6巻予定作品の1冊目。群青劇、6つの拳銃を巡る物語ってことですかね。まぁ、他作品のキャラもいろいろと登場しているようで、彼らがどのように混ざっていくのか気になるところ。みーまーからも出てたみたいですけど、あの作品は読んだことないのでよく分からず。とりあえず、勢いのままに人を殺してしまった少年がこの...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月22日
年齢も立場もバラバラな6人の群像劇。
入間作品のキャラが濃く出ていたかなという感じです。「殺してやる!」という分かりやすい殺意ではなく、無表情のままサクッと刺し殺しちゃう、みたいな。自然に狂った人間の怖さがよく出ているなと思いました。
相変わらず自作のパロディはよく出てくるけど、あまり目障りでは...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月12日
群像劇、そしてラノベを読むのは初めてだった。散々ラノベの批判を聞いてきたが、そこまで悪くいうこともないと思う。「内容があるか?」と聞かれるとないのかもしれないが、物語が面白いので良いと思う。また、創作をするときにキャラクターや行動などの引き出しになるという面で、良いと思う。ただ、ずっとラノベばかり読...続きを読む
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