我は、おばさん

我は、おばさん

1,760円 (税込)

8pt

『更級日記』から『マッドマックス 怒りのデス・ロード』まで、古今東西の文学・エンタメ作品をひもとき、ポジティブに「おばさん」を再定義する、カルチャー・エッセイ。ジェーン・スーさんとの特別対談も収録! 大手出版社で編集者としてキャリアを積み、現在はマンハッタン在住で文筆業の傍らコメンテーターとしても活動する著者の最新刊。

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我は、おばさん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年08月20日

    おばさんー「あなたたちだけでは通してもらえない道も、私が押せば閉ざされた関門が開くかもしれない、他に困ってることはないの?と腕まくりしてくれる、大人の女性だ」。未来の子どもたちのために、そんなふうに歳を重ねたいものだ。盛りだくさんの内容だった!

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    Posted by ブクログ 2022年07月21日

    エッセイかと思って買ったから最初は少し驚いたけど、途中から夢中で読んだ。これは面白い…
    こんなおばさんになれるかな、なりたいな、と思ったし、こんなおばさんたちに助けられながら生きてきたんだな、とありがたさがジワジワと。
    おばさんの話を通して女性蔑視やシスターフッドなども書かれていて、そうそう!と同意...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月02日

    無数の小説、漫画、映画、実際の女性から、素敵なおばさんたちが小気味良く紹介され、なんかさっさとおばさんになりたいかも!とだんだんワクワクしてくる、アラサー女にとって希望でしかない一冊。
    古典では『更級日記』『若草物語』、最近の小説では松田青子『おばちゃんたちのいるところ』、漫画ではヤマシタトモコ『違...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月06日

    最近、自分の心の中での一人称がちょいちょいおばさんになるので読んでみた。
    年をとる=女性は人間としての価値を失う、みたいな価値観は変わったらいいなと思うし(逃げ恥でゆりちゃんが言っていたことに通ずる)、将来私が結婚しなくても、子どもを産まなくても、胸をはっておばさんと呼ばれたい。おばさん、次世代のみ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月23日

    第一部 未来を向いて生きる中年
    第二部 母とは異なる価値観の提示
    第三部 少女でもなく、老婆でもなく
    第四部 社会の中に居場所を作る
    第五部 おばさんになる方法
    ジェーン・スー×岡田育 巻末特別対談


    岡田育さんは20歳近く年下なので、私が自分のことも同じ「おばさん」に括るには、大雑把に過ぎるかも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月02日

    その言葉からして男性からも女性からも忌み嫌われ、存在せず愛されず、その苦労がことごとく無視されてきた“おばさん”を再定義し我々の手の中に取り戻すパワフルな一冊。

    バーティカルな血縁の中で強化され再生産される価値観の息苦しさを斜め上からぶった斬る存在として。
    シスターフッドに護られるだけでなく、シス...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月31日

    発売されて間もない今、「おばさん」の入り口に立つ者としてこの本を読むことができたことを幸運に思う。

    紹介されている色々な「おばさん」像を噛み砕きながら、自分ならどんなふうに、何を下の世代に残せるかな……と考えながら読んだ。
    「非・おかあさん」というある意味無責任な立場からしかできないこと、やらなき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月29日

    人生で30年くらい続くおばさん世代。
    絶対に楽しく生きないと損だ。
    繰り返しがやや多くて飛ばしたところもあるが、
    おばさんが生計を立てるための職業とか歴史的な背景とか学ぶことが出来て、勉強になった。

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    Posted by ブクログ 2023年06月24日

    おばさんについて
    あらゆる文献をもとに記されていて
    面白かった
    更科日記の菅原孝標女が好きになった
    本当におばさんの地位向上を真に願います

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    Posted by ブクログ 2022年07月11日

    著者のTwitterスレッドをよく読むのでタイトルだけ見て軽いエッセイのつもりで購入した。読み始めたら、参考文献ドカドカ出てきて驚きながら読んだ。
    古い価値観を変えていきたいという姿勢に、著者の岡田さんが負け犬の酒井順子さんとは一回り下の世代であることをヒシヒシと感じた。

    子供がいない「非・おかあ...続きを読む

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