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黒猫が鴨志田陽の前を横切った。
「今ので753回目……黒猫が横切ると不吉なことが起こる。そんな迷信信じたくないが、こうも多いと気にならないほうがおかしい……」
リストラから心機一転、浄水器のセールスを始めた陽だったが、全く売れずに、肩を落として歩いていると、目の前をまた違う黒猫が横切る。仕事もままならず、半同棲中の彼女から妊娠を告げられるも結婚に踏み切れない陽。
そんな中、父の七回忌がやってきた。陽の父はかつて「黒猫占い師」として話題になり、家族よりも黒猫とばかり過ごしていた。陽は、父も黒猫も大嫌いだった。七回忌を済ませ、実家の父の書斎でうたたねしていると二匹の黒い子猫が現われた。その二匹は、かつて父が飼っていた黒猫のルーとシーに似ていた……。
その二匹が、陽の人生に転機を与えることを、その時の陽はまだ知る由もなかった……。
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Posted by ブクログ 2013年01月26日
普通では考えられないほど黒猫に前を横切られる鴨志田陽。
リストラされ無職になり、彼女からは妊娠を告げられる。そんな中、占い師をしていた父親の七回忌で実家へ。そこで、父親が、占いで使っていた黒猫2匹とそっくりな子猫と出会う。黒猫に良い思い出のない陽だが、家で面倒を見ることになってしまう。
何もかもう...続きを読む
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