無実の罪で処刑される直前に、三年前まで時を逆戻りした伯爵令嬢ミラ。今度こそ処刑ルートを回避してやると誓ったはずが、自分に死刑を宣告した王太子フレイシスに心を寄せられて大ピンチ! なのに、こんなに彼との会話が楽しいのはなぜなの……?
※サイン版との重複購入にご注意ください。
いちおタイムスリップものになるのかな?
よくあるヒロインが断罪される直前にタイムスリップしてやり直していくお話だけれど、ヒロインの自分をかえりみて、気付いて考えて変わっていく姿が素敵でした。面白かった!
タイトルに「華麗な」と入っていたので、スマートに回避していくのかなぁと思っていました。
が、ミラは悩んだり恐怖したり迷ったりと色々、葛藤しながら処刑回避に向かって頑張っていました。そんなミラに好感を持てました。
科学者であるヒロインと魔力故病弱だったヒーローのお話。
一度処刑されタイムスリップしたのに、避けたい王太子に逆に気に入られるパターン。ただヒロインが科学者であるのが他との差別化ができていて良かったです。
聖女様もキチンと断罪?されていてスッキリしました。
Posted by ブクログ 2021年06月06日
無実の罪をよりによって(異世界からやって来た)聖女によって着せられたミラ。
死ぬ間際に本人からネタバレされれば、そりゃ死んでも死にきれないと思う。
それが時間逆行の魔法発動のきっかけとなった。
そこからの人生やり直しのお話。
前半は死刑宣告をした王太子フレイシスの動向にハラハラ、後半はついにやって...続きを読む
冒頭からどうなるのかとハラハラしましたが、すごくおもしろい展開でハッピーエンドになってよかったです。
主人公もヒーローも意外性がありながら読者から遠くない人のように描かれていて(そりゃ魔法が使えるのは遠いけど)、親しみを持てる内容でした。
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