「自己否定感」怖れと不安からの解放

「自己否定感」怖れと不安からの解放

1,870円 (税込)

9pt

4.0

【内容】
人間は「自己否定感」を刺激されたときに最もエネルギーを発揮する生き物です。
「自己否定感」というのは、世の中ではとんでもない悪役にされていますが、じつは努力、頑張り、向上意欲などの源泉でもあります。
経済が大きく成長し、文明が素晴らしく発展してきたのも、「自己否定感」を社会の推進力に使ってきたためです。
こうして、人類社会は、過去数千年間にわたって「自己否定感」に秘かに支配されてきました。

しかしながら、いままさに、人類はそこから卒業しようとしています。
人類全体に、ひとつの意識の変容の大きな波が押し寄せてきているのです。
本書は、そうした背景の中で、人生を豊かにするために必要な「希望の光と指針」を見出す案内書となるはずです。

【目次】
第1章 社会の上層部の人ほど「自己否定感」は強い?
第2章 キリスト教の「原罪」と人類共通のもの
第3章 心の奥底に巣くうモンスターたち
第4章 あらゆる争いの源にあるもの
第5章 「怖れと不安」を刺激する社会
第6章 大企業で起きた「シャドーの投影」
第7章 天外が講演中に泣いた日
第8章 「蝶」が飛んでいる「安心・安全の場」
第9章 「怖れ」がなくなると計画や目標もいらない?
第10章 人類の目覚め
第11章 これからの日本が進む道

【著者】
天外伺朗(テンゲシロウ)
工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。
上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス 研究所(株)所長兼社長などを歴任。
現在、「ホロトロピック・ネットワーク」を主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導。
また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている。
さらに2014年より「社員の幸せ、働きがい、社会貢献を大切にする企業」を発掘し、表彰するための「ホワイト企業大賞」も主宰している。
著書に『実存的変容』、『「ティール時代」の子育ての秘密』、『「人類の目覚め」へのガイドブック』、
『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・共著)、『自然経営』(武井浩三・共著)など多数。

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「自己否定感」怖れと不安からの解放 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年07月17日

    著者は、昨今の学校や会社では激しい競争状態が作られ、恐れと不安を刺激して「自己否定感」が強化されていると危惧する。さらにはこの恐れを掘り下げると死の恐怖に繋がっており、これらの「自己否定感」は「抑圧されたネガティヴな衝動」でもある。

    これらの衝動による不快感が意識レベルに上がってくると、その存在理...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月21日

    著者の土井利忠氏はソニーの元役員。ソニー在籍中から使用しているペンネームである「天下伺朗」は、1970年代の手塚治虫の名作漫画(怪作?)の「奇子」の登場人物名であり手塚氏本人からの承諾を得て使用しているらしい。

    奇子という作品は、手塚作品としては珍しくエログロが明確に描かれている大人向けの作品。戦...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年08月23日

    深層心理学やら、トランスパーソナル心理学、各種宗教の理論を網羅的に整理して紹介している本。
    自己否定感に基づき、不安、恐怖に駆られた努力、成長から解放されて、実存的変容を遂げると次はティールになるとのこと。ティール組織の本が、メジャーになる中で、実際この様な流れはあるのかも。
    実存的変容を遂げる前の...続きを読む

    0

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